メニュー操作時にアクターの位置を記憶しない【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2022年11月26日

 メニュー画面の操作時に、アクターの位置を記憶しないようにします。

 ツクールMV/MZのメニューの仕様では、操作したアクターの位置を強制的に記憶してしまいます。

  1. スキルの使用者および装備、ステータスの対象者
  2. スキル、アイテムの対象者

 上記の二種類が保持される仕様です。
 これはオプションの『コマンド記憶』がオフでも関係ありません。


 上記の動画では、スキルの使用者を選択後、キャンセルして装備を選択すると、先程のスキルの使用者にカーソルが合わさっています。
 これはスキルの使用者の記憶が、装備やステータスの対象者と共有されているためです。しかしながら、本来関連性の薄い情報が共有されてしまうので、プレイヤーを戸惑わせてしまいがちです。

 さらに、これらの情報はメニュー画面を閉じようが、データをロードしようが、永続的に記憶されます。
 プレイヤーも既に覚えていないような操作を記憶されても、かえって、戸惑わせる可能性のほうが大きいと考えます。

 そういった問題を改善するのが、当プラグインです。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

プラグインパラメータ

使用者を記憶しない(NoRememberSubject)

対象を記憶しない(NoRememberTarget)

メニューを開くとクリア(ClearMenuOpen)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_NoRememberMenuActor.js ver1.00(2022/11/26)

更新履歴(History)


2022/11/26(ver1.00)

  • 公開!

プラグインパラメータ


使用者を記憶しない(NoRememberSubject)

 スキルや装備、ステータスの利用者を記憶しません。

対象を記憶しない(NoRememberTarget)

 アイテムやスキルの対象者を記憶しません。

メニューを開くとクリア(ClearMenuOpen)

 メニューを開いた際に記憶状態をクリアします。

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posted by 砂川赳 at 11:25 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オリジナルの乗物を追加【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2022年11月06日

 通常は三種類しか設定できない乗物を、自由に追加できます。


 さらにそれぞれの乗物に対して詳細な設定が可能です。

  • 山を越えられない低空飛行の絨毯
  • 陸地と浅瀬を走る黄色い馬鳥
  • 森しか着陸できない黒い馬鳥
  • ダンジョン限定のトラップ地帯を越えられるマシン

……などなど自由自在です。

乗物毎に設定できる情報は以下の通りです。

  • 画像、BGMなど標準の設定情報
  • 通行&乗降可能な地形
  • 戦闘背景
  • エンカウント率
  • 速度
  • 停止時の向き
  • 飛行船の高度

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

使用方法(Usage)

MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)

乗物の位置設定(SetVehicleLocation)

乗物の画像変更(ChangeVehicleImage)

乗物のBGM変更(ChangeVehicleBgm)

乗物に乗る(強制)(ForceGetOn)ver1.01

乗物から降りる(強制)(ForceGetOff)ver1.01


MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)

乗物の位置設定(SetVehicleLocation)

乗物の画像変更(ChangeVehicleImage)

乗物のBGM変更(ChangeVehicleBgm)

乗物に乗る(強制)(ForceGetOn)ver1.01

乗物から降りる(強制)(ForceGetOff)ver1.01


タイルセットのメモ欄(Note)

スクリプト(Script)

注意点(Notice)

プラグインパラメータ(基本)

乗物リスト(VehicleList)


プラグインパラメータ(乗物リスト)

オリジナルID(OriginalId)

乗物タイプ(VehicleType)

画像(Image)

画像インデックス(ImageIndex)

BGM(BGM)

通行リスト(PassageList)

基本通行設定(BasePassage)

基本乗降設定(BaseGetOn)

速度(Speed)

静止時の向き(DefaultDirection)

エンカウント率(EncounterRate)

戦闘背景1(Battleback1)

戦闘背景2(Battleback2)

歩行時の戦闘背景を使用(UseWalkingBattleback)

飛行船の高度(AirshipAltitude)


プラグインパラメータ(通行リスト)

設定ID(SettingId)

メモ(Memo)

全タイルセットで有効(ValidAllTilesets)

地形タグ(TerrainTag)

リージョンID(RegionId)

オートタイルタイプ(AutotileType)

タイルID(TileId)

通行可能(CanPass)

乗降可能(CanGetOn)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※いずれのプラグインもMV、MZの両方で有効です。

 NRP_OriginalVehicle.js ver1.021(2022/11/06)

 ※NRP_VehiclePassage.jsと併用の際は当プラグインを下に配置してください。

オプション

タイル情報をデバッグ表示する(詳細

 NRP_DebugTile.js ver1.01(2021/08/15)

 ※F2を押すだけで、足元のオートタイルタイプやタイルIDを確認できるようにするプラグインです。NRP_OriginalVehicleの補助用に使えます。

更新履歴(History)


2022/11/06(ver1.02 -> 1.021)

  • ver1.011がMVで動作しない不具合修正。
  • 上の修正漏れに対応。(ver1.021)

2021/11/19 -> 2021/11/28(ver1.01 -> 1.011)

  • 強制的に乗降するプラグインコマンドを追加。
  • RegionBase.jsとの競合でエラーになる問題に対処。
  • 乗物の位置設定時、座標を空欄で設定するとキャラクターの表示優先度が乱れる問題に対応。(11/28 ver1.011)
    ※空欄時は値を0として設定します。

2021/07/22(ver1.00)

  • 公開!

使用方法(Usage)


 プラグインパラメータの乗物リストに、追加したい乗物の情報を設定してください。
 以下は必須項目です。

オリジナルID

 乗物を識別するためのIDです。
 プラグインコマンドから操作したい場合などに必要となります。
 ※以下の値は使用しないでください! 既存の乗り物を指すIDとして使用されているので、正常に処理できなくなります。
  0, 1, 2, boat, ship, airship


乗物タイプ

 ベースとする乗物の種別です。
 空を飛ばしたい場合は飛行船にしてください。

 通行&乗降判定などもベースとした乗物から引き継がれます。

画像&画像インデックス

 表示する画像とその位置です。


 その他にも必要であれば、通行リスト(通行&乗降判定)などの情報を設定してください。
 全タイルセットで有効とするか、タイルセット毎に呼び出すかを、リスト内のパラメータによって切り替え可能です。

 なお、プラグインパラメータでは乗物の位置は設定できません。
 以下のプラグインコマンドで位置を設定してください。

MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)


 オリジナルIDを指定することで、対象の乗物を操作できます。
 以下の機能が有効です。

乗物の位置設定

乗物の画像変更

乗物のBGM変更


 上記の内容は全て通常の乗物用のイベントコマンドと同一です。
 なお、乗物の乗降については、
 イベントコマンドにある『乗り物の乗降』を実行すればOKです。

 さらに追加で以下のコマンドを利用可能です。

乗物に乗る(強制)ver1.01

 乗物の位置に関わらず、指定したオリジナルIDの乗物へ強制的に乗ります。
 船に乗る際の一歩前進処理も省略可能です。
 イベント中に乗物の制御をしたい場合に便利です。

 ちなみに、オリジナルIDに『boat』『ship』『airship』の値を設定すると通常の乗物を指定することもできます、
 ※boat=小型船、ship=大型船、airship=飛行船にそれぞれ対応。

乗物から降りる(強制)ver1.01

 上陸・着陸の判定を行わず、現在の乗物から強制的に降ります。
 同じくイベント中に乗物の制御をしたい場合に便利です。

MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)


 ※大文字個別は区別しません。また[]は含まないでください。

乗物の位置設定

NRP.OriginalVehical.SetVehicleLocation [オリジナルID] [マップID] [X座標] [Y座標]

乗物の画像変更

NRP.OriginalVehical.ChangeVehicleImage [オリジナルID] [画像ファイル名] [画像インデックス]

乗物のBGM変更

NRP.OriginalVehical.ChangeVehicleBgm [オリジナルID] [BGM名] [音量] [ピッチ] [位相]

 ※音量以降は省略可能です。

乗物に乗る(強制)ver1.01

NRP.OriginalVehical.ForceGetOn [オリジナルID] [前進しない(true/false)]

 ※『前進しない』は省略可能(trueが標準)です。

乗物から降りる(強制)ver1.01

NRP.OriginalVehical.ForceGetOff [前進しない(true/false)]

 ※『前進しない』は省略可能(trueが標準)です。

タイルセットのメモ欄(Note)


 乗物の通行&乗降判定をタイルセット毎に設定する場合は、メモ欄に以下を指定してください。
<VehiclePassage:?>

 ?の部分が『通行リスト』に登録した『設定ID』となります。

 また、カンマ区切りによって複数指定も可能です。
<VehiclePassage:A,B,C>


スクリプト(Script)


 以下のスクリプトで特定の乗物に乗っているかを判定できます。
 イベントコマンドと組み合わせて、自由に活用してください。
$gamePlayer.vehicleId() == "test"

 ※testの部分にオリジナルIDを設定してください。

注意点(Notice)


 追加した乗物はオリジナルID単位で管理しています。

 公開した作品をバージョンアップなどした際に、プラグインパラメータのオリジナルIDを変更すると、既存のセーブデータ上からその乗物は消滅します。

プラグインパラメータ(基本)


乗物リスト(VehicleList)

 オリジナルの乗物一覧です。
 詳細は以下の『プラグインパラメータ(乗物リスト)』を参照してください。

プラグインパラメータ(乗物リスト)


オリジナルID(OriginalId)

 オリジナルの乗物を区別するための識別子です。
 ※以下の値は使用しないでください! 既存の乗り物を指すIDとして使用されているので、正常に処理できなくなります。
  0, 1, 2, boat, ship, airship


乗物タイプ(VehicleType)

 ベースとなる乗物のタイプです。
 小型船、大型船、飛行船の三種類から選択してください。

 デフォルトでは以下の通りです。

  • 小型船:浅瀬のみ移動可能。あと移動が遅いです。
  • 大型船:深海も移動可能。
  • 飛行船:空を自由に移動可能。

画像(Image)

 乗物に使用するキャラクター画像です。
 画像インデックスとセットで指定してください。

画像インデックス(ImageIndex)

 乗物に使用するキャラクター画像の参照位置です。
 0~7の値を指定してください。

BGM(BGM)

 搭乗時に演奏されるBGM情報です。
 空白なら乗る前のBGMを継続します。

通行リスト(PassageList)

 乗物の通行&乗降設定の一覧です。

基本通行設定(BasePassage)

 通行の基本設定です。
 これを基準にして通行リストに例外を設定します。

 通常は設定した乗物タイプの情報が使用されますが、一旦全ての地形を許可/禁止にしたいという場合に便利です。

基本乗降設定(BaseGetOn)

 乗降の基本設定です。
 これを基準にして通行リストに例外を設定します。

速度(Speed)

 乗物の速度です。
 4が標準速。小数も指定可能です。

静止時の向き(DefaultDirection)

 乗物が静止している際の向きです。
 初期状態では左向きになっています。

エンカウント率(EncounterRate)

 搭乗中のエンカウント率です。
 100を基準に設定してください。

 デフォルトだと飛行船のエンカウントは無効になっています。
 ここに数値を設定すれば、エンカウントするように変更できます。

戦闘背景1(Battleback1)

 フィールドにて搭乗中の戦闘背景(下)です。
 タイルセットがフィールドタイプの場合のみ有効です。

 デフォルトだと強制的に『Ship』になりますが、これで変更可能です。

戦闘背景2(Battleback2)

 フィールドにて搭乗中の戦闘背景(上)です。
 タイルセットがフィールドタイプの場合のみ有効です。

歩行時の戦闘背景を使用(UseWalkingBattleback)

 乗物特有の戦闘背景を使用せず、歩行時の戦闘背景をそのまま使用します。
 タイルセットがフィールドタイプの場合のみ有効です。

飛行船の高度(AirshipAltitude)

 飛行船の高度です。
 デフォルトは48となります。

 例えば、低空飛行の乗物を作りたい場合は、値を小さく設定すればOKです。

プラグインパラメータ(通行リスト)


設定ID(SettingId)

 タイルセットのメモ欄からの呼び出しに使う識別子です。
 『全タイルセットで有効』がオンの場合は不要です。

メモ(Memo)

 判別用のメモです。分かりやすい名前を付けてください。

全タイルセットで有効(ValidAllTilesets)

 設定を全てのタイルセットで有効にします。
 オフにした場合は、個別のタイルセット毎に設定できます。

地形タグ(TerrainTag)

 対象とする地形タグ(1~7)を指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 7つまでしか設定できないのでご利用は計画的に。

リージョンID(RegionId)

 対象とするリージョン(1~255)を指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

オートタイルタイプ(AutotileType)

 対象とするオートタイルタイプを指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 オートタイルタイプとはオートタイル毎に割り当てられる番号です。デフォルトでは戦闘背景の判定に用いられています。
 地形タグと異なり数の制限がないため、自由に設定が可能です。

 ただし、この値は通常確認できません。
 オプションにある「タイル情報をデバッグ表示する」プラグインで確認ができます。

タイルID(TileId)

 対象とするタイルIDを指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 こちらはエディタの機能で普通に取得できますが、面倒です。
 こちらも「タイル情報をデバッグ表示する」プラグインでの確認をオススメします。

通行可能(CanPass)

 通行可能かどうか?
 特に変更したくない場合は空欄にしておいてください

乗降可能(CanGetOn)

 乗降可能かどうか?
 特に変更したくない場合は空欄にしておいてください

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posted by 砂川赳 at 09:28 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マップ選択&移動画面を実装【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2022年11月05日

 選択した地点(マップ)に移動するための画面を実装します。
 ※いわゆるファストトラベルやルーラに相当する機能です。


主な特徴

  • フィールドと地図を対応させて各地点を表示
  • 地図画像はエディタから出力するだけでOK
  • コモンイベントによって演出可能
  • メニュー画面に追加可能
  • 地点名の横にスイッチ切替によるアイコン表示が可能
    イベント発生中の地点を知らせるなど。
  • 移動を禁止すれば、単なる地図としても利用可能

 当プラグイン内で指す『フィールド』とは地図に対応するマップを意味します。
 基本的にはフィールドと地点(町やダンジョン)を対応させる想定ですが、以下のような町と施設を対応させた移動画面を作成しても構いません。


目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

素材(Material)

使用方法(Usage)

基本

移動演出を追加

地図を表示

地図上に地点を表示

現在地の表示

MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)

MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)


プラグインパラメータ

地点一覧(SpotList)

地図設定一覧(FieldMapList)

シンボル画像一覧(SymbolList)

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

マップID変数(MapIdVariable)

X座標変数(XVariable)

Y座標変数(YVariable)

識別用変数(IdentifierVariable)

自動更新(フィールド脱出)(UpdateWhenExitField)

自動更新(地点進入)(UpdateWhenEnterSpot)

現在地のシンボルID(CurrentSymbolId)

選択地点のシンボルID(SelectedSymbolId)

地点一覧の横幅(SpotListWidth)

解説枠の縦幅(HelpHeight)

メニューコマンドに表示(ShowMenuCommand)

メニューコマンド挿入位置(ShowMenuCommandPosition)

メニュー表示名(TravelName)

表示許可するスイッチ(MenuCommandSwitch)

禁止するスイッチ(DisableSwitch)ver1.01

[上級]記号(TravelSymbol)

参照専用(ReadOnlyMenu)

開始時コモンイベント(StartCommonEvent)


プラグインパラメータ(地点情報)

地点名(SpotName)

説明文(Description)

移動先マップID(TransferMapId)

移動先X座標(TransferX)

移動先Y座標(TransferY)

移動後の向き(TransferDirection)

移動先識別値(TransferIdentifier)

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

アイコン(複数)(Icons)

地図用マップID(FieldMapId)

地図用X座標(FieldX)

地図用Y座標(FieldY)

座標更新用マップID(LocationUpdateMapId)

シンボルID(SymbolId)

一覧表示スイッチ(ListingSwitch)

点表示スイッチ(PointSwitch)

選択禁止スイッチ(DisableSwitch)


プラグインパラメータ(地図情報)

マップID(MapId)

マップ画像(MapImage)

背景色(BackgroundColor)

現在地用マップID変数(CurrentMapIdVariable)

現在地用X座標変数(CurrentXVariable)

現在地用Y座標変数(CurrentYVariable)

有効とするスイッチ(ValidSwitch)


プラグインパラメータ(シンボル情報)

シンボルID(SymbolId)

メモ(Memo)

シンボル画像(SymbolImage)

点滅周期(BlinkPeriod)

不透明度(Opacity)

シンボルの色(SymbolColor)

シンボルの半径(SymbolRadius)


プラグインパラメータ(アイコン情報)

アイコン番号(IconIndex)

文字色(NameColor)

表示スイッチ(DispSwitch)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_MapTravel.js ver1.021(2022/11/05)

 ※MVにてDynamicAnimationと併用する場合、エラーになることがある模様です。NRP_DynamicAnimation.jsおよびNRP_DynamicAnimationMap.jsを以下から最新へ更新すれば対処できます。
 http://newrpg.seesaa.net/article/473569739.html#install

素材(Material)


 上記のサンプルで使用している現在地用のシンボル画像です。武器画像のロッドを改変したものですが、お好みでご使用ください。


 ちなみに画像を設定しない初期状態だと、水色の丸で現在地を表示します。

更新履歴(History)


2022/11/02 -> 2022/11/05(ver1.02 -> 1.021)

  • 別フィールドのマップを表示している時も、地図に現在地が表示されてしまう不具合修正。
  • 地点名の文字色変更機能を追加。
  • MVで動作しない不具合修正。(2022/11/05 ver1.021)

2022/06/13(ver1.01)


2021/12/30 -> 2022/05/24(ver1.00 -> 1.001)

  • 公開!
  • 表示する地点がない場合にエラーとなる不具合修正。

使用方法(Usage)


 設定内容の多いプラグインなので、段階に分けて説明します。
 まずは地図を使わない方法から始めます。

基本

 まず地点一覧をプラグインパラメータに登録します。

  • 『地点名』
  • 『移動先マップID』
  • 『移動先X座標』
  • 『移動先Y座標』

 などの情報を指定してください。

 また『一覧表示スイッチ』を指定すれば、スイッチがオンになるまで地点は表示されなくなります。

 これでプラグインコマンドを実行すればOKです。
 ※パラメータは指定不要


 シンプルなマップ選択&移動画面が実現できます。

移動演出を追加

 しかしながら、上記だけでは場所移動の演出もなく味気ないです。
 そこでコモンイベントを呼び出すことで演出を追加します。

  • 『移動用コモンイベント』
  • 『マップID変数』
  • 『X座標変数』
  • 『Y座標変数』

 の各プラグインパラメータを設定してください。
 ※いずれも地点一覧ではなく通常のパラメータです。

 この際、指定したコモンイベント内に、自力で場所移動処理を記述する必要があります。パラメータで指定した変数に座標情報が格納されるので、場所移動先をその変数で指定してください。


 後はイベントコマンドで好きなように演出を追加してください。
 移動に失敗して、別の場所に飛ばされるなんて変わったこともできます。


地図を表示

 フィールドに対応する地図を表示し、各地点を地図上の点(シンボル)として表示することが可能です。

 まずは地図画像を用意してください。
 最も簡単なのはマップツリー上で地図を作成したいマップを選択し、右クリックで「画像として保存」を選択して出力する方法です。


 用意した画像をピクチャーとして『地図設定一覧』に登録し、マップIDと紐付けてください。

 なお、自力で地図を加工したり完全に自作しても構いません。
 比率さえ合っていれば、地図のサイズも自由です。

地図上に地点を表示

 『移動先マップID』『移動先X座標』『移動先Y座標』の各項目にフィールド上の座標が設定されているならば、この時点で地図上に地点がシンボルとして表示されるようになります。


 問題は、移動先が町の中などフィールド以外だった場合です。
 この場合、地点毎に地図に対応する座標を入力する必要があります。

  • 『地図用マップID』
  • 『地図用X座標』
  • 『地図用Y座標』

 の各項目を設定してください。

 なお、シンボルをゲームの開始時から表示したくないという場合は『点表示スイッチ』を設定して切り替えてください。
 『一覧表示スイッチ』と同じ番号のスイッチでも構いません。

現在地の表示

 地図上にプレイヤーの現在地を表示するのは意外に困難です。
 フィールド上にプレイヤーがいるなら、現在の座標を参照するだけですが、町やダンジョンなどの地点にいる場合は、そうもいきません。


 よって、地点内にいる場合もフィールドの座標情報を保持する必要があります。
 まず、プラグインパラメータの地図情報に以下項目を設定し、保持する変数を決めてください。

  • 『現在地用マップID変数』
  • 『現在地用X座標変数』
  • 『現在地用Y座標変数』

 このプラグインでは、以下二つの自動化手段を用意しています。

1.フィールドから地点へ場所移動した際の座標を保持する。

 ただし、イベントなどで地点から地点へ移動した際は当てになりません。
 最初に入った地点の座標が保持されたままになります。

 また、イベントの演出で一時的にフィールドへ場所移動した場合、この処理の対象になってしまうことも注意してください。

2.地点へ場所移動した際に、地図用座標を取得する。

 該当の地点かどうかの判定は、『移動先マップID』で行います。
 それだけでは不十分な場合は『座標更新用マップID』に追加できます。

 もっとも、地点に属する全てのマップを登録するのは非現実的です。
 外部から遷移する可能性があるマップだけで十分です。

 ※ダンジョンなど地図上に表示しない地点を登録したい場合は『移動先マップID』を空欄にした上で、さらに『座標更新用マップID』だけを設定してください。
 ※MZ用プラグインコマンドの『地点一覧(追加)』で追加した地点についてはこの機能は働きません。ご注意ください。


 上記の自動取得機能を停止したい場合は、プラグインパラメータで切替も可能です。

 自動取得せずに、手動で上記の変数に値を設定しても構いません。
 状況によって柔軟に対応してください。
 例えば、ダンジョンからの脱出座標などと共有する方法もあります。


MZ用プラグインコマンド(Plugin Command MZ)


シーン開始

 マップ選択画面を表示します。
 表示専用の指定をすれば、純粋に地図としての利用もできます。

 また『地点一覧(追加)』を指定すれば、独自の一覧を追加することも可能です。

MV用プラグインコマンド(Plugin Command MV)


 機能はMZ版と同じため、説明は割愛します。
 ※大文字個別は区別しません。

シーン開始

NRP.MapTravel.SceneStart

また、以下で表示専用になります。
NRP.MapTravel.SceneStart true

プラグインパラメータ


地点一覧(SpotList)

 表示される地点の一覧です。
 表示条件なども含めて登録してください。
 詳細はプラグインパラメータ(地点情報)をご確認ください。

地図情報一覧(FieldMapList)

 地図として表示されるフィールドマップの一覧です。
 マップIDや画像などを登録してください。

シンボル画像一覧(SymbolList)

 地図上に表示されるシンボル(各地点、選択地点、現在地)の一覧です。

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

 地点選択後に実行するコモンイベントです。
 このイベント内で場所移動を実行してください。

マップID変数(MapIdVariable)

 地点選択後に場所移動先のマップIDを格納する変数です。

X座標変数(XVariable)

 地点選択後に場所移動先のX座標を格納する変数です。

Y座標変数(YVariable)

 地点選択後に場所移動先のY座標を格納する変数です。

識別用変数(IdentifierVariable)

 地点選択後に識別値を格納する変数です。
 地点毎に異なる処理をしたい場合に有用です。

自動更新(フィールド脱出)(UpdateWhenExitField)

 フィールドから別のマップへ移動する際に地図座標用の変数を自動更新します。

自動更新(地点進入)(UpdateWhenEnterSpot)

 各地点へ移動した際に地図座標用の変数を自動更新します。
 『移動先マップID』および『座標更新用マップID』が基準。

現在地のシンボルID(CurrentSymbolId)

 現在地を表示するシンボルのIDです。

選択地点のシンボルID(SelectedSymbolId)

 選択地点を表示するシンボルのIDです。

地点一覧の横幅(SpotListWidth)

 地点一覧の横幅です。

解説枠の縦幅(HelpHeight)

 解説枠の縦幅です。初期値(空欄)では二行分を確保します。
 0にすると非表示。

メニューコマンドに表示(ShowMenuCommand)

 メニューコマンドに移動機能を追加します。

メニューコマンド挿入位置(ShowMenuCommandPosition)

 メニューコマンドに移動機能を挿入する位置です。
 0が先頭になります。

メニュー表示名(TravelName)

 移動機能の表示コマンド名を設定します。


 スイッチがオンの時のみコマンドを表示します。
 空白なら常に表示します。

禁止するスイッチ(DisableSwitch)ver1.01

 スイッチがオンの時のみコマンドを禁止(灰色表示)します。
 空白なら常に許可します。

[上級]記号(TravelSymbol)

 移動機能の記号を設定します。
 この値は他のプラグインと連携する際に使用できます。

参照専用(ReadOnlyMenu)

 移動コマンドを参照専用にします。
 地図としての利用を想定しています。

開始時コモンイベント(StartCommonEvent)

 シーン開始時に実行されるコモンイベントです。
 メッセージ表示等が可能ですが、機能は限定的です。

プラグインパラメータ(地点情報)


 『地点一覧』内に登録する地点情報のパラメータです。

地点名(SpotName)

 表示される地点の名前です。
 \i[1]などのアイコン表示も有効です。

説明文(Description)

 地点の説明文です。

移動先マップID(TransferMapId)

 移動先のマップIDです。数式可。

 空欄だと一覧に表示されなくなります。
 地図にシンボルだけを表示したい場合や、『座標更新用マップID』だけを設定したい場合に有効です。


移動先X座標(TransferX)

 移動先のX座標です。数式可。

移動先Y座標(TransferY)

 移動先のY座標です。数式可。

移動後の向き(TransferDirection)

 移動後の向きです。

移動先識別値(TransferIdentifier)

 移動先の地点を識別するための値です。
 『識別用変数』に値が格納されます。

 例えば、場所移動後に乗り物の位置も移動させたい場合、『識別用変数』で分岐させて『乗り物の位置設定』を実行すればOKです。
 ちなみに『移動先マップID』だけで識別できる場合は、わざわざこの項目を使う必要はありません。

移動用コモンイベント(TransferCommonEvent)

 地点選択後に実行するコモンイベントです。
 全体で設定したものより優先されます。

アイコン(複数)(Icons)

 地点名の横にアイコンを追加します。
 例えば、イベント発生中の地点を明示するなど。
 詳細はプラグインパラメータ(アイコン情報)をご覧ください。

地図用マップID(FieldMapId)

 地図に対応するフィールドのマップIDです。数式可。
 空欄だと『移動先マップID』を流用します。

地図用X座標(FieldX)

 地図に対応するフィールド上での地点のX座標です。数式可。
 空欄だと『移動先X座標』を流用します。

地図用Y座標(FieldY)

 地図に対応するフィールド上での地点のY座標です。数式可。
 空欄だと『移動先Y座標』を流用します。

座標更新用マップID(LocationUpdateMapId)

 地図座標の更新を行うマップIDです。複数指定可
 例1:1,2,3
 例2:1~3

シンボルID(SymbolId)

 表示するシンボルのIDです。
 空欄にすると非表示になります。

一覧表示スイッチ(ListingSwitch)

 地点がリスト上に表示される条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

点表示スイッチ(PointSwitch)

 地点を地図上の点として表示する条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

選択禁止スイッチ(DisableSwitch)

 選択を禁止するスイッチです。
 リスト上には灰色で表示されるようになります。

プラグインパラメータ(地図情報)


 『地図情報一覧』内に登録する地図情報のパラメータです。

マップID(MapId)

 地図に対応するマップのIDです。

マップ画像(MapImage)

 地図として使用する画像です。

背景色(BackgroundColor)

 地図の背景色です。
 例:rgb(255, 255, 255)
 数値は赤、緑、青に対応。空欄なら透明となります。

現在地用マップID変数(CurrentMapIdVariable)

 地図上の現在地となるマップIDを格納する変数です。

現在地用X座標変数(CurrentXVariable)

 地図上の現在地となるX座標を格納する変数です。

現在地用Y座標変数(CurrentYVariable)

 地図上の現在地となるY座標を格納する変数です。

有効とするスイッチ(ValidSwitch)

 地図を有効とするスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

 同じマップIDに対して複数の設定が存在していた場合は、リストの上側が優先されます。ゲーム進行に応じて地図を変更したい場合に有効です。

プラグインパラメータ(シンボル情報)


 『シンボル画像一覧』内に登録するシンボル情報のパラメータです。

シンボルID(SymbolId)

 シンボルに対応するIDです。
 各地点との紐付けに使います。

メモ(Memo)

 ユーザが識別するためのメモです。
 ゲーム中には一切使用しません。

シンボル画像(SymbolImage)

 シンボルとして使用するピクチャー画像です。
 未指定の場合は円形の点が描画されます。

点滅周期(BlinkPeriod)

 シンボルが点滅する周期です。
 1/60秒単位で設定してください。0で点滅なし

不透明度(Opacity)

 シンボルの不透明度(0~255)です。
 255を超えると点滅時の表示時間が伸びます。

シンボルの色(SymbolColor)

 ※シンボル画像が設定されていない場合のみ有効です。
 シンボル色です。
 例:rgb(255, 255, 255)
 数値は赤、緑、青に対応します。

シンボルの半径(SymbolRadius)

 ※シンボル画像が設定されていない場合のみ有効です。
 シンボルの半径です。

プラグインパラメータ(アイコン情報)


 地点情報の『アイコン(複数)』内に登録するパラメータです。

アイコン番号(IconIndex)

 地点名の横に表示するアイコンの番号です。
 右クリックで『アイコン番号の挿入』ができます。

文字色(NameColor)

 地点名の文字色を変更します。
 システムカラーの番号を指定してください。

表示スイッチ(DispSwitch)

 アイコンの表示条件となるスイッチです。
 空欄なら常に表示します。

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posted by 砂川赳 at 12:38 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする