特徴(能力補正や属性有効度)を加算方式に変更【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年07月22日

 特徴に設定する各項目の計算を加算方式に変更します。

 例えば、『通常能力値』の補正はアクター、職業、装備、ステートの全てに設定したものを単純に乗算して計算を行います。
 仮に各装備に対して、以下のように補正を設定したとすると……

  • 剣:攻撃力200%
  • 鎧:攻撃力200%
  • 兜:攻撃力200%

 攻撃力は元の800%の値になります。
 大きなインフレが起こるため、バランス調整が困難です。

 そこでこのプラグインによって、補正を加算方式へと変更します。
 攻撃力200%は+100%として解釈し、それを加算します。
 つまり、上記の場合は+300%(元の400%)の補正となります。

 『通常能力値』の他にも、『属性有効度』『ステート有効度』『弱体有効度』『特殊能力値』が対象となります。

 例えば、『属性有効度』を加算方式にすると炎属性スキルを吸収して回復する敵や装備を作成できます。


 他にも、対象サイドの変更プラグインと組み合わせれば、「アンデッドに回復魔法でダメージ」といったRPGの定番も可能となります。
 ※この機能は属性有効度を拡張するプラグインを統合したものです。内容は全く同じになります。

 また、命中率より回避率が優先される仕様も修正できます。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

スキルのメモ欄(Note of Skill)

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)

通常能力値を加算(RegularParameterPlus)

└バトラー&職業補正を加算(Battler&ClassPlus)

└装備補正を加算(EquipPlus)

└ステート補正を加算(StatePlus)

└装備補正を別計算(SeparateEquipment)


属性有効度を加算(ElementRatePlus)

└属性有効度の最大値(ElementRateMax)

└属性有効度の最小値(ElementRateMin)


ステート有効度を加算(StateRatePlus)

弱体有効度を加算(DebuffRatePlus)

特殊能力値を加算(SpParameterPlus)


命中計算式を変更(FixHitFormula)

└マイナスの回避率を考慮(ConsiderNegativeEva)ver1.02


導入方法(install)


 以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_TraitsPlus.js ver1.04(2024/07/22)

更新履歴(History)


2024/07/22(ver1.04)


2024/06/09(ver1.03)


2021/10/17(ver1.02)


2021/09/24(ver1.01)

  • SimplePassiveSkillMZ.js(準公式)のパッシブスキルに対応。

2021/09/02(ver1.00)

  • 公開!

スキルのメモ欄(Note of Skill)


属性有効度の限界設定

 スキル毎に属性有効度の限界値を変更することができます。
 例えば、無効化されない属性技のようなものを作成できます。
<ElementRateMax:2.0>

 属性有効度の最大値を2倍に設定します。
<ElementRateMin:0.5>

 属性有効度の最小値を0.5倍に設定します。

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)


通常能力値を加算(RegularParameterPlus)

 通常能力値の補正を加算方式に変更します。
 攻撃力200%の装備を二つ組み合わせた場合、攻撃力は300%となります。

 なお、正確には以下のように計算されます。
「アクター&職業の加算合計」×「装備の加算合計」×「ステートの加算合計」×「能力値強化」

 加算するのは、あくまで同一の分類内に対してとなります。

 以下の3項目によって、分類毎の計算方式の切替も可能です。

バトラー&職業補正を加算(Battler&ClassPlus)

 バトラーおよび職業の通常能力値(補正)を加算方式に変更します。

装備補正を加算(EquipPlus)

 装備の通常能力値(補正)を加算方式に変更します。

ステート補正を加算(StatePlus)

 ステートの通常能力値(補正)を加算方式に変更します。

装備補正を別計算(SeparateEquipment)

 アクター&職業のパラメータ補正が装備に影響を与えないようにします。
 例えば、職業の攻撃力が*200%の場合、ツクールMV〜MZの仕様では、武器の攻撃力まで200%になってしまいます。
 特に多重職業プラグイン(NRP_AdditionalClasses.js)にて、ドラクエ6〜7っぽい転職システムを実現したい場合に問題になります。

 この項目をオンにすると、アクターとクラスの能力に対してのみ、補正をかけるようになります。

属性有効度を加算(ElementRatePlus)

 属性有効度を加算方式に変更します。
 複数行の属性有効度をデータベースの特徴に設定すれば、通常は不可能なマイナスの属性有効度を実現できます。

 0%を下回った分のポイントは正負が反転します。
 これにより、属性攻撃を吸収したり、逆にアンデッドが回復魔法を受けてダメージを受けるといった挙動を実現できます。

 例えば、0%と30%を組み合わせると、属性有効度は-70%になります。
 つまり70%の吸収となります。


 上記は回復属性の属性有効度を-100%、闇属性の属性有効度を-70%となるように設定した例です。

 設定する特徴はアクター、職業、敵キャラ、装備などいずれも有効です。
 「アクターと装備」など異なる項目の組み合わせでも、加算によって0%を下回った場合は同じように機能します。

属性有効度の最大値(ElementRateMax)

 属性有効度の最大値です。1.0が100%に相当します。
 2.0ならば、通常の二倍がダメージの最大値になります。

属性有効度の最小値(ElementRateMin)

 属性有効度の最小値です。1.0が100%に相当します。
 -2.0ならば、通常のマイナス二倍がダメージの最小値になります。

ステート有効度を加算(StateRatePlus)

 ステート有効度を加算方式に変更します。
 要領は属性有効度と同じです。

弱体有効度を加算(DebuffRatePlus)

 弱体有効度を加算方式に変更します。
 要領は属性有効度と同じです。

特殊能力値を加算(SpParameterPlus)

 特殊能力値を加算方式に変更します。
 要領は属性有効度と同じです。

 これについては、迂闊にやるとバランス崩壊を起こす項目もあるので注意です。
 例えば『MP消費率』が50%の装備を二つ組み合わせた場合、デフォルトでは1/4になるだけですが加算方式では0になってしまいます。

命中計算式を変更(FixHitFormula)

 ツクールMV〜MZの従来の仕様では、回避率と命中率は別々に計算されます。
 つまり、命中+200%の武器を装備していても、回避100%の敵には、絶対に攻撃が当たらない仕様です。

 このパラメータをオンにすると、命中率から回避率を引いた値で判定を行うようになります。
 ※『攻撃を外した』か『回避された』かの区別も可能です。

マイナスの回避率を考慮(ConsiderNegativeEva)ver1.02

 回避率がマイナスの場合、本来の命中率よりも高確率で命中するように修正します。
 例えば、睡眠ステートに回避率のマイナス補正を入れることで、攻撃が必中になるといった仕様が可能となります。

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ため技を作成【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年07月21日

 ため技を作成するためのプラグインです。

 主にターン制やCTB向けです。
 ※ツクールMZのタイムプログレスは想定していません。というか、普通に速度補正で実現できるっぽい?

 ため技は既存プラグインの複合でもある程度は実現可能ですが、少し手順が複雑になります。
 このプラグインはため技の作成に特化し、スキルの作成に必要な手順を簡略化しました。さらにCTBプラグインとの連携でチャージタイムを実現できます。

 主な特徴。

  • CTBプラグインとの連携で技毎にチャージタイム(ため時間)を設定可能。
    ※通常のターン制でも使用できます。
  • チャージタイムを短縮する装備、ステートなども設定可能。
  • MP・TPを消費するタイミングなど詳細な設定も可能。

 以下は紹介動画です。
※画面が小さい場合は右下の全画面表示をクリックしてください。

目次


導入方法

更新履歴

使用方法

本体スキル用のパラメータ

ChargeState(ためステート)

ChargeSkill(ため演出用スキル)

ChargeName(ため演出用名称)

ChargeActionSkill(実行スキル)

ChargeCost(ため演出時に消費)

ChargeTurnException(チャージターンの経過無効)

IfNoCharge(即時発動条件)


ため演出スキル用のパラメータ

NoResult(結果表示なし)

NoStartAction(開始アクションなし)


スキル・装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)

ChargeSpeed(チャージ速度)


装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)

ChargeSkillType(速度補正用スキルタイプ)


ステート用のパラメータ

StateMotion(ステート中のモーション)

RemoveState(ステート消去)


プラグインパラメータ

chargeTurnException(チャージターンの経過無効)

ステート付加のタイミング調整(adjustStateTiming)

行動回数の制限(limitActionTimes)


導入方法


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_ChargeSkill.js ver1.05(2024/07/21)

更新履歴


2024/07/21(ver1.05)


2023/10/23 -> 2024/06/03(ver1.04 -> 1.042)

  • ため状態用ステートが付加されるタイミングをアニメーション後にできるようにした。
  • ため演出用スキルの指定がない場合にエラーとなる不具合修正。
    (2023/11/10 ver1.041)
  • <NoStartAction>使用時、DynamicAnimationよりプラグインの登録順序が下だと演出が無効になるので順序を明確化。(2024/06/03 ver1.042)

2023/10/09(ver1.03)

  • 敵のため技においても、対象を保持するように修正。

2020/09/12 -> 2023/08/28(ver1.02 -> 1.023)

  • ツクールMZに対応。
  • ため開始演出用スキルを指定しないと落ちる不具合修正。
  • ツクールMVでまともに動かなくなっていた不具合修正。(11/15 ver1.021)
  • 敵が使うとエラーになる不具合修正。(11/15 ver1.022)
  • 競合によるエラーを軽減。(2023/08/28 ver1.023)

2020/06/19(ver1.01)

  • 英語対応。

2020/04/05(ver1.00)

  • 公開!

使用方法


最低限の設定

 まず、ため状態用のステートが必要です。(以下は設定例)

  • 行動制約:『〜を攻撃』のいずれか
  • 解除条件:戦闘終了後に解除
  • 自動解除:行動終了時
  • 継続ターン:1


 後はスキルのメモ欄に『ため状態用ステート』のIDを指定します。
<ChargeState:[ステートID]>

 以上で、次ターンに実行されるスキルの完成です。

 この際、ステートの内容次第で様々な設定が可能です。例えば、魔法詠唱中は防御力が下がるといった設定ができます。また『継続ターン』を伸ばすと、複数ターン勝手にスキルを実行する暴走技などが作れます。

ため開始演出

 ため開始時の演出が必要な場合は、『ため演出用スキル』を指定できます。


 演出だけなので効果は『なし』で構いません。あるいは何らかの効果を付けても構いません。
 ただし、アニメーションを表示したい場合は範囲を指定してください。範囲は『使用者』が無難ですが、敵を対象にすればロックオンのような演出も可能です。

 なお、効果が『なし』かつメッセージを表示する設定の場合、「効果はなかった」というメッセージが表示されてしまいます。『演出用スキル』のメモ欄に以下を記入すれば防げます。
<NoResult>

 次に『本体スキル』のメモ欄に『ため演出用スキル』を呼び出す設定を記述します。(以下例)
<ChargeSkill:99>
<ChargeName:ファイア>

  • 『ChargeSkill』により、99番の演出用スキルを実行します。
  • 『ChargeName』により、該当スキルの技名を「ファイア」に書き換えます。
    これによりためを開始する際、画面に表示する技名を自由に変更できます。

CTB用の設定

 CTB用プラグインと併用すれば、チャージタイムの設定が可能です。
<ChargeSpeed:+50>

 上記のように記述すれば、速度補正+50%となります。元の値が100%なので、通常の1.5倍速でためを実行します。

 上記の指定は『スキル』『装備』『ステート』のそれぞれに有効です。
 さらに『装備』『ステート』の場合はスキルタイプの指定も可能です。

<ChargeSkillType:1>

 初期状態では1:魔法、2:必殺技です。カンマ区切りで『1,2』というように複数指定も可能です。(指定がなければ全てが対象)
 これにより「魔法のチャージタイムを半減する装備やステート」などが実現できます。

 大まかな機能は以上ですが、当プラグインではより詳細な設定が可能です。
 メモ欄に記入できる機能を以下で解説します。

本体スキル用のパラメータ


 一部はJavaScript計算式を使えます。その際、行動主体は『a』で参照可能です。

<ChargeState:[ステートID]>(ためステート)

 スキル発動までの『ため状態』となるステートを指定します。
 これがなければ、当プラグインのため技は機能しません。

<ChargeSkill:[スキルID]>(ため演出用スキル)

 ため開始演出用スキルのIDを設定します。
 ため開始時のアニメーションを表示したり、メッセージを表示することができます。
 指定がない場合、何も表示せずため状態に入ります。

<ChargeName:[名称]>(ため演出用名称)

 『ChargeSkill』の指定がある場合、ため開始演出用スキルの表示名を設定します。
 [名称]をブランクにすれば、技名を表示しないことも可能です。

 オススメは以下のような書き方です。
<ChargeName:item.name>

 『item.name』には本体スキルの名称が入っています。つまり、ため開始演出用スキルに本体スキル名を引き継げます。

<ChargeActionSkill:[スキルID]>(実行スキル)

 ため終了後に発動するスキルのIDを指定します。

 通常はそのまま本体スキルを使用するので不要です。
 JavaScriptの式と組み合わせれば、ランダムで発動するスキルなども作れます。

<ChargeCost>(ため演出時に消費)

 MP・TPをため開始時に消費するよう変更します。
 ※初期状態だとMP・TPは本体スキル実行時に消費されます。

<ChargeTurnException:[true/false]>(チャージターンの経過無効)

 『true』を指定すると、ため開始時にステートなどのターン経過を無視します。具体的には『ステート&能力変化のターン経過』『毒のダメージ効果』を行いません。

 この設定はプラグインパラメータで初期値を指定可能です。

<IfNoCharge:[条件]>(即時発動条件)

 指定した式を満たす場合、ためを省略してスキルを即時発動します。

ため演出スキル用のパラメータ


<NoResult>(結果表示なし)

 スキル使用時の結果表示を行いません。
 メッセージを表示する設定の際、「効果がなかった」のメッセージを表示したくない場合など。

<NoStartAction>(開始アクションなし)

 スキル使用時の一歩前進や技名表示を行いません。
 アニメーションだけ表示したい場合など。

スキル・装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)


<ChargeSpeed:[数値]>(チャージ速度)

 元の値を100%(=1ターン)として、ため速度を変更します。
 『+-*/』いずれの符号も使用できます。例えば『*2』ならば2倍速です。
 符号を省略すると+として扱います。

 『スキル』『装備』『ステート』のそれぞれに設定可能です。
 なお、CTBでは値が2000を超えると即時発動となる仕様です。

 また、計算順序はスキル→装備→ステートの順番になっています。
 例えばスキルに『+100』、装備に『*2』を指定した場合、『(100 + 100) * 2 = 400』。つまり、4倍速でためを行います。

 その他にもJavaScript計算式と組み合わせれば、「魔力が上がるほど詠唱が速くなる」などの設定も可能です。

装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)


<ChargeSkillType:[数値]>(速度補正用スキルタイプ)

 特定のスキルタイプのみ『ChargeSpeed』による速度補正をかけます。
 初期状態では1:魔法、2:必殺技です。カンマ区切りで『1,2』というように複数指定も可能です。(指定がなければ全てが対象)
 これにより「魔法のチャージタイムを半減する装備やステート」などが実現できます。

ステート用のパラメータ


<StateMotion:[モーション名]>(ステート中のモーション)

 ステート中の待機モーションを設定します。

■モーション一覧(※アルファベットで指定してください)
  • attack(攻撃)
  • walk(前進)
  • wait(通常待機)
  • chant(詠唱待機)
  • guard(防御)
  • damage(ダメージ)
  • evade(回避)
  • thrust(突き)
  • swing(振り)
  • missile(飛び道具)
  • skill(汎用スキル)
  • spell(魔法)
  • item(アイテム)
  • escape(逃げる)
  • victory(勝利)
  • dying(瀕死)
  • abnormal(状態異常)
  • sleep(睡眠)
  • dead(戦闘不能)

 具体的にどのようなモーションかを知りたければ、ツクールMVヘルプにある『サイドビューキャラ規格』を参照するとよいかもしれません。

<RemoveState:[ステートID]>(ステート消去)

 ステートにかかった際、指定したIDの別ステートを解除します。
 例えば、「沈黙にかかった際に魔法スキルのため状態を解除する」といった用途を想定しています。

プラグインパラメータ


chargeTurnException(チャージターンの経過無効)

 『true』を指定すると、初期状態でため開始時にステートなどのターン経過を無視するようになります。
 上記の『ChargeTurnException』の初期設定に相当します。

ステート付加のタイミング調整(adjustStateTiming)

 ため状態用ステートを付加するタイミングが、アニメーションの後になるように調整します。

行動回数の制限(limitActionTimes)

 ため技発動時は行動回数を1回に制限します。
 これがオンになっていないと、特徴に行動回数追加が設定されている場合にため技を連続で発動してしまいます。

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posted by 砂川赳 at 20:34 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウィンドウをページ化【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年07月18日

 各種ウィンドウを左右でページ切替できるようにします。また、カーソルが上下でループするようになる機能も含まれています。
 要するにドラクエっぽい挙動になります。


 導入するだけで、アイテム・スキルなどのウィンドウがページ切替できるようになります。これは戦闘・非戦闘を問わず適用されます。
 実装にもよりますが、ユーザが導入したプラグインによる独自メニューにも効果があります。
 なお、マウス操作の場合は元のままホイールでスクロールします。

 このプラグインには、カーソルのループプラグインの内容も含まれています。好きなほうを一つだけ適用すればOKです。

 ※仕様上、外部のプラグインと競合しやすいのでご注意ください。多数のウィンドウ系プラグインと併用する場合、かつ自力解決する力量がない場合は採用を見送ったほうが無難です。

目次


導入方法

更新履歴

プラグインパラメータ

ページ化を自動でしない(disableAutoPaging) ver1.05

一列でもページを使用(usePageCol1)

カーソルを左右反対へ(cursorReverse)

カーソルを一旦停止しない(noStopCursor)

末尾の空欄を有効に(selectOverLastSpace)


プラグインパラメータ(ページカーソル関連)

ページカーソル横位置(pageCursorHorizontal)

ページカーソル縦位置(pageCursorVertical)

ページカーソル左の画像(pageCursorLeftImage)

ページカーソル右の画像(pageCursorRightImage)

ページカーソル左X調整(pageCursorLeftAdjustX)

ページカーソル左Y調整(pageCursorLeftAdjustY)

ページカーソル右X調整(pageCursorRightAdjustX)

ページカーソル右Y調整(pageCursorRightAdjustY)


プラグインパラメータ(例外設定)ver1.02

装備スロット一覧のページ化(pagingEquipSlotList)ver1.06

装備品一覧のページ化(pagingEquipList)

セーブ画面のページ化(pagingSaveList)ver1.04

戦闘コマンドのページ化(pagingBattleCommand)

ページ化ウィンドウ一覧(pagingWindowList)ver1.04

非ページ化ウィンドウ一覧(noPagingWindowList)ver1.04


導入方法


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_PageWindow.js ver1.071(2024/07/18)

更新履歴


2024/07/09 -> 2024/07/18(ver1.07 -> 1.071)

  • ウィンドウを開き直した際のスクロール位置が適切に設定されないことがある不具合修正。
  • 外部プラグインとの組み合わせによっては、ウィンドウを閉じる際にスクロール位置が初期化されるのが一瞬チラ見えしてしまう不具合修正。
    (2024/07/18 ver1.071)

2023/02/10(ver1.06)


2022/07/11 -> 2022/07/24(ver1.05 -> 1.051)

  • ページ化を自動でしないを追加。
    機能を限定的に使用したい場合に有効です。
  • 外部プラグインとの競合対策用に調整。(2022/07/24 ver1.051)

2021/09/30(ver1.04)


2021/07/15(ver1.03)

  • MZにて一つしか項目がない場合、フォーカスが外れる不具合修正。

2020/09/14(ver1.02 -> 1.021)

  • ツクールMZの一列ウィンドウでスクロールできなくなる不具合修正。
  • 一部のウィンドウを例外設定できるようにした。
  • MZかつ『一列でもページを使用』がオフかつ項目数が多い場合、末尾の項目が表示されない不具合を修正。(10/10 ver1.021)

2020/08/28(ver1.01 -> 1.012)

  • ツクールMZに対応。
  • マウスホイールのスクロール関連の不具合修正。(ver1.012)

2020/05/30(ver1.00)

  • 公開!

プラグインパラメータ


ページ化を自動でしない(disableAutoPaging)ver1.05

 自動でのページ化を行わないようにします。
 オンにした場合は『ページ化ウィンドウ一覧』などで使用するウィンドウを指定してください。

一列でもページを使用(usePageCol1)

 一列のウィンドウでもページを使用します。
 例えば、ショップや戦闘時のコマンドが対象となります。


カーソルを左右反対へ(cursorReverse)

 ページ切替後、カーソル位置を左右反対へ移動します。


カーソルを一旦停止しない(noStopCursol)

 ウィンドウ端でカーソルが一旦停止しないようにします。
 初期状態はfalseです。

末尾の空欄を有効に(selectOverLastSpace)

 最終要素よりも後ろの空欄にカーソルを合わせられるようにします。
 ただし、これは通常想定されていない挙動です。導入しているプラグインによっては、空欄にカーソルを合わせるとエラーになる可能性もあります。

 初期状態はfalseです。この場合は最終要素に自動でカーソルを合わせます。

プラグインパラメータ(ページカーソル関連)


 ページの切替可能を示すカーソルの表示設定です。
 初期状態では、ウィンドウの右下に左右の矢印を表示します。

ページカーソル横位置(pageCursorHorizontal)

 ページカーソルの横位置です。
 『左』『中央』『右』『左右』の4種類から選択可能です。
 『左右』の場合、ウィンドウの両サイドにカーソルを表示します。


ページカーソル縦位置(pageCursorVertical)

 ページカーソルの縦位置です。
 『上』『中央』『下』の3種類から選択可能です。

ページカーソル左の画像(pageCursorLeftImage)

 左向きページカーソルの画像をピクチャーで指定します。
 指定なしならシステム画像の左矢印を用います。

ページカーソル右の画像(pageCursorRightImage)

 右向きページカーソルの画像をピクチャーで指定します。
 指定なしならシステム画像の右矢印を用います。

ページカーソル左X調整(pageCursorLeftAdjustX)

 左向きページカーソルのX位置を調整します。

ページカーソル左Y調整(pageCursorLeftAdjustY)

 左向きページカーソルのY位置を調整します。

ページカーソル右X調整(pageCursorRightAdjustX)

 右向きページカーソルのX位置を調整します。

ページカーソル右Y調整(pageCursorRightAdjustY)

 右向きページカーソルのY位置を調整します。

プラグインパラメータ(例外設定) ver1.02


 各ウィンドウ毎に個別のページ化設定を行います。
 上記の設定を無視して、強制的に設定を上書きします。

装備スロット一覧のページ化(pagingEquipSlotList)ver1.06

 装備スロット一覧をページ化するかを設定します。

装備品一覧のページ化(pagingEquipList)

 装備品一覧をページ化するかを設定します。

セーブ画面のページ化(pagingSaveList)ver1.04

 セーブ・ロード画面をページ化するかを設定します。

戦闘コマンドのページ化(pagingBattleCommand)

 戦闘コマンドをページ化するかを設定します。
 アクターコマンドとパーティコマンドが対象となります。

ページ化ウィンドウ一覧(pagingWindowList)

 追加でページ化するウィンドウ名の一覧です。
 例:"Window_MenuCommand"など。

非ページ化ウィンドウ一覧(noPagingWindowList)

 追加でページ化を禁止するウィンドウ名の一覧です。
 例:"Window_MenuCommand"など。

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posted by 砂川赳 at 11:40 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする