メッセージウィンドウを調整【RPGツクールMZプラグイン】

2026/08/23

 メッセージウィンドウに対して様々な調整を行います。
 例えば、ウィンドウのサイズや位置、行間などを調整できます。
 以下のゲーム画面ではフォントを大きくし、表示文章を3行にすることで読みやすくしています。



目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

メッセージ表示の3行化(3-line Message Display)

ウィンドウサイズの可変化(Variable Window Size)

ウィンドウの画像化(Window Imaging)ver1.04

マスク画像機能(Mask Image Function)

ウィンドウ端を見せない(Horizontal Window)

プラグインパラメータ

<メッセージウィンドウ>(MessageWindow)

ウィンドウの横幅(WindowWidth)
ウィンドウの縦幅(WindowHeight)
ウィンドウのX座標(WindowX)
ウィンドウのY座標(WindowY)
一行の縦幅(LineHeight)
文章のX座標調整(AdjustMessageX)
文章のY座標調整(AdjustMessageY)
文章のフォントサイズ(MessageFontSize)
ウィンドウの不透明度(WindowOpacity)
ウィンドウ枠を非表示(HideWindowFrame)ver1.04
ウィンドウ画像(WindowImage)ver1.04
ウィンドウ画像のX補正(AdjustWindowImageX)ver1.04
ウィンドウ画像のY補正(AdjustWindowImageY)ver1.04
ウィンドウ画像(名前付)(WindowImageName)ver1.04
マスク画像(MaskImage)
マスク対象外の不透明度(NoMaskOpacity)
アイコンのY座標修正(FixIconY)

<名前欄>(NameBoxWindow)

名前欄のX座標補正(NameBoxAdjustX)
名前欄のY座標補正(NameBoxAdjustY)
名前欄の一行の縦幅(NameBoxLineHeight)ver1.05
名前欄文章のX座標補正(NameBoxAdjustTextX)ver1.05
名前欄文章のY座標補正(NameBoxAdjustTextY)ver1.05
名前欄のフォントサイズ(NameBoxFontSize)
名前欄の不透明度(NameBoxOpacity)
名前欄の枠を非表示(HideNameBoxFrame)ver1.04
名前欄の重なり対応(OverlapNameBox)ver1.04
名前欄画像(NameBoxImage)ver1.04
名前欄画像のX補正(AdjustNameBoxImageX)ver1.04
名前欄画像のY補正(AdjustNameBoxImageY)ver1.04

<選択肢>(ChoiceWindow)

選択肢のX座標修正(FixChoiceX)

導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMZ専用です。

 NRP_MessageWindow.js ver1.051(2026/08/23)

更新履歴(History)


2026/08/23(ver1.05 -> 1.051)


2024/03/06 -> 2025/04/21(ver1.04 -> 1.045)

  • メッセージウィンドウと名前欄の画像表示機能を追加。
  • メッセージウィンドウ画像と名前欄画像の座標調整機能を追加。
  • メッセージウィンドウと名前欄の枠を非表示にする機能を追加。
  • 名前欄の重なり対応を追加。
  • メッセージ送りすると、名前欄の画像が消えてしまう不具合修正。(ver1.041)
  • 話者名がないメッセージでも名前欄の画像が表示されてしまう不具合修正。
    (2024/03/10 ver1.042)
  • 外部プラグインから縦幅の異なるメッセージウィンドウを呼び出した場合、ウィンドウ画像を適用しないように対応。(2024/03/26 ver1.043)
    ※主に自動回復プラグインとの競合対策です。
  • 画面の幅とUIエリアの幅が不一致の場合に『名前欄の重なり対応』をオンにすると名前欄の位置がズレる不具合修正。(2024/12/11 ver1.044)
  • ウィンドウのX座標が空白の場合、位置が少し左にズレてしまう不具合修正。(2025/04/21 ver1.045)

2023/09/28(ver1.03)


2023/07/26(ver1.02)

  • MVでの挙動が色々と怪しいので、とりあえずMZ専用に変更。
    ※一応動かないことはないですが、『一行の縦幅』が機能しません。

2023/01/16 -> 2023/07/25(ver1.01 -> 1.001)

  • 外部プラグインから縦幅の異なるメッセージウィンドウを呼び出した場合、マスク機能を適用しないように対応。
    また、それに伴いマスク対象外の不透明度を追加。
    ※主に自動回復プラグインとの競合対策です。
  • MVにて、文字サイズが小さくなってしまう不具合修正。
    (2023/07/25 ver1.011)

2022/10/15 -> 2022/11/05(ver1.00 -> 1.002)

  • 公開!
  • 選択肢が表示されなくなる不具合修正。(2022/10/18 ver1.001)
  • ウィンドウサイズを可変にした場合、文字が表示されないことがある不具合修正。(2022/11/05 ver1.002)

メッセージ表示の3行化(3-line Message Display)


 前述の通り、フォントを大きくしてメッセージを3行表示にすれば、文章を読みやすくすることができます。


 調べてみれば分かりますが、今時のJRPGやADVは2〜3行+名前欄というスタイルが主流です。


 MZデフォルトの4行+名前欄というスタイルは、文字が小さく文章量が多くなりがちなので読みづらいです。
 何も考えず初期状態を踏襲することはあまりオススメしません。

 なお、単純にフォントサイズを拡大すると窮屈になるので、『一行の縦幅』を広くすることがポイントです。
 特に漢字にルビを振るプラグインと併用する場合は、行間を広めに取ることをオススメします。

ウィンドウサイズの可変化(Variable Window Size)


 ほとんどの項目で数式が使用可能です。
 例えば『ウィンドウの縦幅』を「$gameVariables.value(1)」にすれば、変数1の値によって、メッセージウィンドウの縦幅が変化するようになります。

 例えば「一枚絵を表示するシーンでは文章を2行にしたい」といった場合に便利です。

ウィンドウの画像化(Window Imaging)ver1.04


 メッセージウィンドウおよび名前欄を画像で表示することができます。
 画像はimg\systemフォルダに配置してください。

 メッセージウィンドウと名前欄で別々の画像を使用する方法と、名前の表示がある場合のみ、別の画像を使用する方法の二通りに対応しています。
 以下は名前欄の表示がある時とない時で、別のウィンドウ画像を使用した例です。



 また、そのままだと元のウィンドウが残ってしまうため、不透明度を0にした上で、枠を非表示にしてください。
 ※元のウィンドウを残した上で画像で装飾しても構いません。

マスク画像機能(Mask Image Function)


 『マスク画像』を設定することで、ウィンドウの透明度を細かく設定できます。
 マスク画像はsystemフォルダに配置してください。
 ※ぶっちゃけ、ver1.04で追加したウィンドウの画像化機能を使ったほうが自由度も高く便利だと思います。



 例えば、ウィンドウの右側だけ透明度を上げるといった調整ができます。マスク画像の白い部分が不透明で、黒い部分が透明となっていることが分かるでしょうか。
 ※上記のマスク画像をそのまま使用してもよいですし、ペインターのグラデーション機能などで最適なマスク画像を作っても構いません。

 なお、RPGツクールMVではなぜか機能しないのでMZ専用です。

マスク対象外の不透明度(NoMaskOpacity)

 メッセージウィンドウにマスクを適用できなかった場合の不透明度です。
 外部プラグインによって、通常とは異なる幅のウィンドウが表示された場合を想定しています。

ウィンドウ端を見せない(Horizontal Window)


 少し工夫すれば、以下のゲーム画面のようにメッセージウィンドウの端を見せないようにできます。


 特別な設定をしているわけではなく、以下の方法で実現しています。

  • 『ウィンドウのX座標』にマイナス値を入れて左に寄せる。
  • 『ウィンドウの横幅』を大きくして画面右まで伸ばす。
  • 文章が左に寄るのが気になる場合は『文章のX座標調整』を足しておく。

プラグインパラメータ


<メッセージウィンドウ>(MessageWindow)

ウィンドウの横幅(WindowWidth)

 メッセージウィンドウの横幅です。
 初期値は「Graphics.boxWidth」です。

ウィンドウの縦幅(WindowHeight)

 メッセージウィンドウの縦幅です。
 初期値は「this.fittingHeight(4) + 8」です。

 上記は「4行分の縦幅+8ピクセル」という意味です。
 数値を好きな行数に変えてもいいですし、別にベタで直接数値を入力しても構いません。

ウィンドウのX座標(WindowX)

 メッセージウィンドウを表示するX座標です。

ウィンドウのY座標(WindowY)

 メッセージウィンドウを表示するY座標です。
 初期値:(this._positionType * (Graphics.boxHeight - this.height)) / 2

 『this._positionType』というのがウィンドウ位置の上中下に相当します。基本的には初期値で構いません。

一行の縦幅(LineHeight)

 文章の一行当たりの縦幅です。
 初期値は36です。

文章のX座標調整(AdjustMessageX)

文章のY座標調整(AdjustMessageY)

 文章のX座標およびY座標を調整します。

 ※立ち絵プラグインの『文章のX座標調整』『文章のY座標調整』と併用した場合は、あちらが優先されるのでご注意ください。

文章のフォントサイズ(MessageFontSize)

 文章のフォントサイズを個別に変更できます。
 システム2側でも設定できるので、不要な場合は空欄にしてください。

ウィンドウの不透明度(WindowOpacity)

 メッセージウィンドウの不透明度です。
 255で完全な不透明になります。

ウィンドウ枠を非表示(HideWindowFrame)ver1.04

 メッセージウィンドウの枠を非表示にします。

ウィンドウ画像(WindowImage)ver1.04

 ウィンドウ用の画像です。

ウィンドウ画像のX補正(AdjustWindowImageX)ver1.04

 ウィンドウ画像のX座標を調整します。

ウィンドウ画像のY補正(AdjustWindowImageY)ver1.04

 ウィンドウ画像のY座標を調整します。

ウィンドウ画像(名前付)(WindowImageName)ver1.04

 名前欄がある場合、通常のウィンドウ画像の代わりに使用する画像です。
 メッセージウィンドウと名前欄を統合するような画像を使用したい場合に設定してください。

 なお、以下の調整が必要となります。

  • 『名前欄の重なり対応』をオンにする。
  • 『名前欄の不透明』を0にする。
  • 『名前欄の枠を非表示』をオンにする。
  • 『ウィンドウ画像のY補正』で画像位置を調整。(任意)

 この項目を使わず、下の名前欄画像を別に設定する方法もあります。

マスク画像(MaskImage)

 ウィンドウに半透明処理を施すマスク画像です。
 この機能はMZ専用です。

アイコンのY座標修正(FixIconY)

 一行の縦幅を変更した時に、アイコンのY座標がズレる問題を修正します。

<名前欄>(NameBoxWindow)

 名前欄に関する項目です。
 ツクールMVでは存在しないため無効です。

名前欄のX座標補正(NameBoxAdjustX)

 名前欄のX座標補正値です。

名前欄のY座標補正(NameBoxAdjustY)

 名前欄のY座標補正値です。

名前欄の一行の縦幅(NameBoxLineHeight)ver1.05

 名前欄の一行当たりの縦幅です。
 空欄なら標準の縦幅を使用します。

名前欄文章のX座標補正(NameBoxAdjustTextX)ver1.05

 名前欄文章のX座標を調整します。

名前欄文章のY座標補正(NameBoxAdjustTextY)ver1.05

 名前欄文章のY座標を調整します。

名前欄のフォントサイズ(NameBoxFontSize)

 名前欄のフォントサイズです。

名前欄の不透明度(NameBoxOpacity)

 名前欄の不透明度です。
 255で完全な不透明になります。

名前欄の枠を非表示(HideNameBoxFrame)ver1.04

 名前欄の枠を非表示にします。

名前欄の重なり対応(OverlapNameBox)ver1.04

 名前欄が重なっても、メッセージウィンドウが消えないようにします。
 名前欄の位置をメッセージウィンドウと重なるような配置にしたい場合はオンにしてください。

名前欄画像(NameBoxImage)ver1.04

 名前ウィンドウ用の画像です。

名前欄画像のX補正(AdjustNameBoxImageX)ver1.04

 名前画像のX座標を調整します。

名前欄画像のY補正(AdjustNameBoxImageY)ver1.04

 名前欄画像のY座標を調整します。

<選択肢>(ChoiceWindow)

 選択肢に関する項目です。

選択肢のX座標修正(FixChoiceX)

 選択肢ウィンドウのX座標をメッセージウィンドウに合わせます。

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posted by 砂川赳 at 19:36 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マップ選択&移動画面を実装【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2026/08/22

 選択した地点(マップ)に移動するための画面を実装します。
 ※いわゆるファストトラベルやルーラに相当する機能です。


主な特徴

  • フィールドと地図を対応させて各地点を表示
  • 地図画像はエディタから出力するだけでOK
  • コモンイベントによって演出可能
  • メニュー画面に追加可能
  • 地点名の横にスイッチ切替によるアイコン表示が可能
    イベント発生中の地点を知らせるなど。
  • 移動を禁止すれば、単なる地図としても利用可能

 当プラグイン内で指す『フィールド』とは地図に対応するマップを意味します。
 基本的にはフィールドと地点(町やダンジョン)を対応させる想定ですが、以下のような町と施設を対応させた移動画面を作成しても構いません。


目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

素材(Material)

使用方法(Usage)

基本

移動演出を追加

地図を表示

地図上に地点を表示

現在地の表示

MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)

MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)


プラグインパラメータ

地点一覧(SpotList)

地図設定一覧(FieldMapList)

シンボル画像一覧(SymbolList)

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

マップID変数(MapIdVariable)

X座標変数(XVariable)

Y座標変数(YVariable)

識別用変数(IdentifierVariable)

自動更新(フィールド脱出)(UpdateWhenExitField)

自動更新(地点進入)(UpdateWhenEnterSpot)

最寄の地点を初期選択(SelectNearestSpot)

現在地のシンボルID(CurrentSymbolId)

選択地点のシンボルID(SelectedSymbolId)

地点一覧の横幅(SpotListWidth)

地点一覧の一行の縦幅(SpotListLineHeight)

地点一覧のフォントサイズ(SpotListFontSize)

解説枠の縦幅(HelpHeight)

解説文のY座標補正(HelpTextAdjustY)

解説文のフォントサイズ(HelpTextFontSize)

参照専用時は灰色表示(ReadOnlyGray)

メニューコマンドに表示(ShowMenuCommand)

メニューコマンド挿入位置(ShowMenuCommandPosition)

メニュー表示名(TravelName)

表示許可するスイッチ(MenuCommandSwitch)

マスク文字列(MaskString)

禁止するスイッチ(DisableSwitch)

[上級]記号(TravelSymbol)

参照専用(ReadOnlyMenu)

開始時コモンイベント(StartCommonEvent)


プラグインパラメータ(地点情報)

地点名(SpotName)

説明文(Description)

移動先マップID(TransferMapId)

移動先X座標(TransferX)

移動先Y座標(TransferY)

移動後の向き(TransferDirection)

移動先識別値(TransferIdentifier)

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

移動先(複数)(ChoiceSpots)

アイコン(複数)(Icons)

地図用マップID(FieldMapId)

地図用X座標(FieldX)

地図用Y座標(FieldY)

座標更新用マップID(LocationUpdateMapId)

シンボルID(SymbolId)

一覧表示スイッチ(ListingSwitch)

点表示スイッチ(PointSwitch)

選択禁止スイッチ(DisableSwitch)


プラグインパラメータ(地図情報)

マップID(MapId)

マップ画像(MapImage)

背景色(BackgroundColor)

現在地用マップID変数(CurrentMapIdVariable)

現在地用X座標変数(CurrentXVariable)

現在地用Y座標変数(CurrentYVariable)

有効とするスイッチ(ValidSwitch)


プラグインパラメータ(シンボル情報)

シンボルID(SymbolId)

メモ(Memo)

シンボル画像(SymbolImage)

点滅周期(BlinkPeriod)

不透明度(Opacity)

シンボルの色(SymbolColor)

シンボルの半径(SymbolRadius)


プラグインパラメータ(アイコン情報)

アイコン番号(IconIndex)

文字色(NameColor)

表示スイッチ(DispSwitch)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_MapTravel.js ver1.08(2026/08/22)

素材(Material)


 上記のサンプルで使用している現在地用のシンボル画像です。武器画像のロッドを改変したものですが、お好みでご使用ください。


 ちなみに画像を設定しない初期状態だと、水色の丸で現在地を表示します。

更新履歴(History)


2026/08/22(ver1.08)


2025/05/25(ver1.07)


2025/05/23(ver1.06)


2024/12/16(ver1.05)


2024/09/20 - > 2024/11/01(ver1.04 -> 1.042)

  • シーン開始のプラグインコマンドにカーソルの初期識別値を追加した。
  • MVにて、アイコン表示時にエラーとなる不具合修正。
    (2024/11/01 ver1.041)
  • MVにて、アイコンが表示されない不具合修正。(2024/11/01 ver1.042)

2023/08/06 -> 2024/08/08(ver1.03 -> 1.031)


2022/11/02 -> 2023/04/03(ver1.02 -> 1.022)

  • 別フィールドのマップを表示している時も、地図に現在地が表示されてしまう不具合修正。
  • 地点名の文字色変更機能を追加。
  • MVで動作しない不具合修正。(2022/11/05 ver1.021)
  • メニューコマンドの挿入位置が想定通りにならないことがある不具合修正。
    (2023/04/03 ver1.022)

2022/06/13(ver1.01)


2021/12/30 -> 2022/05/24(ver1.00 -> 1.001)

  • 公開!
  • 表示する地点がない場合にエラーとなる不具合修正。

使用方法(Usage)


 設定内容の多いプラグインなので、段階に分けて説明します。
 まずは地図を使わない方法から始めます。

基本

 まず地点一覧をプラグインパラメータに登録します。

  • 『地点名』
  • 『移動先マップID』
  • 『移動先X座標』
  • 『移動先Y座標』

 などの情報を指定してください。

 また『一覧表示スイッチ』を指定すれば、スイッチがオンになるまで地点は表示されなくなります。

 これでプラグインコマンドを実行すればOKです。
 ※パラメータは指定不要


 シンプルなマップ選択&移動画面が実現できます。

移動演出を追加

 しかしながら、上記だけでは場所移動の演出もなく味気ないです。
 そこでコモンイベントを呼び出すことで演出を追加します。

  • 『移動用コモンイベント』
  • 『マップID変数』
  • 『X座標変数』
  • 『Y座標変数』

 の各プラグインパラメータを設定してください。
 ※いずれも地点一覧ではなく通常のパラメータです。

 この際、指定したコモンイベント内に、自力で場所移動処理を記述する必要があります。パラメータで指定した変数に座標情報が格納されるので、場所移動先をその変数で指定してください。


 後はイベントコマンドで好きなように演出を追加してください。
 移動に失敗して、別の場所に飛ばされるなんて変わったこともできます。


地図を表示

 フィールドに対応する地図を表示し、各地点を地図上の点(シンボル)として表示することが可能です。

 まずは地図画像を用意してください。
 最も簡単なのはマップツリー上で地図を作成したいマップを選択し、右クリックで「画像として保存」を選択して出力する方法です。


 用意した画像をピクチャーとして『地図設定一覧』に登録し、マップIDと紐付けてください。

 なお、自力で地図を加工したり完全に自作しても構いません。
 比率さえ合っていれば、地図のサイズも自由です。

地図上に地点を表示

 『移動先マップID』『移動先X座標』『移動先Y座標』の各項目にフィールド上の座標を設定しているならば、この時点で地図上に地点がシンボルとして表示されるようになります。


 問題は、移動先が町の中などフィールド以外だった場合です。
 その町が世界地図上のどの座標にあるのかを設定しなければなりません。地点毎に対応する座標を入力する必要があります。

  • 『地図用マップID』
  • 『地図用X座標』
  • 『地図用Y座標』

 の各項目を設定してください。

 なお、シンボルをゲームの開始時から表示したくないという場合は『点表示スイッチ』を設定して切り替えてください。
 『一覧表示スイッチ』と同じ番号のスイッチでも構いません。

現在地の表示

 地図上にプレイヤーの現在地を表示するのは意外に困難です。
 フィールド上にプレイヤーがいるなら、現在の座標を参照するだけですが、町やダンジョン内にいる場合は、そうもいきません。


 よって、地点内にいる場合もフィールドの座標情報を保持する必要があります。
 まず、プラグインパラメータの地図情報に以下項目を設定し、保持する変数を決めてください。

  • 『現在地用マップID変数』
  • 『現在地用X座標変数』
  • 『現在地用Y座標変数』

 このプラグインでは、以下二つの自動化手段を用意しています。

1.フィールドから地点へ場所移動した際の座標を保持する。

 ただし、イベントなどで地点から地点へ移動した際は当てになりません。
 最初に入った地点の座標が保持されたままになります。

 また、イベントの演出で一時的にフィールドへ場所移動した場合、この処理の対象になってしまうことも注意してください。

2.地点へ場所移動した際に、地図用座標を取得する。

 該当の地点かどうかの判定は、『移動先マップID』で行います。
 それだけでは不十分な場合は『座標更新用マップID』に追加できます。

 もっとも、地点に属する全てのマップを登録するのは非現実的です。
 外部から遷移する可能性があるマップだけで十分です。

 ※ダンジョンなど地図上に表示しない地点を登録したい場合は『移動先マップID』を空欄にした上で、さらに『座標更新用マップID』だけを設定してください。
 ※MZ用プラグインコマンドの『地点一覧(追加)』で追加した地点についてはこの機能は働きません。ご注意ください。


 上記の自動取得機能を停止したい場合は、プラグインパラメータで切替も可能です。

 自動取得せずに、手動で上記の変数に値を設定しても構いません。
 状況によって柔軟に対応してください。
 例えば、ダンジョンからの脱出座標などと共有する方法もあります。


MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)


シーン開始

 マップ選択画面を表示します。

地点一覧(追加)

 表示される地点一覧の追加分です。
 プラグインパラメータの地点一覧に結合します。

表示専用

 場所移動を禁止します。
 純粋に地図として使用する場合を想定しています。

共通一覧を非表示

 プラグインパラメータで設定した共通の地点一覧を表示せず、地点一覧(追加)で指定した地点だけを表示します。

カーソルの初期識別値

 画面を開いた時のカーソルの初期選択地点を設定します。
 値はプラグインパラメータ(地点情報)の移動先識別値に対応します。

MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)


 機能はMZ版と同じため、説明は割愛します。
 ※大文字個別は区別しません。

シーン開始

NRP.MapTravel.SceneStart

また、以下で表示専用になります。
NRP.MapTravel.SceneStart true

プラグインパラメータ


地点一覧(SpotList)

 表示される地点の一覧です。
 表示条件なども含めて登録してください。
 詳細はプラグインパラメータ(地点情報)をご確認ください。

地図情報一覧(FieldMapList)

 地図として表示されるフィールドマップの一覧です。
 マップIDや画像などを登録してください。

シンボル画像一覧(SymbolList)

 地図上に表示されるシンボル(各地点、選択地点、現在地)の一覧です。

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

 地点選択後に実行するコモンイベントです。
 このイベント内で場所移動を実行してください。

マップID変数(MapIdVariable)

 地点選択後に場所移動先のマップIDを格納する変数です。

X座標変数(XVariable)

 地点選択後に場所移動先のX座標を格納する変数です。

Y座標変数(YVariable)

 地点選択後に場所移動先のY座標を格納する変数です。

識別用変数(IdentifierVariable)

 地点選択後に識別値を格納する変数です。
 地点毎に異なる処理をしたい場合に有用です。

自動更新(フィールド脱出)(UpdateWhenExitField)

 フィールドから別のマップへ移動する際に地図座標用の変数を自動更新します。

自動更新(地点進入)(UpdateWhenEnterSpot)

 各地点へ移動した際に地図座標用の変数を自動更新します。
 『移動先マップID』および『座標更新用マップID』が基準。

最寄の地点を初期選択(SelectNearestSpot)

 地点選択時に自動で最もプレイヤーの現在地に近い地点を初期選択します。

 各地点のフィールド座標、およびプレイヤーのフィールド座標が適切に取得できることがこの機能を使う前提です。
 詳しくは『地図上に地点を表示』と『現在地の表示』を確認してください。

 また、プラグインコマンド側でカーソルの初期識別値が指定されている場合はそちらが優先されます。

現在地のシンボルID(CurrentSymbolId)

 現在地を表示するシンボルのIDです。

選択地点のシンボルID(SelectedSymbolId)

 選択地点を表示するシンボルのIDです。

地点一覧の横幅(SpotListWidth)

 地点一覧の横幅です。

地点一覧の一行の縦幅(SpotListLineHeight)

 地点一覧の一行の縦幅です。
 未指定なら標準値を使用します。

地点一覧のフォントサイズ(SpotListFontSize)

 地点一覧のフォントサイズです。
 未指定なら標準値を使用します。

解説枠の縦幅(HelpHeight)

 解説枠の縦幅です。初期値(空欄)では二行分を確保します。
 0にすると非表示。

解説文のY座標補正(HelpTextAdjustY)

 解説文の描画Y座標への補正値です。
 初期値は0です。

解説文のフォントサイズ(HelpTextFontSize)

 解説文のフォントサイズです。
 未指定なら標準値を使用します。

参照専用時は灰色表示(ReadOnlyGray)

 参照専用時は全ての地点名を灰色表示します。
 移動時と参照時の区別をしたい時にどうぞ。

メニューコマンドに表示(ShowMenuCommand)

 メニューコマンドに移動機能を追加します。

メニューコマンド挿入位置(ShowMenuCommandPosition)

 メニューコマンドに移動機能を挿入する位置です。
 0が先頭になります。

メニュー表示名(TravelName)

 移動機能の表示コマンド名を設定します。


 スイッチがオンの時のみコマンドを表示します。
 空白なら常に表示します。

マスク文字列(MaskString)

 表示許可するスイッチがオフの際、指定した文字列でコマンドを表示します。
 例えば、機能を解放する前のコマンドを「????」というように表示できます。

 空欄ならコマンド自体を非表示にします。

禁止するスイッチ(DisableSwitch)

 スイッチがオンの時のみコマンドを禁止(灰色表示)します。
 空白なら常に許可します。

[上級]記号(TravelSymbol)

 移動機能の記号を設定します。
 この値は他のプラグインと連携する際に使用できます。

参照専用(ReadOnlyMenu)

 移動コマンドを参照専用にします。
 地図としての利用を想定しています。

開始時コモンイベント(StartCommonEvent)

 シーン開始時に実行されるコモンイベントです。
 メッセージ表示等が可能ですが、機能は限定的です。

プラグインパラメータ(地点情報)


 『地点一覧』内に登録する地点情報のパラメータです。

地点名(SpotName)

 表示される地点の名前です。
 \i[1]などのアイコン表示も有効です。

説明文(Description)

 地点の説明文です。

移動先マップID(TransferMapId)

 移動先のマップIDです。数式可。

 空欄だと一覧に表示されなくなります。
 地図にシンボルだけを表示したい場合や、『座標更新用マップID』だけを設定したい場合に有効です。


移動先X座標(TransferX)

 移動先のX座標です。数式可。

移動先Y座標(TransferY)

 移動先のY座標です。数式可。

移動後の向き(TransferDirection)

 移動後の向きです。

移動先識別値(TransferIdentifier)

 移動先の地点を識別するための値です。
 『識別用変数』に値が格納されます。

 例えば、場所移動後に乗り物の位置も移動させたい場合、『識別用変数』で分岐させて『乗り物の位置設定』を実行すればOKです。
 ちなみに『移動先マップID』だけで識別できる場合は、わざわざこの項目を使う必要はありません。

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

 地点選択後に実行するコモンイベントです。
 全体で設定したものより優先されます。

移動先(複数)(ChoiceSpots)

 複数の移動先を設定します。


 例えば、画像の例では町名を選んだ後にさらに選択肢で町中に飛ぶかフィールド上に飛ぶかを選択できるようにしています。
 ※MZのみの機能です。MVでは挙動が怪しく、候補先名が表示されません。

アイコン(複数)(Icons)

 地点名の横にアイコンを追加します。
 例えば、イベント発生中の地点を明示するなど。
 詳細はプラグインパラメータ(アイコン情報)をご覧ください。

地図用マップID(FieldMapId)

 地図に対応するフィールドのマップIDです。数式可。
 空欄だと『移動先マップID』を流用します。

地図用X座標(FieldX)

 地図に対応するフィールド上での地点のX座標です。数式可。
 空欄だと『移動先X座標』を流用します。

地図用Y座標(FieldY)

 地図に対応するフィールド上での地点のY座標です。数式可。
 空欄だと『移動先Y座標』を流用します。

座標更新用マップID(LocationUpdateMapId)

 地図座標の更新を行うマップIDです。複数指定可
 例1:1,2,3
 例2:1~3

シンボルID(SymbolId)

 表示するシンボルのIDです。
 空欄にすると非表示になります。

一覧表示スイッチ(ListingSwitch)

 地点がリスト上に表示される条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

点表示スイッチ(PointSwitch)

 地点を地図上の点として表示する条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

選択禁止スイッチ(DisableSwitch)

 選択を禁止するスイッチです。
 リスト上には灰色で表示されるようになります。

プラグインパラメータ(地図情報)


 『地図情報一覧』内に登録する地図情報のパラメータです。

マップID(MapId)

 地図に対応するマップのIDです。

マップ画像(MapImage)

 地図として使用する画像です。

背景色(BackgroundColor)

 地図の背景色です。
 例:rgb(255, 255, 255)
 数値は赤、緑、青に対応。空欄なら透明となります。

現在地用マップID変数(CurrentMapIdVariable)

 地図上の現在地となるマップIDを格納する変数です。

現在地用X座標変数(CurrentXVariable)

 地図上の現在地となるX座標を格納する変数です。

現在地用Y座標変数(CurrentYVariable)

 地図上の現在地となるY座標を格納する変数です。

有効とするスイッチ(ValidSwitch)

 地図を有効とするスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

 同じマップIDに対して複数の設定が存在していた場合は、リストの上側が優先されます。ゲーム進行に応じて地図を変更したい場合に有効です。

プラグインパラメータ(シンボル情報)


 『シンボル画像一覧』内に登録するシンボル情報のパラメータです。

シンボルID(SymbolId)

 シンボルに対応するIDです。
 各地点との紐付けに使います。

メモ(Memo)

 ユーザが識別するためのメモです。
 ゲーム中には一切使用しません。

シンボル画像(SymbolImage)

 シンボルとして使用するピクチャー画像です。
 未指定の場合は円形の点が描画されます。

点滅周期(BlinkPeriod)

 シンボルが点滅する周期です。
 1/60秒単位で設定してください。0で点滅なし

不透明度(Opacity)

 シンボルの不透明度(0~255)です。
 255を超えると点滅時の表示時間が伸びます。

シンボルの色(SymbolColor)

 ※シンボル画像が設定されていない場合のみ有効です。
 シンボル色です。
 例:rgb(255, 255, 255)
 数値は赤、緑、青に対応します。

シンボルの半径(SymbolRadius)

 ※シンボル画像が設定されていない場合のみ有効です。
 シンボルの半径です。

プラグインパラメータ(アイコン情報)


 地点情報の『アイコン(複数)』内に登録するパラメータです。

アイコン番号(IconIndex)

 地点名の横に表示するアイコンの番号です。
 右クリックで『アイコン番号の挿入』ができます。

文字色(NameColor)

 地点名の文字色を変更します。
 システムカラーの番号を指定してください。

表示スイッチ(DispSwitch)

 アイコンの表示条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

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posted by 砂川赳 at 12:51 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

文章を単語単位で自動改行する【RPGツクールMZプラグイン】

2026/08/21

 半角スペースで単語の区切りを判定し、文章をウィンドウの幅に合わせて適切に改行します。

 主に英語などのアルファベットを使用した言語を想定しています。
 日本語などの全角文字についても、ウィンドウ幅を越えた文字については自動で改行を行います

適用後


適用前


 上記はゲーム内用語辞典プラグイン(SceneGlossary.js)に対して単語単位での改行を適用した例です。


 その他にも、通常のメッセージウィンドウやスキルなどの説明(ヘルプウィンドウ)にも適用できます。


 ただし、MZのエディタは折り返しに対応していないので入力や確認が難しく、あまり実用的ではないかもしれません。
 もしやりたい場合は、MZ用テキスト特化エディタと併用することである程度は解決できるかもしれません。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

外部プラグイン対応について

行頭禁則文字について(ver1.02)

プラグインパラメータ(Plugin Parameters)

全てのウィンドウ(AllWindows)

メッセージウィンドウ(Window_Message)

ヘルプウィンドウ(Window_Help)

スクロール文章(Window_ScrollText)

追加ウィンドウ(AddWindowList)

行頭禁則の方法(BeginingProhibitedType)

行頭禁則文字(BeginingProhibitedCharacters)


導入方法(install)


 以下のリンクを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMZ専用です。

 NRP_WordWrap.js ver1.02(2026/08/21)

更新履歴(History)


2026/08/12(ver1.02)


2026/08/01(ver1.01)

  • NRP_AdditionalCCScene.jsなどdrawTextExを独自実装しているプラグインにも対応できるようにした。

2026/07/31(ver1.00)

  • 公開!

外部プラグイン対応について


 プラグインパラメータの『追加ウィンドウ』にウィンドウ名を登録すれば、外部プラグインで追加されたウィンドウへも対応できます。

 ウィンドウ名を調べたい場合は対象プラグイン内を「Window_」で検索して、それっぽい名称を見つけてください。
 例えば、この記事のトップ画像で使用しているSceneGlossary.jsならば、『Window_Glossary』となります。

 注意点として、対象プラグインが文字列の描画について独自の実装をしている場合は、処理を上書きしてしまう可能性があります。

 また、外部プラグインの実装内容によっては、このプラグインでは対応できないこともあります。その場合は、AIに該当プラグイン向けの処理を書いてもらうなり、個別に対応するしかありません。

行頭禁則文字について(ver1.02)


 日本語の文章ルールとして句読点(。、)を始めとした一部の文字は、行頭に来ないように調整するというものがあります。

参考:禁則文字・追い込み・追い出しを解説

 https://note.morisawa.co.jp/n/nc9e6aac69336

適用後 ← 適用後


 行頭禁則文字に設定した文字を「追い出し」または「追い込み」の対象にすることができます。ただし「追い込み」を使用する場合は、行末にある程度のスペースがないと不自然になります。
 ※初期設定では「。、」のみ対象にしています。

プラグインパラメータ(Plugin Parameters)


全てのウィンドウ(AllWindows)

 全てのウィンドウを対象にします。
 オンにすると以降のパラメータは無視されます。
 ※影響が大きいので使わないほうが無難です。

メッセージウィンドウ(Window_Message)

 メッセージウィンドウを対象にします。

ヘルプウィンドウ(Window_Help)

 ヘルプウィンドウを対象にします。

スクロール文章(Window_ScrollText)

 スクロール文章を対象にします。

追加ウィンドウ(AddWindowList)

 対象となるウィンドウ名を追加します。
 例:Window_Glossary

行頭禁則の方法(BeginingProhibitedType)

 行頭文字の対処方法です。
 追い込みの場合はウィンドウ右端に余白が必要です。

行頭禁則文字(BeginingProhibitedCharacters)

 行頭への使用を禁止する文字です。
 ※初期設定では「。、」のみ対象にしています。

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posted by 砂川赳 at 11:40 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする