移動ルートの設定用コマンド(画像の変更など)を即時実行【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2021年12月23日

 移動ルートの設定用コマンドを即時実行し、タイムラグをなくします。
 特に画像の変更と向きの変更を組み合わせたアニメを行う際、別の画像が見えてしまう問題(下記動画)に対処できます。


 イベントコマンドで『移動ルートの設定』を呼び出した場合、各コマンドは1/60秒毎に実行される仕様になっています。
 この仕様によって困るのは、キャラクター画像の変更によってアクションをさせたい場合です。

 例えば、MZのデフォルトヒロインであるプリシアに対して、しゃがむアクションをさせたいとします。

 プリシアの画像はActor1.pngの左上から二番目です。対して、しゃがんだ画像はというと、
 Damage1.pngの左上から一番目の左向き画像となっています。

 プリシアが下向きだったとすると、『移動ルートの設定』によって変更する手順は以下の通りになります。

  1. 画像の変更:Damage1.pngの左上を指定
  2. 左を向く

 ところが、仕様により二つの動作の間には1/60秒の隙間が生じます。そうして起こってしまうのが、以下の現象というわけです。


 ※実際はもっと一瞬ですが、強調のため編集しています。

 画像を変更した直後はまだ下向きなので、Damage1.pngでは下向きの画像(=リード)が表示されてしまいます。
 直後に一瞬でプリシアに変化するとはいえ、プレイヤーが違和感を持つには十分な時間です。


 そんなわけで、移動ルートの設定時にコマンド間の隙間をなくすのがこのプラグインです。画像の変更や向きの変更以外にも、透明化やスイッチのON/OFFなど全般に効果があります。
 ※ちなみに、RPGツクール2000〜2003では元から一瞬で実行される仕様でした。XP〜VXAは知りませんが、旧来のツクールから移籍してきたユーザは注意が必要です。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

使用方法(Usage)

プラグインパラメータ

最大同時処理数(MaxImmediate)

自律移動カスタムに適用(ApplyMoveTypeCustom)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_QuickMovementRoute.js ver1.00(2021/12/16)

更新履歴(History)


2021/12/23(ver1.00)

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使用方法(Usage)


 適用するだけでOKです。

 なお、初期状態では自律移動タイプが『カスタム』の場合のルートには適用されません。
 ※プラグインパラメータで変更可能です。

プラグインパラメータ


最大同時処理数(MaxImmediate)

 即時処理を同時に行う最大数です。

自律移動カスタムに適用(ApplyMoveTypeCustom)

 自律移動タイプがカスタムの場合にも処理を適用します。
 ただし、移動頻度が最大の場合が条件です。

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posted by 砂川赳 at 10:37 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする