文章の表示時に立ち絵を表示【RPGツクールMZプラグイン】

2024年11月10日

 文章の表示時に立ち絵となるピクチャを表示します。
 名前欄の文字列を参照し、自動で表示することが可能です。


 また、差分なども想定した作りになっています。
 衣装や表情などの差分だけを差し替えることも可能です。

 ピクチャの複数表示やアニメーションといった既存のプラグインに匹敵するような高度な機能はありません。
 あくまで顔グラの延長として立ち絵を表示するようなシンプルなものを目指しています。


 あまり他にない機能としては、メッセージウィンドウの上にピクチャを表示する機能があります。この際、文章だけをピクチャの上に表示することも可能です。
 文章に影をつけるプラグインと組み合わせれば、多少は見やすく調整できます。


 ver1.08より、ピクチャの端をフェードアウトする機能を追加しました。翼などのデザインで文字や画面が隠れてしまうのを避けたい場合は便利です。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

名前欄で自動認識(Name Box)

登録IDで指定(Resist ID)

ピクチャを表示しない(No Picture)

差分の表示(Difference)

付属ピクチャの表示(Attached Pictures)

ピクチャをメッセージウィンドウの上に表示

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)

ピクチャリスト(PictureList)

ピクチャ番号(PictureId)

原点(Origin)

X座標(X)

Y座標(Y)

拡大率(幅)(ScaleX)

拡大率(縦)(ScaleY)

不透明度(Opacity)

合成方法(BlendMode)

フェードイン時間(FadeInDuration)

ウィンドウより上に表示(ShowAboveWindow)

文章の横幅制限(LimitMessageWidth)

文章より下に表示(ShowBelowMessages)

文章のX座標調整(AdjustMessageX)

文章のY座標調整(AdjustMessageY)

ピクチャ用制御文字(ControlCharacterPicture)

差分用制御文字(ControlCharacterDifference)

ピクチャ無効スイッチ(DisableSwitch)


プラグインパラメータ:ピクチャ(Plugin Parameter Picture)

対象文字列(TargetString)

登録ID(ResistId)

ピクチャ(Picture)

付属ピクチャ(AttachedPictures)

スイッチ(Switch)

差分リスト(DifferenceList)

原点(Origin)

X座標調整(AdjustX)

Y座標調整(AdjustY)

拡大率(幅)(ScaleX)

拡大率(縦)(ScaleY)

不透明度(Opacity)

合成方法(BlendMode)

端をフェードアウト(UseEdgeFadeout)

フェード開始X座標(FadeStartX)

フェードする強さ(FadeGradient)


プラグインパラメータ:差分(Plugin Parameter Difference)

差分ID(DiffId)

ピクチャ(Picture)

付属ピクチャ(AttachedPictures)

スイッチ(Switch)

原点(Origin)

X座標調整(AdjustX)

Y座標調整(AdjustY)

拡大率(幅)(ScaleX)

拡大率(縦)(ScaleY)

不透明度(Opacity)

合成方法(BlendMode)


導入方法(install)


 以下のリンクを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMZでのみ有効です。

 NRP_MessagePicture.js ver1.081(2024/11/10)

更新履歴(History)


2024/05/12 -> 2024/11/10(ver1.08 -> 1.081)

  • 差分ピクチャと本体ピクチャを一つの画像として統合表示するように修正。
    ※フェードインを含む半透明時の見え方が自然になります。
  • 端をフェードアウト(透明化)する機能を追加。
  • 『端をフェードアウト』をオフにしても処理が実行されてしまう不具合修正。(2024/11/10 ver1.081)

2023/03/18 -> 2023/07/31(ver1.07 -> 1.071)

  • 登録IDで指定した場合、差分表示がうまく機能しない不具合修正。
  • 『ウィンドウより上に表示』がオンの場合、かつMNKR_DP_MapZoomMZ.jsでズーム時に立ち絵の位置とサイズがズレる競合に対処。
    (2023/07/31 ver1.071)
    ※当プラグインを下側に配置してください。

2023/01/16 -> 2023/02/26(ver1.06 -> 1.061)

  • 『文章より下に表示』がオン、かつ外部プラグインによって戦闘やマップ以外からメッセージを呼び出した場合、文字の位置がズレる不具合を修正。
    ※主に自動回復プラグインとの競合対策です。
  • ピクチャの指定が空欄でも『文章の横幅制限』が機能してしまう不具合修正。
    (2023/02/26 ver1.061)

2022/11/25(ver1.05)


2022/10/18 -> 2022/10/26(ver1.04 -> 1.043)

  • キャラ変更時、付属ピクチャが消えない不具合修正。
  • 差分変更時に標準の画像が一瞬表示されてしまう不具合修正。
  • 『ウィンドウより上に表示』がオンの場合、CTBプラグインなどと組み合わせた場合も各ウィンドウよりに上に表示されるように修正。
    (2022/10/21 ver1.041)
  • ver1.041にて『ウィンドウより上に表示』がオンの場合、『文章より下に表示』が機能しなくなる不具合修正。(2022/10/22 ver1.042)
  • メッセージログ系プラグイン使用時に立ち絵が正しく表示されない不具合修正。(2022/10/26 ver1.043)

2022/10/03(ver1.03 -> 1.031)

  • 付属ピクチャ機能およびスイッチ機能を実装。
    衣装や表情などの差分だけを変更することが可能です。
  • 差分表示した付属ピクチャが消去されない不具合修正。(ver1.031)

2022/08/27(ver1.02)


2022/08/24(ver1.01)

  • 拡大率などの値を変更した場合、一瞬変更前の設定でピクチャが表示されてしまう不具合修正。

2022/06/29(ver1.00)

  • 公開!

名前欄で自動認識(Name Box)


 『ピクチャリスト』の『対象文字列』に条件とする名前を設定し、ピクチャを紐づけてください。

対象文字列の例

リード、\n[1]

 ※制御文字や制御文字を変換した名前も有効です。

 これだけでOKです。
 文章の表示時に指定したピクチャが表示されるようになります。

 なお、ピクチャを表示する座標などはプラグインパラメータで設定できます。
 ピクチャ毎に調整することも可能です。

登録IDで指定(Resist ID)


 名前で識別できない場合はIDで指定することもできます。
 (例えば、名前が判明していない初登場のキャラクターなど。)

 まずピクチャリストに『登録ID』を指定してください。
 形式は数値でも文字列でも構いません。

 後は名前欄の制御文字で登録IDを指定すればOKです。
 登録IDがAならば以下のようになります。
\MP[A]

 ※制御文字(MP)の部分は変更できます。
 ※大文字小文字は問いません。\mp[A]も有効です。


 名前を表示する場合も、以下のように表示名の前後に付ければOKです。
謎の少年\MP[A]


ピクチャを表示しない(No Picture)


 ピクチャを自動表示したくない場合は、以下のように0を指定すれば非表示になります。
リード\MP[0]


 また『ピクチャ無効スイッチ』をオンにすれば、ずっと非表示にできます。

差分の表示(Difference)


 『ピクチャリスト』内の『差分リスト』を開き、『差分ID』と差分用のピクチャを紐づけてください。

 対象文字列がリードで差分IDが『sad』とすると、名前欄を以下のようにすれば差分が表示されます。
リード\MPD[sad]

 また、\MPD[]に関しては本文内でも有効です。
 文章内で何度も表情を変えたい場合などに使えます。

付属ピクチャの表示(Attached Pictures)


 付属ピクチャを指定すれば、ベースとなるピクチャの上にさらにピクチャを重ねられます。
 例えば、スイッチと組み合わせれば、状況によって会話時のキャラクターの衣装を変更できます。

 付属ピクチャは『ピクチャリスト』『差分リスト』のいずれにも設定できます。
 特に『差分リスト』の場合は、ベースとなるピクチャを空欄にすれば、付属ピクチャのみを変更できます。

ピクチャをメッセージウィンドウの上に表示


 通常、ピクチャはメッセージウィンドウより上に表示することはできませんが、ウィンドウより上に表示をオンにすれば可能になります。


 さらに文章より下に表示をオンにすれば、文章だけをピクチャの上に表示することもできるようになります。

PicturePriorityCustomize.jsとの連携

 ※ver1.02より不要となりましたが、説明を残しておきます。

 上記のメッセージウィンドウより上に表示する機能はPicturePriorityCustomize.js(トリアコンタン様)の機能を用いても可能です。

 PicturePriorityCustomize.jsの『上層ピクチャ番号』の設定に合わせて、ピクチャ番号を設定すればOKです。
 なお、この設定は互いのプラグインの初期値で機能するため、逆に意図せずウィンドウの上に表示されないように注意してください。

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)


ピクチャリスト(PictureList)

 立ち絵の表示を行うピクチャの一覧です。
 詳細は『プラグインパラメータ:ピクチャ』をご覧ください。

ピクチャ番号(PictureId)

 立ち絵のピクチャに使用する番号です。
 付属ピクチャもこれに続く連番で自動的に使用されます。

 なお、初期値の101は通常使用できない番号になっています。

原点(Origin)

 ピクチャを表示する原点です。

X座標(X)

 ピクチャを表示するX座標です。

Y座標(Y)

 ピクチャを表示するY座標です。

拡大率(幅)(ScaleX)

 横方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

拡大率(縦)(ScaleY)

 縦方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

不透明度(Opacity)

 ピクチャの不透明度です。
 255で完全な不透明になります。

合成方法(BlendMode)

 ピクチャを描画する合成方法です。

フェードイン時間(FadeInDuration)

 ピクチャのフェードイン時間です。
 60が一秒に相当します。

ウィンドウより上に表示(ShowAboveWindow)

 ピクチャをメッセージウィンドウより上に表示します。

 ※なお、この項目をオンにした場合は通常のピクチャとは別管理になるため『ピクチャ番号』の設定は無効になります。

文章の横幅制限(LimitMessageWidth)

 『ウィンドウより上に表示』がオンの場合かつピクチャ表示時、文章の横幅を指定した値に制限します。
 文字は自動的に縮小されます。



文章より下に表示(ShowBelowMessages)

 『ウィンドウより上に表示』がオンの場合に、ピクチャを文章より下に表示します。
 ※内部的な表示方法を大きく変更しますので、やや競合を起こしやすいことに注意してください。

文章のX座標調整(AdjustMessageX)

文章のY座標調整(AdjustMessageY)

 『文章より下に表示』がオンの場合に、文章のX座標およびY座標を調整します。
 該当項目がオンの場合、文字の表示位置がズレることがあるのでここで調整してください。

ピクチャ用制御文字(ControlCharacterPicture)

 ピクチャ表示用の制御文字です。
 デフォルトでは、以下のように使います。
\MP[登録ID]

差分用制御文字(ControlCharacterDifference)

 ピクチャの差分表示用の制御文字です。
 デフォルトでは、以下のように使います。
\MPD[差分ID]

ピクチャ無効スイッチ(DisableSwitch)

 ピクチャの表示を無効化するスイッチです。

プラグインパラメータ:ピクチャ(Plugin Parameter Picture)


対象文字列(TargetString)

 対象とする文字列です。
 これが名前欄に部分一致する場合に画像を表示します。

登録ID(ResistId)

 ピクチャを手動で呼び出す場合のIDです。
 以下のようにして呼び出します。
\MP[登録ID]

ピクチャ(Picture)

 表示のベースとなるピクチャです。

付属ピクチャ(AttachedPictures)

 ピクチャの上にさらに重ねて表示されるピクチャです。
 衣装や表情などの差分に便利です。

スイッチ(Switch)

 表示を有効にするスイッチです。
 条件を満たした中で最も上の設定が表示されます。

差分リスト(DifferenceList)

 立ち絵の差分の一覧です。

原点(Origin)

 ピクチャを表示する原点です。

X座標調整(AdjustX)

 X座標の調整値です。

Y座標調整(AdjustY)

 Y座標の調整値です。

拡大率(幅)(ScaleX)

 横方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

拡大率(縦)(ScaleY)

 縦方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

不透明度(Opacity)

 ピクチャの不透明度です。
 255で完全な不透明になります。

合成方法(BlendMode)

 ピクチャを描画する合成方法です。

端をフェードアウト(UseEdgeFadeout)

 ピクチャの端を左右いずれかへとフェードアウトします。



フェード開始X座標(FadeStartX)

 フェードアウトを開始するX座標です。
 0が画像の左端となります。

フェードする強さ(FadeGradient)

 1ピクセル当たりで変化する不透明度です。
 正なら左、負なら右に向かってフェードアウトします。

プラグインパラメータ:差分(Plugin Parameter Difference)


差分ID(DiffId)

 差分用の対象とするIDです。
 以下のように名前欄の末尾に追加して呼び出します。
リード\MPD[差分ID]

ピクチャ(Picture)

 表示のベースとなるピクチャです。

付属ピクチャ(AttachedPictures)

 ピクチャの上にさらに重ねて表示されるピクチャです。
 衣装や表情などの差分に便利です。

スイッチ(Switch)

 表示を有効にするスイッチです。
 条件を満たした中で最も上の設定が表示されます。

原点(Origin)

 ピクチャを表示する原点です。

X座標調整(AdjustX)

 X座標の調整値です。

Y座標調整(AdjustY)

 Y座標の調整値です。

拡大率(幅)(ScaleX)

 横方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

拡大率(縦)(ScaleY)

 縦方向の拡大率です。
 100を基準に設定してください。

不透明度(Opacity)

 ピクチャの不透明度です。
 255で完全な不透明になります。

合成方法(BlendMode)

 ピクチャを描画する合成方法です。

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戦闘背景に茂み効果を適用【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年11月04日

 戦闘背景に対して茂み効果を適用します。
 タイルセットの機能に合わせて『茂み』という言葉を使っていますが、実際には水場での使用が中心になると思います。
 例えば、以下のような水面に下半身が隠れるような演出が可能です。


 また、NRP_ShadowAndLevitate.js(バトラーの影を設定&浮遊効果)との組み合わせに対応しています。浮遊中のバトラーは茂み効果を受けないなど、様々な考慮がされています。

 なお、ツクールMV〜MZのデフォルトでは遺憾ながら、水場の戦闘背景がロクにありません……。以下の御味噌屋様など外部の素材を探すとよいかもしれません。
 http://omisoya.blog.jp/archives/30897992.html

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

使用方法(Usage)

バトラーのメモ欄(Note of Battlers)

敵キャラのメモ欄(Note of Enemies)

プラグインパラメータ(共通)(Plugin Parameters)

設定リスト(SettingList)

茂みの深さ(アクター)(ActorBushDepth)

茂みでの不透明度(アクター)(ActorBushOpacity)

茂みの深さ(敵キャラ)(EnemyBushDepth)

茂みでの不透明度(敵キャラ)(EnemyBushOpacity)

移動中の茂み処理(BushOnMove)

ホーム座標の茂み処理(BushInHome)

空中の茂み処理(BushInAir)

影を表示(ShowShadow)

影の不透明度を変更(ChangeShadowOpacity)

影を茂みの上に表示(ShadowOverBush)

空中時のみ影を表示(ShadowOnlyAir)

パラメータ(設定リスト)(Plugin Parameters Setting)

戦闘背景1(Battleback1)

戦闘背景2(Battleback2)

茂みの深さ(アクター)(ActorBushDepth)

茂みでの不透明度(アクター)(ActorBushOpacity)

茂みの深さ(敵キャラ)(EnemyBushDepth)

茂みでの不透明度(敵キャラ)(EnemyBushOpacity)

移動中の茂み処理(BushOnMove)

空中の茂み処理(BushInAir)

おまけ素材(Bonus)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_BattleBush.js ver1.06(2024/11/04)

注意点

 NRP_ShadowAndLevitate.jsと併用する場合は、最新化をお願いします。
 プラグイン一覧ではNRP_ShadowAndLevitate.jsを上に配置してください。

更新履歴(History)


2024/11/04(ver1.06)


2024/09/18(ver1.05)

  • アクターの画像を変更した場合、正しく表示されなくなる不具合修正。
  • ステート画像がアクターよりも後ろに表示されてしまう不具合修正。

2024/02/13(ver1.04)


2023/06/12 -> 2023/08/01(ver1.03 -> 1.031)


2023/04/30(ver1.02)

  • 『敵キャラの変身』によって登場した敵キャラが正常に表示されない不具合修正。

2023/01/09(ver1.01)


2022/04/15(ver1.00)

  • 公開!

使用方法(Usage)


 設定は『battlebacks1(戦闘背景1)』『battlebacks2(戦闘背景2)』のファイル毎に行います。
 『設定リスト』にファイルを指定してください。
 アクターと敵キャラで別々の設定も可能です。

 茂みの深さや不透明度を背景毎に設定しなかった場合は、プラグインパラメータの既定値が使用されます。

バトラーのメモ欄(Note of Battlers)


 アクターおよび敵キャラのメモ欄に以下の指定をすれば、個別に設定をすることができます。
 ※なお、背景に対する設定よりも優先されます。

<BattleBushDepth:?>

 茂みの深さを?に変更します。数式も可能です。
 例えば、以下の式だと画像縦幅の1/3が適用されます。
<BattleBushDepth:a.height / 3>

 水上を飛行する敵には効果を適用したくないという場合は、0を設定しておけばOKです。

<BattleBushOpacity:?>

 茂み時の不透明度を?に変更します。数式も可能です。

敵キャラのメモ欄(Note of Enemies)


<ForceBush>

 茂み時の不透明度を?に変更します。数式も可能です。 

プラグインパラメータ(共通)(Plugin Parameters)


設定リスト(SettingList)

 背景に関係なく強制的に茂み効果を適用します。
 地面に半身が埋もれた敵を表現したい時など。

茂みの深さ(アクター)(ActorBushDepth)

 茂み上でアクターの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 数式可(例:a.height / 3)

茂みでの不透明度(アクター)(ActorBushOpacity)

 茂み上でアクターの下半身に適用する不透明度(255で不透明)です。

茂みの深さ(敵キャラ)(EnemyBushDepth)

 茂み上で敵キャラの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 数式可(例:a.height / 3)

茂みでの不透明度(敵キャラ)(EnemyBushOpacity)

 茂み上で敵キャラの下半身に適用する不透明度(255で不透明)です。

移動中の茂み処理(BushOnMove)

 バトラーが移動中も茂み処理を適用するかどうか?


 例えば、上記のような左半分の敵キャラ側が海、右半分のアクター側が陸地というような戦闘背景を想定するとします。この際、敵に接近するようなスキルの使用時まで、常に茂み効果を適用すると違和感のある演出になってしまいます。
 そこで移動時に茂み効果をオフにすることで違和感を軽減できます。

ホーム座標の茂み処理(BushInHome)

 移動中の茂み処理がオフの場合、行動中のバトラーがホーム座標にいる際に茂み効果を適用するかどうか?
 オフの場合は何らかのスキル演出中は茂み処理の対象から外します。オンの場合はなるべく茂み処理を適用するようにします。

空中の茂み処理(BushInAir)

 バトラーが空中にいる際も茂み処理を適用するかどうか?

影を表示(ShowShadow)

 茂み処理中にもバトラーの影を表示します。

影の不透明度を変更(ChangeShadowOpacity)

 茂みの設定に合わせて、バトラーの影の不透明度も変更します。

影を茂みの上に表示(ShadowOverBush)

 バトラーの影の位置を茂みの上に変更します。
 要するに水面上に影を表示します。

空中時のみ影を表示(ShadowOnlyAir)

 バトラーが空中にいる時のみ影を表示します。
 『影を茂みの上に表示』を組み合わせるとよいかもしれません。

パラメータ(設定リスト)(Plugin Parameters Setting)


 こちらは背景画像毎の設定です。
 共通設定よりも優先されます。

戦闘背景1(Battleback1)

 茂み効果を設定する戦闘背景(下)です。
 指定すれば茂み効果が有効になります。

戦闘背景2(Battleback2)

 茂み効果を設定する戦闘背景(上)です。
 指定すれば茂み効果が有効になります。

茂みの深さ(アクター)(ActorBushDepth)

 茂み上でアクターの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 空欄なら既定値を使用。

茂みでの不透明度(アクター)(ActorBushOpacity)

 茂み上でアクターの下半身に適用する不透明度です。
 空欄なら既定値を使用。

茂みの深さ(敵キャラ)(EnemyBushDepth)

 茂み上で敵キャラの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 空欄なら既定値を使用。

茂みでの不透明度(敵キャラ)(EnemyBushOpacity)

 茂み上で敵キャラの下半身に適用する不透明度です。
 空欄なら既定値を使用。

移動中の茂み処理(BushOnMove)

 バトラーが移動中も茂み処理を適用するかどうか?

空中の茂み処理(BushInAir)

 バトラーが空中にいる際も茂み処理を適用するかどうか?

おまけ素材(Bonus)



 やっつけで作ったbattlebacks1用の海素材です。
 ただし、MZの『PoisonSwamp.png』の改変なので、MZを所有している必要があることにご注意ください。
 なお、合う背景(battlebacks2)がMZのCliff.pngとかMVのSky.pngぐらいしか見当たりません……。

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敵の行動時のフラッシュを調整【RPGツクールMZプラグイン】

 敵の行動時のフラッシュを調整します。
 フラッシュの強さ、時間、ディレイ(ウェイト)などを設定できます。


 また、当プラグインの副次的な機能として、ツクールのデフォルトに存在する余計なウェイトの一つである『animationBaseDelay』を変更できます。戦闘高速化したい方はどうぞ。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

スキルのメモ欄(Note of Skills)

プラグインパラメータ(Plugin Parameters)

フラッシュの強さ(FlashStrong)

フラッシュの長さ(FlashDuration)

敵の基本ディレイ(EnemyAnimationBaseDelay)

アクターの基本ディレイ(ActorAnimationBaseDelay)


導入方法(install)


 以下のリンクを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMZ専用です。

 NRP_EnemyActionFlash.js ver1.01(2024/11/04)

更新履歴(History)


2024/11/04(ver1.01)


2023/10/03 -> 2023/10/04(ver1.00 -> 1.001)

  • 公開!
  • 基本ディレイが0の時に設定が無視されてしまう不具合修正。
    (2023/10/04 ver1.001)

スキルのメモ欄(Note of Skills)


<NoEnemyActionFlash>

 スキル実行時、敵キャラのフラッシュを禁止します。

プラグインパラメータ(Plugin Parameters)


フラッシュの強さ(FlashStrong)

 敵のフラッシュの強さです。
 255を最大として入力してください。

フラッシュの長さ(FlashDuration)

 敵のフラッシュの長さです。
 1が1/60秒に相当します。

敵の基本ディレイ(EnemyAnimationBaseDelay)

 敵が行動する際の基本ディレイです。
 1が1/60秒に相当。初期値は8。
 事実上、この値がフラッシュの待ち時間になります。

アクターの基本ディレイ(ActorAnimationBaseDelay)

 アクターが行動する際の基本ディレイです。
 1が1/60秒に相当。
 初期値は8ですが、基本的に不要なので0でよいと思います。

 ※本来、アクターにはフラッシュ処理がないので、このディレイは不要なはずです。しかしながら、なぜかツクールの標準では敵のフラッシュ時間と値を共有しているため、変更できるようにしています。

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