それなりに便利ではありますが、標準で強制的に付いているため融通が利きません。
そこでいくつかの拡張を行います。
上記は8倍速でイベントを実行した例です。
この機能によって、一度見たイベントをスキップできるようにしておくと親切です。開発テスト時も余計なイベントを飛ばせるので便利!
主な機能
- 描画処理(アニメーション、フキダシなど)の高速化
- 使用するキーの変更
- 実行速度の変更
- 実行までの押しっぱなし時間の変更
- タッチUI側の設定も別途指定可
このプラグインにはメッセージを高速化する機能はありませんが、既存のメッセージ高速化プラグインと併用できます。例えば、メッセージスキップ系のプラグインとキーを合わせることで、イベント全体を高速化することも可能です。
※上の動画ではMessageSkip.js(トリアコンタン様)と併用しています。
目次
導入方法(Install)
更新履歴(History)
プラグインパラメータ(Plugin Parameter)
高速化キー(FastKey)
速度倍率(SpeedMultiply)
速度倍率の変数(SpeedVariableId)
開始プレス時間(PressWait)
描画処理を高速化(FastSprite)
メッセージウェイトを有効化(NotCancelMessageWait)
タッチ関連のプラグインパラメータ(Touch)
速度倍率(タッチ)(TouchSpeedMultiply)
速度倍率の変数(タッチ)(TouchSpeedVariableId)
開始プレス時間(タッチ)(TouchPressWait)
謝辞(Acknowledgements)
導入方法(install)
以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。
NRP_EventFastForward.js ver1.02(2024/01/20)
更新履歴(History)
2024/01/20(ver1.02)
- メッセージウェイトを有効化を追加。
※ツクールMZ1.8の更新にて、高速化キーを押しっぱなしにした際にメッセージウェイトを飛ばすようになりましたが、それを無効化するための機能です。
2022/02/11(ver1.01)
- 描画処理の高速化に対応。
アニメーションやフキダシも高速化が可能になります。
2021/10/09(ver1.00)
- 公開!
プラグインパラメータ(Plugin Parameter)
高速化キー(FastKey)
イベント高速化を実行するキーです。
候補から選択してください。
速度倍率(SpeedMultiply)
高速化時のイベント速度の倍率です。
1以下なら高速化は無効になります。
※あまり倍率が高すぎると処理落ちしたりするので、ご注意ください。
速度倍率の変数(SpeedVariableId)
イベント高速化の倍率を設定する変数です。
値が1以下なら高速化無効。速度倍率より優先されます。
開始プレス時間(PressWait)
キーを押し始めてから、高速化を開始するまでの所要時間です。
1/60秒単位で指定してください。
描画処理を高速化(FastSprite)
描画処理を高速化します。
アニメーションやフキダシなども高速化されます。
メッセージウェイトを有効化(NotCancelMessageWait)
高速化時にメッセージウェイトを無効化しないようにします。
※ツクールMZ1.8の更新にて、高速化キーを押しっぱなしにした際にメッセージウェイトを飛ばすようになりました。
しかしながら、それまでのバージョンとはイベントのタイミングがズレるため、不具合が起こる可能性があります。MZ1.7までの挙動に戻すことでそれに対処できます。
タッチ関連のプラグインパラメータ(Touch)
以下はタッチ操作時のイベント高速化設定です。
特に指定しなければ、上記と同じ設定を使用します。
速度倍率(タッチ)(TouchSpeedMultiply)
高速化時のイベント速度の倍率です。
1以下なら高速化は無効になります。
速度倍率の変数(タッチ)(TouchSpeedVariableId)
イベント高速化の倍率を設定する変数です。
値が1以下なら高速化無効。速度倍率より優先されます。
開始プレス時間(タッチ)(TouchPressWait)
キーを押し始めてから、高速化を開始するまでの所要時間です。
1/60秒単位で指定してください。
謝辞(Acknowledgements)
当プラグインはトリアコンタン様作成のFastForwardCustomize.jsを参考にさせて頂きました。
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