行動順序の画面表示【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年06月25日


 CTBCTTB用プラグインと組み合わせて戦闘行動順序の表示を行うプラグインです。
 ターン制にも対応しています。(ver1.07)

 こちらのプラグインは行動順序の表示だけを行っており、単体では動作しません。この記事だけを見ても意味不明なので、上のリンクから先にご覧ください。
 なお、下のファイルはリンク先の記事に置いてあるものと同一です。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_VisualTurn.js ver2.04(2024/06/25)

 このプラグインは必ずターン制御を行うプラグインよりも下に配置してください。

更新履歴


ver2.04(2024/06/25)


ver2.03(2024/05/01)

  • 画像X座標シフト画像Y座標シフトを追加。
  • 敵の表示倍率を100より大きくすると、敵の画像が途切れてしまうことがある不具合修正。
    ※敵の表示倍率を100以外にしている場合、今までと若干表示がズレる可能性があるのでご注意ください。

ver2.02(2024/02/29)

  • スプライト表示をオンにした場合、戦闘終了時などウィンドウが非表示にならない不具合修正。

ver2.01 -> 2.014(2024/02/11 -> 2024/02/12)

  • 敵キャラの画像をシンボルとして表示した際に、配置が中央となるように修正。
  • 解説の誤り、英訳の漏れを修正。
  • 表示倍率補正を適用した際に、敵の識別子(ABC...)の表示位置がズレる不具合修正。(2024/02/12 ver2.011)
  • スプライト表示をオフにした場合にエラーとなる不具合修正。
    (2024/02/12 ver2.012)
  • MVかつスプライト表示かつ識別子を表示した際にエラーとなる不具合修正。
    (2024/02/12 ver2.013)
  • MVかつスプライト表示かつ識別子の色を指定した際にエラーとなる不具合修正。(2024/02/12 ver2.014)

ver2.00(2024/02/09)


ver1.16 -> 1.164(2022/04/21 -> 2023/09/21)

  • 選択中のバトラーのシンボルについて画像のみを白く強調表示するように変更。(以前の白枠表示への切替も可能)
  • UIエリアの幅が一部ウィンドウに反映されていない不具合修正。
  • パーティ全員が行動不能時に『行動時に順序を隠す』が機能しない不具合修正。(2022/08/17 ver1.161)
  • CTBにてパーティコマンドを表示しない設定の場合、順序が初期表示されない不具合を修正。(2022/08/26 ver1.162)
  • MVにて戦闘中に仲間を加えた場合、WTが初期設定されない不具合を修正。(2023/05/13 ver1.163)
  • NRP_PartyAttack.jsと併用し、かつ自身が対象のスキルを使うと行動順序のアクターが白表示されてしまう問題に対処。(2023/09/21 ver1.164)

ver1.15(2022/01/19)

  • MZかつCTTBにて自動戦闘を組み合わせた場合にエラーとなる不具合修正。

ver1.14 -> 1.143(2021/11/19 -> 2022/01/11)

  • 戦闘開始直後にピクチャーなどの画像表示を行うと、順序画像の表示が不安定になる不具合修正。
  • ↑の修正漏れ(背景画像が適切に読み込まれない問題)を再修正。(ver1.141)
  • プラグイン内の解説を大幅拡充。(11/20 ver1.142)
  • ため技プラグインとの競合対策用に調整。(2022/01/11 ver1.143)

ver1.13(2021/09/18)

  • 外部プラグインによる顔グラやキャラグラの変更が、反映されない不具合修正。

ver1.12 -> 1.121(2021/06/19 -> 07/02)

  • ウィンドウを重ねて表示できるように改良。
  • それに伴い初期状態では行動順序を右寄せ&上寄せするように変更。
  • また、ウィンドウ表示系のパラメータを追加(細分化)&整理。
    ※プラグイン更新時に少しだけ挙動が変わる可能性があります。変更箇所はパラメータ(各ウィンドウの表示)だけなので見直しをお願いします。
  • 順序ウィンドウの下も透けるように微調整。(07/02 ver1.121)

ver1.11(2020/08/25)


ver1.10(2020/08/23)

  • ツクールMZに対応。
  • MZ用の余白調整。(ver1.101)
  • MZにてステータス枠が消える不具合修正。(NRP_VisualTurn.js ver1.102)

ver1.09(2020/06/09)

  • 英語対応。

ver1.08(2020/04/26)

  • 敵の識別子表示機能を追加。(詳細
  • <CtbHide>使用時、CTB以外でも表示が戻るように修正。
  • 外部プラグインでの敵名表示を考慮。(ver1.081)

ver1.07(2020/04/23)

  • ターン制に対応。それに伴い表示人数のパラメータを追加。

ver1.06(2020/04/18)

  • <CtbHide>によって、スキル発動時の順序欄を非表示できるようにした。

ver1.05(2020/01/18)

  • 味方のターンが来るまで行動順が表示されない不具合修正。
  • 行動する度にコマンドを隠れないように変更(切替可能)。(詳細
  • 右寄せ下寄せをやりやすいように調整。(01/19 ver1.051 詳細
  • 不要な重複処理を削除。(01/30 ver1.052)

ver1.04(2020/01/09)


ver1.03(2020/01/04)


ver1.02(2020/01/02)

  • 画像縮小拡大率(zoom)を設定可能に。
  • レイアウトのずれを全体的に修正。

ver1.01(2019/12/30)

  • 名前表示の場合、単体の敵でも末尾にアルファベットが表示されるのを修正。
  • 利用規約を明記。
  • プラグインのパラメータを型指定した。

ver1.00(2019/12/27)

  • 公開開始!

パラメータ(ウィンドウ関連)


表示人数(dispNumber)ver1.07

 順序表示を行う人数です。
 指定がない場合、連携元プラグインの値を使用します。

 CTBの場合は『計算人数』を参照できるため、この項目は不要です。

ウィンドウの表示方向(horizon)

 行動順序の表示方向を切り替えます。
 0:縦、1:横

横表示
20191227_CCTB_1.jpg

 なお、graphicMode=0の名前表示の場合、横表示はできません。
 文字列を縦書きするのは難しかったので……。

横位置調整(adjustX)

 行動順序ウィンドウの位置を右方向に移動します。
 『Graphics.boxWidth - this.width』を設定すると、画面幅とウィンドウ幅を参照して、自動的に右寄せができます。(ver1.051)

縦位置調整(adjustY)

 行動順序ウィンドウの位置を下方向に移動します。
 『Graphics.boxHeight - this._statusWindow.height - this.height』を設定すると、画面幅とウィンドウ幅を参照して、自動的にステータスウィンドウの上に下寄せできます。(ver1.051)

 画面右や下側に表示したい場合はこれらで調整してみてください。
 FF10だと技名表示とかぶらないよう、やや下にずらしてるみたいですね。

CTB_20200119_adjust.png

ウィンドウの余白(windowPadding)ver1.03

 ウィンドウの余白です。標準は18。

不透明度(windowOpacity)

 ウィンドウの不透明度です。0で透明、255で不透明。
 ウィンドウがいらなければ透明にしてしまうのも一つの手です。そのほうが省スペースですので。

暗くするか?(windowDark)ver1.03

 1:ならば枠を暗くします。

20200104_CTB_dark.jpg

 画像は不透明度=0と組み合わせたものです。

背景画像(windowBackImage)ver1.04

 ウィンドウの上に背景となるピクチャーを指定できます。
 例えばウィンドウ透明化と組み合わせて独自の枠を作れます。

20200109_back.jpg

パラメータ(画像関連)


画像表示モード(graphicMode)

 行動順序に表示するシンボル画像のタイプです。指定なしなら1:顔グラ表示です。
 0:名前表示、1:顔グラ表示、2:キャラグラ表示、3:SV戦闘キャラ(ver1.03)

名前表示
20191227_CCTB_3.jpg

顔グラ表示
20191227_CCTB_2.jpg

キャラグラ表示
20191227_CTTB_4 .jpg

SV戦闘キャラ表示(ver1.03)
20200104_CTB_SV.jpg

横幅(width)

 シンボル画像の横幅です。指定なしなら100。
 ※ver1.03より常に画像の横幅となるように変更しました。
 行動順序表示枠の幅です。縦表示時は横幅、横表示時は縦幅になるのでご注意ください。

縦幅(height) interval

 シンボル画像の縦幅です。指定なしなら32。
 ※ver1.03よりheightに変更。常に画像の縦幅となるようにしました。
 行動順序表示枠の間隔です。
 画像全体を表示できない場合、中央付近を切り抜きます。

表示倍率(zoom)ver1.02

 シンボル画像の拡大縮小率です。
 標準を100として設定してください。
 例えば、顔グラの全体を表示したい場合などに縮小したりできます。

20200102_CTB_zoom.jpg

キャラグラの向き(characterDirection)ver1.04

 キャラグラ表示の場合の向きです。
 キャラグラ表示以外のモードでは意味を持ちません。

背景画像(actorBackImage)ver1.04

 各味方の背景となるピクチャーを指定します。
 下のenemyBackImageと合わせて、敵味方で色分けなどもできます。

20200109_CTB_personalBack.jpg

選択対象の強調方法(selectedHighlightType)ver1.16

 対象選択中のシンボルを強調する方法です。
 画像を白色表示するか白い四角形をかぶせるかを選択できます。

画像切取X座標補正(cutAdjustX)ver2.00

 シンボル画像を切り取るX座標を補正します。
 「顔の位置がズレていて収まらない」といった場合に活用してください。
 ※顔グラの場合、境界を超えて隣のキャラが見えてしまうこともあるのでご注意ください。

画像切取Y座標補正(cutAdjustY)ver2.00

 シンボル画像を切り取るY座標を補正します。

スプライト表示(useSprite)ver2.00

 シンボル画像の表示方法をスプライトに変更します。

 ウィンドウは表示されなくなりますが、デザインの自由度が上がります。凝ったレイアウトを希望する方はご利用ください。
 具体的には「画像のウィンドウ内に収まらない部分も表示される」「マスク機能が有効になる」「表示が他のウィンドウより確実に下になる」といった利点があります。

マスク画像(actorMaskImage)ver2.00

 シンボルを隠すためのマスク画像です。
 例えば、以下のサンプルを適用すると、画像の黒い部分が隠されるようになります。

 ※サイズは96x96です。横幅x縦幅とサイズを合わせてください。
 以下は実際に適用した例です。アクターおよび敵のシンボル画像が円形に切り取られていることが分かると思います。


画像の横間隔(intervalX)ver2.00

 シンボル画像同士の横の間隔です。
 省略時は画像の横幅をそのまま使います。

 ※基本的にはスプライト表示がオンであることを想定しています。オフの場合は、ウィンドウに収まらなくなります。

画像の縦間隔(intervalY)ver2.00

 シンボル画像同士の縦の間隔です。
 省略時は画像の縦幅をそのまま使います。

X座標補正(symbolAdjustX)ver2.00

 シンボル画像のX座標を補正します。数式可

 例:index == 0 ? -50 : 0
 上は先頭のシンボルのみ左寄りに表示した例です。
 「index」は行動順序を示しています。0から始まることに注意してください。

Y座標補正(symbolAdjustY)ver2.00

 シンボル画像のY座標を補正します。数式可
 例:index == 0 ? -50 : 0

画像X座標シフト(imageShiftX)ver2.03

 シンボル画像のX座標をシフトします。数式可
 例:a.isActor() ? 20 : -20

画像Y座標シフト(imageShiftY)ver2.03

 シンボル画像のY座標をシフトします。数式可
 例:a.isActor() ? 20 : -20

表示倍率補正(adjustZoom)ver2.00

 拡大率を補正します。数式可。
 こちらは背景画像やマスク画像まで含めて補正します。

 例:index == 0 ? 100 : 50
 上は先頭のシンボルのみ等倍表示し、以降を縮小表示した例です。

パラメータ(敵の画像関連)


画像表示モード(enemyGraphicMode)ver1.03

 敵の画像表示モードです。
 0:名前表示、1:顔グラ表示、2:キャラグラ表示、3:SV戦闘キャラ表示、4:ピクチャ表示、5:敵キャラ表示
 指定なしなら味方と同じになります。

 『1:顔グラ表示』『2:キャラグラ表示』『3:SV戦闘キャラ表示』『4:ピクチャ表示』に関しては、以下の項目で画像を指定する必要があります。
 『5:敵キャラ表示』に関しては、自動的に敵キャラの画像を取得して横幅〜縦幅に収まるように縮小表示します。

表示倍率(zoom)ver2.00

 敵のシンボル画像の拡大縮小率です。
 標準を100として設定してください。
 指定なしならアクターと同じになります。

 『5:敵キャラ表示』と組み合わせた場合、横幅〜縦幅に対して倍率を適用します。例えば、倍率が150ならば、枠からはみ出るような画像の表示の仕方がされます。『スプライト表示』をオンにすることで、枠からはみ出た部分も表示されるようになります。

画像ファイル(enemyFileName)

 敵シンボルのファイル名を指定。
 顔グラ表示ならFacesフォルダ、キャラグラ表示ならcharactersフォルダ、SV戦闘キャラ表示ならsv_actorsフォルダ、ピクチャ表示ならpiccturesフォルダから画像を取得します。
 指定なしなら"Monster"。

画像のインデックス(enemyFileIndex)

 enemyFileNameで指定した画像のインデックスを指定する。
 顔グラ表示・キャラグラ表示以外は不要です。
 0始まりであることに注意。指定なしなら6。

 つまり、Monsterファイルの7番目の画像を表示しているわけですね。デフォルトの幽霊っぽいヤツです。

背景画像(enemyBackImage)ver1.04

 各敵の背景となるピクチャーを指定します。

画像切取X座標補正(enemyCutAdjustX)ver2.00

 シンボルの画像を切り取るX座標を補正します。
 省略時はアクターと同じです。

画像切取Y座標補正(enemyCutAdjustY)ver2.00

 シンボルの画像を切り取るY座標を補正します。
 省略時はアクターと同じです。

マスク画像(enemyMaskImage)ver2.00

 シンボルを隠すためのマスク画像です。
 省略時はアクターと同じです。

パラメータ(敵の識別子関連) ver1.08



識別子を表示(useVisualId)

 trueにすると、敵シンボルの右下に識別子(A,B,C..)を表示します
 また、敵選択ウィンドウの表記を併せて変更します。

識別子のサイズ(visualIdSize)

  識別子のフォントサイズです。
 未指定の場合は28となります。

識別子の色(visualIdColor)

 識別子に用いる文字色の番号です。
 番号はシステム画像に対応します。

識別子の配列(visualIdArray)

 使用する識別子の配列です。
 初期状態は半角英字『ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ』です。

 例えば全角英字や数値に変更できます。適当に置いておくので好きなものをコピペしてください。

  • ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
  • 123456789
  • 123456789
  • 一二三四五六七八九十
  • TUVWXYZ[\]

  ちなみに敵の数が一巡すると、Z→Aというように最初から繰り返します。

X座標補正(visualIdAdjustX)ver2.00

 識別子のX座標を補正します。

Y座標補正(visualIdAdjustY)ver2.00

 識別子のY座標を補正します。

パラメータ(各ウィンドウの表示)


ウィンドウを重ねて表示(overlapWindows)ver1.12


 ウィンドウが重なった場合、半透明処理によって表示を重ねるようにします。

行動時に順序を隠す(autoHidden)

 trueならば行動実行時、自動的に行動順序ウィンドウを隠します。メッセージとかぶって邪魔な場合などに。
 ※ver1.12:『パラメータ(ウィンドウ関連)』からこちらへ移動しました。さらに設定方法を選択制からtrue/falseに変更しています。

スキル選択時も順序表示(displayForSkillSelect)ver1.11

 スキル(アイテム)選択時も行動順序を表示するようにします。
 falseにすると、スキル選択中は行動順序を非表示にします。
 ※ver1.12:設定方法を選択制からtrue/falseに変更しています。ver1.11まではウィンドウを重ねて表示できなかったので、その調整のための項目です。現在のバージョンならtrueで問題ないと思います。

コマンドを隠さない(keepCommandWindow)ver1.05

 trueにしておくと、入力完了後にコマンドウィンドウを隠さないよう変更します。
 CTBにおいて、行動する度に画面下のウィンドウが動くとせわしない感じになります。そのための調整です。
 初期値はtrueです。

 他のプラグインで画面下のウィンドウレイアウトを調整する場合、競合の原因となりやすいです。その場合はfalseにしてください。

[MZ]対象選択時ヘルプ消去(hideTargetingHelp)ver1.12


 対象選択時にヘルプを隠します。MVでは標準で隠れる仕様です。
 ※ver1.12より『displayForSkillSelect』から分離しました。

メモ欄のパラメータ(アクター、敵キャラ)


画像の個別指定

 アクター、敵キャラのメモ欄に以下を記述すれば、画像の個別指定が可能です。

<CtbFace:[ファイル名],[インデックス],[スイッチ番号]>

<CtbCharacter:[ファイル名],[インデックス],[スイッチ番号]>

<CtbSvActor:[ファイル名],[スイッチ番号]>

<CtbPicture:[ファイル名],[スイッチ番号]>

<CtbEnemy:[ファイル名],[スイッチ番号]>


 指定したスイッチがONの場合、プラグインパラメータの指定よりも優先して表示されます。
 例によって、インデックスは0始まりなので注意です。
 なお、スイッチ番号は省略可能です。省略した場合は最初から表示されます。


  • <CtbPicture:boss>
    pictures/bossファイルの画像を表示します。
    ボス敵だけ表示を変更したい場合など。
    たぶんこれが一番オーソドックスな使い方です。

  • <CtbFace:Monster,2>
    faces/Monsterの3番目の画像を表示します。

  • <CtbCharacter:Monster,5,10>
    characters/Monsterの6番目の画像を、スイッチ10番がONの時に表示します。

 物語の進行によって、アクターの表示を何度も変えたいような場合は複数指定も可能です。

 <CtbPicture:aaa>
 <CtbPicture1:bbb,11>
 <CtbPicture2:ccc,12>

 というように連番をつけます。
 上の例だとスイッチ11番がONの時に、画像bbbに表示が変更、さらに12番がONの時に画像cccに変更されます。
 上下の順番は問いませんが、番号が大きいほうが優先されます。
 無印→1→2...という順番であることに注意してください。間違えると機能しません。

 また、同一の対象に対して別々の指定はできません。
 (例:CtbFaceとCtbPictureなど)

画像の切り取り位置を補正 ver2.00

 以下のようにすれば、指定した数値分だけ画像の切り取り位置を調整できます。
 顔の位置がズレていて収まらないといった場合に活用してください。

<CtbCutAdjustX:10>

<CtbCutAdjustY:10>


メモ欄のパラメータ(スキル、アイテム)


 スキル、アイテムのメモ欄に以下を指定可能です。

<CtbHide> ver1.06

 スキル(アイテム)発動時、行動順序ウィンドウを一時的に隠します。
 画面全体にかかるような演出を行いたい場合など。

メモ欄のパラメータ(ステート) ver2.04


 ステートのメモ欄に以下を指定すれば、そのステート中のシンボル画像の色を変更できます。


 行動停止系ステートの視覚化などの用途を想定しています。
 ※ただし、『スプライト表示』がオンである必要があります。

 自動解除のタイミングが『行動終了時』のステートについては、ステートが終了するタイミングも考慮して表示します。
 ※『ターン終了時』については対応していません。

<CtbBlendColor:[255,255,255,255]>

 画像に色を合成します。0~255までの数値が有効です。
 赤、緑、青、強さの順で設定してください。

<CtbColorTone:[255,255,255,255]>

 画像の色調を変更します。
 <CtbBlendColor>とは計算方法が異なります。
 また、こちらは-255~255までの数値が有効です。

関連プラグイン


戦闘メッセージのレイアウトを変更

 順序表示とかぶらないようにメッセージの配置を調整できます。

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posted by 砂川赳 at 11:55 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スキルの性能を変化させる【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年06月23日

 アクター、エネミー、職業、装備、ステート、スキルを条件にして、スキルの性能(ダメージ、消費、成功率、ステート付加率)を変更できます。


 例えば、以下のようなものが作成できます。

  • 炎の魔法が得意なアクター
  • 氷のスキルの成功率が低い職業
  • 全スキルのステート付加率を上昇させる装備
  • 特定スキルの消費TPを0にするパッシブスキル

 基本的には属性やスキルタイプ単位での設定を想定していますが、工夫次第で様々な使い方が可能です。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

強化条件のメモ欄(Note Of Conditions)

スキルのメモ欄(Note Of Skills)

その他詳細(Other Details)

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)

対象スキルタイプ(EnhanceSkillType)

アイテムも対象(EnhanceItem)

重複時の設定(OverlaySettings)

加算方式を使用(UsePlusStyle)

丸め方式(RoundingStyle)


<強化の初期値>(MessageWindow)

ダメージ倍率(EnhanceDamageRate)
消費MP倍率(EnhanceMpCostRate)
消費TP倍率(EnhanceTpCostRate)
成功率倍率(EnhanceSuccessRate)
ステート付加率倍率(EnhanceStateRate)

導入方法(install)


 以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_EnhanceSkill.js ver1.04(2024/06/23)

更新履歴(History)


2024/06/23(ver1.04)

  • 強化後の値の丸め方式を選択できるようにした。
    ※要するに四捨五入、切り捨て、切り上げのことです。

2024/06/08(ver1.03)


2023/05/24(ver1.02)

  • 属性が『通常攻撃』だと強化対象にならない不具合修正。

2023/04/05(ver1.01)

  • 強化の計算式に加算方式を選択できるようにした。

2023/02/05(ver1.00)

  • 公開!

強化条件のメモ欄(Note Of Conditions)


 アクター、エネミー、職業、装備、ステート、スキルのメモ欄に、スキルの強化条件を入力できます。

対象スキルの範囲を指定

 以下のいずれかをメモ欄に指定すれば、強化するスキルの範囲を指定できます。
 ※省略して強化内容だけを指定することも可能です。
 ※設定はデータベースのタイプに依存します。
 ※複数指定可(例:<EnhanceTargetElement:2,3,4>
  または<EnhanceTargetSkillType:2~4>)


<EnhanceTargetElement:2>

 属性02(炎)を強化の対象とします。
 ※省略時は「なし」なども含めた全ての属性が対象となります。

<EnhanceTargetSkillType:1>

 スキルタイプ01(魔法)を強化の対象とします。
 ※省略時はプラグインパラメータで設定したスキルタイプが対象となります。

強化内容を指定

 以下で強化内容を個別に指定できます。
 省略した場合は、プラグインパラメータの初期値が適用されます。
 一つでも入力すると初期値は適用されなくなります。

<EnhanceDamageRate:150>

 強化時のダメージを1.5倍にします。

<EnhanceMpCostRate:50>

 強化時の消費MPを0.5倍にします。

<EnhanceTpCostRate:50>

 強化時の消費TPを0.5倍にします。

<EnhanceSuccessRate:150>

 強化時の成功率を1.5倍にします。

<nhanceStateRate:150>

 強化時のステート付加率を1.5倍にします。

スキルのメモ欄(Note Of Skills)


 強化する側のスキルのメモ欄に以下を入力できます。
 なお、プラグインパラメータの設定次第ではアイテムを対象にすることも可能です。

<EnhanceElement:2>

 スキルを属性02(炎)として判定します。
 これによって、ダメージタイプ「なし」のスキルも強化対象にできます。
 ※複数指定可(例:<EnhanceElement:2,3,4>または<EnhanceElement:2~4>)

 上述の<EnhanceElement:2>と値が一つでも一致すれば機能します。
 値には数値だけではなく、文字列も有効です。

 独自の値を設定すれば、属性以外を条件にすることもできます。
 例えば、以下のようにすれば、特定のスキルだけを強化する装備が作成できます。

  • スキルのメモ欄に<EnhanceElement:A>を記入
  • 装備のメモ欄に<EnhanceTargetElement:A>を記入

<NoEnhance>

 スキルの強化を無効にします。

<NoEnhanceDamage>

 スキルのダメージ強化のみを無効にします。
 消費や成功率は通常通り強化されます。

その他詳細(Other Details)


 当プラグインはパッシブスキルに対応しています。
 他と同じようにメモ欄に記入したスキルを、アクターに習得させるだけでOKです。
 使用する側のスキルとメモ欄の設定を混同しないようにご注意ください。

 一つのオブジェクト(アクター、エネミー、職業、装備、ステート、スキル)に複数の異なる効果を付けることはできません。
 (例えば、炎魔法は得意だが氷魔法は苦手なアクターなど。)
 そのような場合も、パッシブスキルやステートを活用して効果を分割すればOKです。

 スキルの属性が『通常攻撃』の場合、属性による強化はできません。
 ツクールの仕様では装備の『攻撃時属性』がスキルに反映されるのですが、<EnhanceTargetElement>で強化する属性を指定しても有効にはなりません。

 使用効果の『HP回復』『MP回復』には対応していません。
 回復を対象にしたい場合は計算式を使用してください。

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)


対象スキルタイプ(EnhanceSkillType)

 対象とするスキルタイプを数値で入力してください。
 カンマ区切りで複数指定(例:1,2,3)。
 空欄で全て有効となります。

アイテムも対象(EnhanceItem)

 アイテムも強化の対象にします。

重複時の設定(OverlaySettings)

 強化を重ねた場合の挙動です。
 重複無効の場合はダメージ倍率の最大値が優先されます。

加算方式を使用(UsePlusStyle)

 強化の計算式を加算方式に変更します。
 オフの場合は乗算方式が使用されます。

 加算方式については、以下のプラグインと同様の仕様になっています。
 https://newrpg.seesaa.net/article/483215411.html

丸め方式(RoundingStyle)

 強化後の値の丸め方式です。
 ※要するに四捨五入、切り捨て、切り上げのことです。

 ダメージ、消費MP、消費TPが対象です。

<強化の初期値>(MessageWindow)

ダメージ倍率(EnhanceDamageRate)

 強化時のダメージ倍率です。150なら1.5倍。

消費MP倍率(EnhanceMpCostRate)

 強化時の消費MP倍率です。50なら0.5倍。

消費TP倍率(EnhanceTpCostRate)

 強化時の消費TP倍率です。50なら0.5倍。

成功率倍率(EnhanceSuccessRate)

 強化時の成功率倍率です。150なら1.5倍。

ステート付加率倍率(EnhanceStateRate)

 強化時のステート付加率倍率です。150なら1.5倍。

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魔法反射の仕様を拡張【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2024年06月16日

 魔法反射の仕様に関して、様々な調整が可能です。


  • 反射元、反射先にそれぞれアニメーションを指定可
  • 反射先をスキル使用者ではなく、別サイドに変更可
  • スキルタイプ毎に反射の設定をすることが可能
    ※ツクールの標準仕様では、命中タイプが『魔法攻撃』のスキルを反射
  • 反射無効のスキルを作成可

 対象サイドの変更プラグインと組み合わせれば、FFシリーズで有名な「仲間にかけた全体魔法を敵に反射して攻撃」というような芸当も可能となります。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

ステートのメモ欄(Note of states)

スキルのメモ欄(Note of skills)

オブジェクトのメモ欄(Note of objects)

注意点(Notice)

効果音について

高速化モードについて


プラグインパラメータ(Plugin Parameter)

別サイドに反射(ReflectAnotherSide)

反射元のアニメーション(ReflectFromAnimation)

反射先のアニメーション(ReflectToAnimation)

反射先に元アニメを表示(ToOriginalAnimation)

タイミング調整(Timing)

高速化モード(HighSpeedMode)

反射先の標準ディレイ(ToBaseDelay)

対象別ディレイ(NextDelay)

詳細設定(Detail)

設定リスト(SettingList)


プラグインパラメータ:設定リスト(Plugin Parameter SettingList)

設定ID(SettingId)

スキルタイプ(SkillTypes)


導入方法(install)


 以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_MagicReflection.js ver1.02(2024/06/16)

 ※NRP_DamageTiming.jsと併用する場合、このプラグインを下に配置してください。

更新履歴(History)


2024/06/16(ver1.02)


2022/02/01 -> 2023/12/30(ver1.01 -> 1.011)

  • ツクールMZ1.4のMVアニメーション表示に対応。
  • 競合対策用に微調整。(2023/12/30 ver1.011)

2021/08/21(ver1.00)

  • 公開!

ステートのメモ欄(Note of states)


 プラグインパラメータの『設定リスト』に登録すれば、スキルタイプを条件にして反射の設定が可能となります。
 例えば『必殺技』のみを反射するステートなどを作成可能です。

 『設定リスト』に登録した設定IDを、以下のようにステートのメモ欄に記入してください。
<MagicRefrection:[設定ID]>

 ※[]は含めないでください。。
 ※標準とは異なり、命中タイプは無視するようになります。

スキルのメモ欄(Note of skills)


 魔法反射を無効化するスキルを作成可能です。以下をスキルのメモ欄に指定してください。
<NoMagicRefrection>


オブジェクトのメモ欄(Note of objects)


 各オブジェクト(アクター、エネミー、職業、装備、ステート、スキル)のメモ欄に以下を設定すればバトラーの使用した魔法が反射されなくなります。
 スキルについては覚えているだけで、発揮するパッシブスキルとなります。
<IgnoreMagicRefrection>


注意点(Notice)


効果音について

 システム2で設定できる魔法反射の効果音は、なしにしておくことをオススメします。
 効果音は反射アニメーションに任せたほうが自然です。

高速化モードについて

 通常、反射処理は一体ずつメッセージ表示などの処理が行われるので、テンポが悪いです。
 そこでダメージタイミングの調整プラグイン(NRP_DamageTiming.js)との連携によって、高速での反射表示を可能としています。

 NRP_DamageTimingの『ダメージ一括表示』をオンにすると、自動で高速化モードが有効となります。
 また、ディレイ関連の項目は高速化モード時しか機能しません。

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)


別サイドに反射(ReflectAnotherSide)

 魔法反射時、別サイドかつランダムに対象を変更します。

反射元のアニメーション(ReflectFromAnimation)

 反射を行うバトラーに表示するアニメーションです。

反射先のアニメーション(ReflectToAnimation)

 反射先のバトラーに表示するアニメーションです。

反射先に元アニメを表示(ToOriginalAnimation)

 魔法反射時、反射先に本来のアニメーションを表示します。

 オンにした場合、表示できるのはスキルに設定されているアニメーションだけです。
 DynamicAnimationなどのプラグインと組み合わせた場合、メモ欄の記述までは実行されませんので、ご了承ください。

高速化モード(HighSpeedMode)

 オンにするとディレイを無視してメッセージを待ちます。
 通常は自動で判断しますので空白でOKです。

 強制的にモードを切り替えたい場合のみ、オンオフを設定してください。ただし、基本的には不自然な動作になります。

反射先の標準ディレイ(ToBaseDelay)

 反射先にアニメーションを表示するまでの時間差です。
 1/60秒単位で設定してください。
 ※高速化モードがオンの場合のみ有効となります。

対象別ディレイ(NextDelay)

 反射アニメーションを表示する際の対象毎の時間差です。
 1/60秒単位で設定してください。
 ※高速化モードがオンの場合のみ有効となります。

設定リスト(SettingList)

 魔法反射に関する設定の一覧です。
 細かい条件を指定したい場合に有効です。

プラグインパラメータ:設定リスト


設定ID(SettingId)

 ステートのメモ欄に指定する識別子です。

スキルタイプ(SkillTypes)

 反射の対象とするスキルタイプです。

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posted by 砂川赳 at 14:41 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする