主な特徴
- 現れた敵キャラは自動で、空白のある場所に登場。
- プラグインコマンド(MZのみ)を使えば、任意の座標に配置可能。
- DynamicAnimation&Motionとの連携により、登場演出も作成可能。
※animatedSVEnemies.jsを適用したバトラーは呼び出せません。
目次
導入方法(Install)
更新履歴(History)
使用方法(Usage)
スキルのメモ欄(オプション)(Note of Skills)
敵キャラのメモ欄(オプション)(Note of Enemies)ver1.01
DynamicMotionによる演出の例(Sample of DynamicMotion)
MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)
プラグインパラメータ(Plugin Parameters)
敵キャラの最大数(MaxEnemyNo)
成功メッセージ(SuccessMessage)
失敗メッセージ(FailureMessage)
DynamicAppearと連携(LinkDynamicAppear)ver1.01
参考(Reference)
導入方法(install)
以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。
NRP_CallEnemy.js ver1.051(2024/10/27)
NRP_TroopRandomFormation.js ver1.081(2024/05/04)(解説)
※敵キャラの配置方法はNRP_TroopRandomFormation.jsのプラグインパラメータに依存しますので、調整はそちらで行ってください。
なお、NRP_TroopRandomFormation.jsを導入すると、グループ名が『#』から始まる敵グループが自動配置の対象となります。この機能を利用したくない場合はご注意ください。
また、以下のプラグインと併用する場合は最新化をお願いします。競合上の問題が起こらないように、不具合を解消しております。
更新履歴(History)
2024/10/27(ver1.051)
- スキルによって敵を呼び出す際の座標を設定できるようにした。
2024/08/05(ver1.04)
- CTB用の待ち時間の初期値を設定できるようにした。
2024/03/02 -> 2024/05/04(ver1.03)
- 敵キャラの画像サイズをうまく計算できないことがある不具合を修正。
- 連続かつ高速で仲間を呼ばれた際、配置座標が正しく計算できない問題に対処。(2024/05/04 NRP_TroopRandomFormation.js ver1.081)
2023/06/10(ver1.021)
- 呼び出される敵のIDをスキル使用者側でも設定できるようにした。
2022/04/21(ver1.01 -> 1.011)
- 影プラグインの浮遊処理と組み合わせた際、適切に配置できない問題に対処。
※影プラグイン側も最新化してください。
- 敵キャラ毎にデフォルトの登場演出を設定可能に。
- それに伴い、パラメータにDynamicAppearと連携を追加。
- 登場演出を指定しなかった場合に、敵が表示されなくなる不具合修正。(ver1.011)
- 上空から登場のサンプルにて登場前にチラ見えする不具合修正。(2022/04/21)
2022/03/04 -> 2022/03/10(ver1.00 -> 1.001)
- 公開!
- MVにて敵キャラのサイズが考慮されない不具合を修正。
(2020/03/10 ver1.001)
使用方法(Usage)
『仲間を呼ぶ』用のスキルを作成します。
まず、スキルの範囲は『使用者』など、単体を対象とするものにしてください。
範囲が『なし』だと機能しませんのでご注意を。
次にスキルのメモ欄に以下を記入してください。
<CallEnemy: x>
これでIDがx番の敵キャラを呼び出します。
省略して<CallEnemy>とだけ記入すると、スキルの使用者と同一の敵キャラを呼び出します。スキル使用者側の敵に呼び出す対象を設定することも可能です。
また、複数指定にも対応しています。
<CallEnemy: 1~3>
ならば、IDが1〜3の敵キャラをランダムで呼び出します。
<CallEnemy: 1,3,5>
ならば、IDが1,3,5の敵キャラをランダムで呼び出します。
ちなみに連続回数を増やせば、一度に複数の仲間を呼びます。
スキルのメモ欄(オプション)(Note of Skills)
<CallEnemyDynamic: x>
DynamicAnimation&Motionプラグインと連携し、x番のスキルに指定された演出で登場します。
当然ながら、該当のプラグインを導入している必要があります。
<CallEnemyXY:[X座標], [Y座標]>
指定された座標に敵を出現させます。
例えば、以下は変数1をX座標、変数2をY座標として参照します。
<CallEnemyXY:$gameVariables.value(1), $gameVariables.value(2)>
<CallEnemyCtbWt:[数値]>
※NRP_CountTimeBattle.jsとの連携用
CTBにおける登場時の待ち時間を指定した値(100が標準)に変更します。
例えば、<CallEnemyCtbWt:0>なら即時行動します。
<CallEnemyCtbWt:50>ならば、1/2ターンで行動開始します。
敵キャラのメモ欄(オプション)(Note of Enemies)ver1.01
<DynamicAppear: x>
DynamicAnimation&Motionプラグインと連携し、x番のスキルに指定された演出で登場します。
スキルか敵キャラか、好きな指定方法を選んでください。
両方の指定がある場合はスキル側が優先されます。
なお、この設定はNRP_DynamicAppear.js(登場演出プラグイン)による登場演出と共有されます。
<CallEnemy: x>
該当の敵キャラが仲間を呼んだ場合に呼び出される敵のIDです。
仲間を呼ぶスキルにIDの指定がないことが条件です。
複数指定も可能です。
DynamicMotionによる演出の例(Sample of DynamicMotion)
画面左から登場
オーソドックスに左から登場します。
<D-Motion>
frame = 5 // 移動時間
sx = a._homeX -500 // 始点X座標(画面外左)
sy = a._homeY // 始点Y座標
ex = a._homeX // 終点X座標
ey = a._homeY // 終点Y座標
</D-Motion>
『a』で呼び出された敵キャラ、『b』でスキルの使用者を参照できます。
『a._homeX』『a._homeY』が配置地点となるので、最終的にそこへ移動するように実装してください。
上空から登場(2022/04/21更新)
上空から登場します。飛行系の魔物などに最適です。
<D-Motion:soon>
airY = -500 // 空中Y座標
ex = a._homeX // 終点X座標
ey = a._homeY // 終点Y座標
</D-Motion>
<D-Motion>
frame = 8 // 移動時間
airY = 0 // 空中Y座標
</D-Motion>
なお、敵キャラの影の表示については、影プラグインが必要です。
アニメーションと共に登場
アニメーションと共に登場します。
// 目的地へ移動&透明化
<D-Motion:invisible&soon>
sx = a._homeX // 始点X座標
sy = a._homeY // 始点Y座標
</D-Motion>
// アニメーションを自身に表示
<D-Animation:self>
delay = 1
</D-Animation>
// 透明解除
<D-Motion:visible&wait>
sx = a._homeX
sy = a._homeY
frame = 7
</D-Motion>
アニメーションの内容は自由に設定してください。
ただし、EffekseerによるMZアニメはdelayを入れないと表示されないようです。MVアニメならdelayは不要です。
ポイントは<D-Animation:self/>です。
単にアニメーションを表示すると、スキルの使用者側に表示されてしまうことに注意してください。self型にすることで、モーションの実行者に表示されるようになります。
MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)
敵キャラを呼ぶ
バトルイベント内で自由に敵キャラを呼び出します。
スキルによる呼び出しとは異なり、座標を指定することも可能です。
プラグインパラメータ(Plugin Parameters)
敵キャラの最大数(MaxEnemyNo)
同時に出現できる敵キャラの最大数です。
それ以上呼び出そうとすると失敗します。
成功メッセージ(SuccessMessage)
呼び出しに成功した際に表示する文章です。
失敗メッセージ(FailureMessage)
呼び出しに失敗した際に表示する文章です。
DynamicAppearと連携(LinkDynamicAppear)ver1.01
NRP_DynamicAppear.jsと連携し、登場演出を実行します。
具体的には、NRP_DynamicAppear.jsのプラグインパラメータに設定した『敵キャラの開始演出』を取得し、仲間を呼ばれた際の登場演出の既定値とします。
参考(Reference)
このプラグインの制作に当たって、以下のプラグインを参考にさせていただきました。
EnemyCallsAlly.js(神無月サスケ様)
https://forum.tkool.jp/index.php?threads/4795/
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