伴奏ができたので、ベースを作ります。ちなみにベースというのは英語。ドイツ語ではバスだそうです。
トラックは『CH03』で。別に04でも05でもいいですけどね。
楽器番号33〜40にあるBassとかBsと書いてあるヤツがベースです。僕の場合『035:Picked Bs.』あたりをよく使ってます。
ベースとは低音域を担当する楽器のことです。実態はバイオリンやコントラバス、ギターといった弦楽器を低音で鳴らしているんだそうで。当然、主旋律や伴奏よりも低音になります。
低音になりますが、使用する音階は同じで「高いラ」から「低いラ」になるだけです。イヤホンを付けておかないと、聞き取りにくいかもしれません。必要なら装着をば。
では、最初の16小節を打ち込んでみましょう。
やはり、主旋律や伴奏と大きく不協和音を起こさないように打ち込みます。といっても、もう伴奏に沿っていくだけでもよいと思います。
伴奏が「ドファラ」の和音ならド。「シミソ」ならシ――というように、伴奏の一番低い音に合わせてみました。16小節全部この調子なので、キャプチャーはいりませんよね。
もっとも、別にここまできっちり合わせる必要はないです。もう少し独自性を主張してもよいと思います。……が、面倒ならこれでもよいです。
次に後ろの16小節です。伴奏と同じくサビでは構成を変えてみましょう。
音符の数が二倍になっています。盛り上がるところのベースは音符をたくさん打ったほうがそれっぽいかなと。今度の場合、音階は伴奏の一番高い音に合わせてみました。そのほうが何となくしっくりきたので。
はい。ベースがアッという間にできました! もちろん、もっときちんと作る方法もありますが、それはまた後です。目指すは「誰にでも簡単に作れる作曲術」なので、とりあえずこれで行きましょう。
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いい感じですね。ベースがあると安定感があります。
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【作曲講座】ベースを作る |
2015年08月29日 |