例えば、味方を攻撃したり、敵を回復したりできます。
眠った仲間を叩き起こしたり、アンデッドに回復魔法をかけてダメージを与えたり、あるいはFFシリーズのバーサクのように、味方にかけても敵にかけてもメリット・デメリットのある異常を作成したりと様々な工夫が考えられます。
また、対象カーソルプラグイン(NRP_BattleTargetCursor)との併用によって、対象サイドの切替方法をカスタマイズできます。
通常、範囲が全体などのスキルは対象選択が表示されませんが、プラグインパラメータによって対象選択を表示できます。
他の機能を無効化すれば、それ専用のプラグインとしても活用できます。
目次
導入方法(Install)
更新履歴(History)
使用方法(Usage)
スキル(アイテム)のメモ欄(Note)
プラグインパラメータ(Plugin Parameter)
全スキルを有効化(EnableAllSkills)
タッチ操作を有効化(EnableTouch)ver1.02
常に選択を表示(AlwaysSelection)ver1.01
使用者も選択を表示(UserSelection)ver1.01
敵味方全体も選択を表示(EveryoneSelection)ver1.01
PageUp/Downでサイド切替(ChangeSideByPageUpDown)
左右でサイド切替(ChangeSideByLeftRight)
上下でサイド切替(ChangeSideByUpDown)
ウィンドウ表示を維持(KeepWindow)
導入方法(install)
以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。
NRP_PartyAttack.js ver1.021(2024/07/08)
※このプラグインに合わせて以下のプラグインを修正しています。
併用される場合は更新をお願いします。
- NRP_DynamicAnimationMZ.js
- NRP_DynamicAnimation.js
※MZ/MV共にDynamicMotion側もリンク先から更新してください。
- NRP_BattleTargetCursor.js
- NRP_SkillRangeEX.js
注意点
以下のプラグインと併用する場合は登録順に注意してください。
- NRP_BattleTargetCursor.js:当プラグインよりも上に配置
- NRP_VisualTurn.js:当プラグインよりも下に配置
更新履歴(History)
2023/11/22 -> 2024/07/08(ver1.02 -> 1.021)
- タッチ操作でもパーティアタックできるように対応。
タッチ操作を有効化(EnableTouch)で切替可能です。
- NRP_SkillRangeEX.jsとの連携時、『全体時の主対象条件(要するに前列攻撃など)』によるターゲット表示が正しくない不具合修正。
(2024/07/08 ver1.021)
2021/08/13 -> 08/21(ver1.01 -> 1.011)
- 範囲が全体、ランダムのスキルでも対象選択&サイド切替できるよう対応。
『常に選択を表示』のパラメータをオンにすると有効になります。
それに伴い、以下のプラグインも修正しているので、更新をお願いします。
NRP_BattleTargetCursor.js
NRP_SkillRangeEX.js
- 範囲が『敵にランダム』のスキルでパーティアタックすると、範囲が全体に変化してしまう不具合修正。(08/21 ver1.011)
2021/08/06 -> 08/07(ver1.00 -> 1.001)
- 公開!
- コマンドをキャンセルした際、対象サイドの反転が残ってしまう不具合修正。(ver1.001)
- 動作対象を変更した場合、ミラーリングが逆方向に動作する不具合修正。
※DynamicMotion側の修正です。(08/07)
使用方法(Usage)
導入するだけで対象サイドの切替が有効となります。
初期状態ではPageUp/Downで対象サイドを切り替えられます。
(ゲームパッドではいわゆるLRボタンに相当)
初期状態では範囲が全体やランダムのスキルは、対象選択が表示されないため、サイドを変更できません。
『常に選択を表示』のパラメータをオンにすることで、それらのスキルも対象サイドを切り替えられるようにできます。
さらにプラグインパラメータによって、左右キー(サイドビューを想定)や上下キー(フロントビューを想定)で、対象サイドを切り替えられるように設定できます。
ただし『左右でサイド切替』および『上下でサイド切替』をオンにしても、それだけでは違和感のある挙動になります。
これはNRP_BattleTargetCursorとの組み合わせを想定しているためです。
例えば『左右でサイド切替』をオンにする場合は、上下で対象を切り替えられるようにしてください。
『上下でサイド切替』をオンにする場合はその逆です。
スキル(アイテム)のメモ欄(Note)
スキル毎に対象サイドの変更を無効化または有効化できます。
スキルのメモ欄に以下を指定してください。
<PermitSideChange:true>
対象サイドの変更を有効化します。(trueは省略可)
<PermitSideChange:false>
対象サイドの変更を無効化します。
指定がない場合はプラグインパラメータにある『全スキルを有効化』の設定に従います。
演出や効果の都合で味方にかけられると不都合のあるスキルがある場合は、これらの方法で切り替えてください。
プラグインパラメータ(Plugin Parameter)
全スキルを有効化(EnableAllSkills)
全てのスキルで対象サイドの変更を有効とします。
オフにすると全てのスキルで無効となります。
※アイテムも含みます。
その上で、さらにメモ欄で例外を指定する想定です。
タッチ操作を有効化(EnableTouch)ver1.02
タッチ操作による対象サイドの変更を有効とします。
常に選択を表示(AlwaysSelection)ver1.01
範囲が全体などのスキルにおいても、対象の選択を表示します。
これにより、対象サイドの切替を有効とします。
使用者も選択を表示(UserSelection)ver1.01
範囲が使用者のスキルにおいても、対象の選択を表示します。
敵味方全体も選択を表示(EveryoneSelection)ver1.01
範囲が敵味方全体のスキルにおいても、対象の選択を表示します。
PageUp/Downでサイド切替(ChangeSideByPageUpDown)
PageUp/Downによって対象サイドの切り替えを行います。
ゲームパッドではLRボタンに該当します。
左右でサイド切替(ChangeSideByLeftRight)
左右キーによって対象サイドの切り替えを行います。
NRP_BattleTargetCursorとの組み合わせによって、上下で対象を切り替えられるようにすることを想定しています。
上下でサイド切替(ChangeSideByUpDown)
上下キーによって対象サイドの切り替えを行います。
NRP_BattleTargetCursorとの組み合わせによって、左右で対象を切り替えられるようにすることを想定しています。
ウィンドウ表示を維持(KeepWindow)
ウィンドウの表示を維持します。
つまり、アクター・エネミーウィンドウの表示を切り替えないようにします。
こちらもNRP_BattleTargetCursorとの組み合わせを推奨します。
>RPGツクールMZ&MV目次に戻る