【作曲講座】リズムを作る

2015年08月29日

 リズムパートを作ります。リズムパートというのは、ドラムとかシンバルとかその辺のことです。音階に沿って音色を奏でるのではなく、リズムを取ることが目的の楽器です。

 トラックは『CH10』にします。よく分かりませんが、「リズムパートはトラック10」というのがMIDIの標準設定らしいです。大人しく従っておきましょう。

 リズムパートの打ち方ですが、ベースのリズムに合わせてそれっぽく打ち込みましょう。最初の16小節はこんな感じでいいんじゃないですかね。16小節全部、最初の1小節をコピペすればOKです。

rhythm_1.png

 後ろの16小節はこんな感じで。サビなのでちょっとだけ激しく。これも16小節全部コピペでいいです。

rhythm_2.png

 できました! 一曲完成です! これであなたも立派な作曲家!

 TestField_Rhythm.mid

 「いや適当すぎだろ!」という声が聞こえてきそうです。でもここまでやれば一応は曲ができたと言い張るに必要な最低限は揃ったかなと。

 そんなわけで次回は編曲をやります。もう少しまともなリズムの作り方についてもそこで紹介します。

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【作曲講座】ベースを作る

 伴奏ができたので、ベースを作ります。ちなみにベースというのは英語。ドイツ語ではバスだそうです。
 トラックは『CH03』で。別に04でも05でもいいですけどね。
 楽器番号33〜40にあるBassとかBsと書いてあるヤツがベースです。僕の場合『035:Picked Bs.』あたりをよく使ってます。

 ベースとは低音域を担当する楽器のことです。実態はバイオリンやコントラバス、ギターといった弦楽器を低音で鳴らしているんだそうで。当然、主旋律や伴奏よりも低音になります。
 低音になりますが、使用する音階は同じで「高いラ」から「低いラ」になるだけです。イヤホンを付けておかないと、聞き取りにくいかもしれません。必要なら装着をば。

 では、最初の16小節を打ち込んでみましょう。
 やはり、主旋律や伴奏と大きく不協和音を起こさないように打ち込みます。といっても、もう伴奏に沿っていくだけでもよいと思います。

bass_1.png

 伴奏が「ドファラ」の和音ならド。「シミソ」ならシ――というように、伴奏の一番低い音に合わせてみました。16小節全部この調子なので、キャプチャーはいりませんよね。
 もっとも、別にここまできっちり合わせる必要はないです。もう少し独自性を主張してもよいと思います。……が、面倒ならこれでもよいです。

 次に後ろの16小節です。伴奏と同じくサビでは構成を変えてみましょう。

bass_2.png

 音符の数が二倍になっています。盛り上がるところのベースは音符をたくさん打ったほうがそれっぽいかなと。今度の場合、音階は伴奏の一番高い音に合わせてみました。そのほうが何となくしっくりきたので。

 はい。ベースがアッという間にできました! もちろん、もっときちんと作る方法もありますが、それはまた後です。目指すは「誰にでも簡単に作れる作曲術」なので、とりあえずこれで行きましょう。

 TestField_Bass.mid

 いい感じですね。ベースがあると安定感があります。

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【作曲講座】伴奏(コード進行)を作る

 主旋律の次に伴奏を作成します。同時にコード進行も決まります。

 トラックを『CH02』に変更します。
 楽器は初期値だとピアノになっています。ピアノは伴奏によく使われるので、そのままでもいけないことはないです。でも、フィールドっぽくしたいならば49〜52番のStrings系かなと。とにかく、好みのものを選択してください。

オニオンスキン


 伴奏は先に作った主旋律に合わせて作るので、主旋律を見ながら作りたいところ。そこでDominoのオニオンスキン機能を使用します。

 オニオンスキンというのは、編集中以外のトラックの音符も薄く表示してくれる機能です。設定方法はこの辺を参照してください。
 http://mimikopi.nomaki.jp/midi/002/trackselect/#C05

 これで主旋律を参照しながら打ち込めるようになりました。
 伴奏は主旋律と『不協和音』をなるべく起こさないように打ち込んでいきます。とりあえず一小節をまるまる使う『全音符』で打ち込みます。理由は何も考えないのでよいので楽だから。

bansou_1.png

三和音を作る


 僕が作成中の曲を例に挙げます。最初の一小節目、主旋律は「ラド」となっていますね。
 なので、伴奏もラとドを含む『三和音』にします。『和音』にするためには『不協和音』を避ける必要があります。隣り合った音「ドとレ」「ドとシ」「ラとシ」「ラとソ」などが不協和音となります。
 ※実は四和音になると不協和音も含むようになります。しかし、複雑にしないため、及びそもそも筆者があまり詳しくないのであえて割愛します。興味ある方はググってください。

 実は不協和音にならない選択肢は「ドミラ」と「ドファラ」しかなかったりします。今回は「ドファラ」にしてみました。この組み合わせが『コード進行』そのものです。

bansou_2.png

 別に「ラドファ」でも「ファラド」でもよいです。音の組み合わせが大事なので、上下を変えてもOKです。選択肢は限られていますが、それぞれ印象は結構変わってくるので、色々と演奏しながら試してください。

 さて、問題は二小節目。主旋律が「シソラ」になってますね。シとソとラを合わせたら、どう考えても不協和音にしかなりません。しょうがないので適当にごまかします。実のところ、全く不協和音を出さないというのは不可能ですが、ちょっとぐらいなら大丈夫です。

 とりあえず、小節の出だしの音(ここではシ)は目立つので和音に含めておいたほうが無難です。「シミソ」か「シレソ」辺りでいいんでないでしょうか。もちろん「ミソシ」や「レソシ」も同じです。

bansou_3.png

 という感じで伴奏も32小節まで埋めていってください。数は多いですが、選択肢は限られていますので、半機械的にちゃっちゃとやっていきましょう。
 伴奏も主旋律と同じでコピペ技が使えます。

 こんな感じになりました。伴奏は三和音なのでそのままだと少し音が大きいです。音量(Volume)を主旋律よりも下げてます。適当に調整してみてください。
 TestField_Accompaniment_1.mid

 面倒なので後のキャプチャは貼りません。気になるなら、DominoでMIDIを読み込んで中を見てください。何気に作曲ソフトがMIDIを直接読み込めるのって、結構凄いことなんですよね。昔はそんなことができるソフトは希少でした。

刻む

 一応できました。……が、このままでは面白みがない感じです。
 試しに最初の16小節は全音符をやめてみましょうか。「4分音符→4分休符→4分音符→4分休符」の構成にしてみます。

bansou_4.png

 後ろの16小節は全音符のままのほうが雰囲気が出そうなのでそのままです。

 これでかなりそれっぽくなりました。最初の16小節と後ろの16小節で雰囲気がいい感じに変わります。
 TestField_Accompaniment_2.mid

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