タイトル | 機種 | 質量 | 物語 | システム | バランス | 快適性 | 美術 | 音楽 | 平均 | クリア日 |
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ポケットモンスター ブラック | NDS | 90 | 80 | 90 | 80 | 60 | 90 | 80 | 81 | 2010/12/29 |
質量
クリアまでのプレイ時間は30時間程度。クリア後のやり込み要素はプラチナよりは少なめかと思う。まあ、僕的にはあまり気にするところではない。
物語
今までのポケモンとはかなり異なる。人間からのポケモンの開放を唱えるプラズマ団とその王であるNが主人公のライバルとなるのだが、そこに、ジムリーダーや主人公の幼馴染みが加わることで、ストーリー性が強調されており、マンネリの脱却に成功している。
その分、町を回る順序は完全に一本道となっている。もっとも、今までのシリーズ作品でも、そこまで自由度があったわけではないけれど・・・。
システム
ダイヤ・パール・プラチナ(以下ダイパ)から変化した部分は少ないが、一度、手に入れたわざマシンが使い放題となったのは嬉しい。他にも、ローテーションバトルやトリプルバトルなるものがあるが、さほど気にするほどでもない。
バランス
攻撃や特殊などの能力が極端に高いポケモンが存在する。また、能力が3段階アップするなどの今までになかった強力な技が登場するため、ダイパ以上にインフレ傾向がある。
やや難しめではあるが、ポケモンリーグからラストバトルまでの難易度はダイパよりは、低めに抑えられている。
快適性
戦闘開始演出に10秒以上かかるのも今まで通りだし、ダンジョン内部のエンカウント率が異常に高いのも変わらず。
他にも、メニューを開いたら、まず全員のHPを見せるという基本的なことができていない。戦闘エフェクトでは、やどりぎのタネなどの技で、回復のエフェクトが二重になっていたりするのはお粗末だ。
マシになった点としては、ひでんマシンが必要な箇所が大きく減ったことと、アイテムメニューがプラチナよりは使いやすくなったこと。(それでも、まだかなり使いにくいが・・・)
美術
大きく変化したのは様々な場面で、ポケモンがアニメーションするということ。第5世代ともなると、その数は尋常ではないが、よくやったと思う。肝心のポケモンのデザインはまあまあといったところか。
音楽
10番道路の曲が良い。個人的には今までのポケモンシリーズで最も気に入った曲。その他の曲も強烈な個性は無いが悪くはない。