茂み属性の機能を拡張【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2021年10月14日

 茂み属性の機能を拡張します。

 通常、茂み属性を付加されたタイルの上に立つと、キャラクターの下半身が半透明になって表示されます。
 この機能は茂みだけでなく、水場などの表現にも利用されます。

 しかしながら、困ったことに茂み属性は全てのレイヤーに適用されてしまいます。
 例えば、水の上に架かる橋を設置した場合、橋の上に立っているのに、水中にいるかのようにキャラが半透明になってしまいます。


 そこで、茂みの上のレイヤーに他のタイルがある場合、茂み属性を適用しないようにします。


 その他にも、不透明度や茂みの深さ、おまけに色を調整できます。
 地形タグやリージョンID、タイルIDやオートタイルタイプを条件にして細かく設定することも可能です。
 作成した設定に『設定ID』を付加すれば、タイルセット毎に設定を呼び出すことも可能です。

目次


導入方法(Install)

更新履歴(History)

使用方法(Usage)

タイルセットのメモ欄(Note)

プラグインパラメータ(基本)

茂みレイヤーの限定(LimitBushLayer)

除外する地形タグ(ExcludedTerrain)ver1.01

茂みの深さ(BushDepth)

茂みでの不透明度(BushOpacity)

設定リスト(SettingList)


プラグインパラメータ(設定リスト)

設定ID(SettingId)

全タイルセットで有効(ValidAllTilesets)

茂みを強制適用(ForceBush)


プラグインパラメータ(設定リスト:条件)

地形タグ(TerrainTag)

リージョンID(RegionId)

オートタイルタイプ(AutotileType)

タイルID(TileId)


プラグインパラメータ(設定リスト:不透明度設定)

茂みの深さ(BushDepth)

茂みでの不透明度(BushOpacity)


プラグインパラメータ(設定リスト:おまけ)

茂みでの色(BushColor)

浮遊効果の振幅(FloatAmplitude)ver1.02

浮遊効果の周期(FloatPeriodicTime)ver1.02


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※いずれのプラグインもMV、MZの両方で有効です。

 NRP_BushEX.js ver1.02(2021/10/14)

 ※OverpassTile.js(立体交差プラグイン)と併用する場合は、当プラグインを上に配置してください。

オプション

タイル情報をデバッグ表示する(詳細

 NRP_DebugTile.js ver1.01(2021/08/15)

 ※F2を押すだけで、足元のオートタイルタイプやタイルIDを確認できるようにするプラグインです。NRP_BushEXの補助用に使えます。

更新履歴(History)


2021/10/14(ver1.02)

  • おまけに浮遊効果を追加。水に浮かんでいるような演出にどうぞ。
  • 不透明度が0の時に無効となる不具合修正。
  • 画面初期表示時に茂み属性が機能しない不具合修正。
  • 小数点座標上でも茂み属性を適用するよう対応。

2021/06/26(ver1.01)


2021/04/16 -> 06/02(ver1.00 -> 1.002)

  • 公開!
  • 設定リストにて全体の初期値が有効になっていない不具合を修正。
    (05/13 ver1.001)
  • OverpassTile.js(立体交差プラグイン)との併用について注記。(06/02 ver1.002)

使用方法(Usage)


 プラグインを適用すると初期状態で『茂みレイヤーの限定』機能がオンとなります。
 茂みの深さや不透明度もパラメータで設定可能です。

 さらに、設定リストによって細かい調整が可能となります。
 全タイルセットで有効とするか、タイルセット毎に呼び出すかを、リスト内のパラメータによって切り替え可能です。

タイルセットのメモ欄(Note)


 タイルセット毎に設定する場合はメモ欄に以下を指定してください。
<BushSetting:?>

 ?の部分が設定リストに登録した『設定ID』となります。

 また、カンマ区切りによって複数指定も可能です。
<BushSetting:A,B,C>


プラグインパラメータ(基本)


茂みレイヤーの限定(LimitBushLayer)

 茂みの上のレイヤーに他のタイルがある場合、茂み属性を無効化します。

除外する地形タグ(ExcludedTerrain)ver1.01

 『茂みレイヤーの限定』について除外する地形タグ(1~7)を指定します。
 複数指定可。(例:1,3)

 例えば、茂みタイルの上に半透明の影のようなタイルを配置した場合、影を無視して茂み属性を参照するといった調整ができます。

茂みの深さ(BushDepth)

 茂み上でキャラクターの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 初期値は12。デフォルトのちびキャラを想定した値になっているので、大きなキャラを使いたい場合は変更すると吉です。

茂みでの不透明度(BushOpacity)

 茂み上でキャラクターの下半身に適用する不透明度です。
 255で完全な不透明。0で完全な透明。初期値は128です。

設定リスト(SettingList)

 茂み設定の一覧です。
 細かい条件を指定したい場合に有効です。

 以下、その詳細設定のパラメータです。

プラグインパラメータ(設定リスト)


設定ID(SettingId)

 タイルセットのメモ欄からの呼び出しに使う識別子です。
 『全タイルセットで有効』がオンの場合は不要です。

全タイルセットで有効(ValidAllTilesets)

 設定を全てのタイルセットで有効にします。
 特定のタイルセットにのみ設定を反映したい場合は、オフにしてください。

茂みを強制適用(ForceBush)

 条件を満たした場合、茂み以外のタイルでも常に茂み状態を適用します。
 オフにした場合は通常通り、タイルセット側にも茂み属性が必要となります。

プラグインパラメータ(設定リスト:条件)


地形タグ(TerrainTag)

 対象とする地形タグ(1~7)を指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 7つまでしか設定できないのでご利用は計画的に。

リージョンID(RegionId)

 対象とするリージョン(1~255)を指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

オートタイルタイプ(AutotileType)

 対象とするオートタイルタイプを指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 オートタイルタイプとはオートタイル毎に割り当てられる番号です。デフォルトでは戦闘背景の判定に用いられています。
 地形タグと異なり数の制限がないため、自由に設定が可能です。

 ただし、この値は通常確認できません。
 オプションにある「タイル情報をデバッグ表示する」プラグインで確認ができます。

タイルID(TileId)

 対象とするタイルIDを指定します。
 複数指定も可能です。(例:1,3~5)

 こちらはエディタの機能で普通に取得できますが、面倒です。
 こちらも「タイル情報をデバッグ表示する」プラグインでの確認をオススメします。

プラグインパラメータ(設定リスト:不透明度設定)


茂みの深さ(BushDepth)

 茂み上でキャラクターの下半身に半透明効果を適用する高さです。
 値を設定しない場合は、全体の初期値が適用されます。

茂みでの不透明度(BushOpacity)

 茂み上でキャラクターの下半身に適用する不透明度です。
 値を設定しない場合は、全体の初期値が適用されます。

プラグインパラメータ(設定リスト:おまけ)


茂みでの色(BushColor)

 茂み上でキャラクターの下半身に適用する色です。
 例:[255,255,255,255]
 順番に[赤、緑、青、強さ]です。

浮遊効果の振幅(FloatAmplitude)ver1.02

 茂み上での浮遊効果の振幅です。数式可。
 水に浮かぶような演出にどうぞ。


浮遊効果の周期(FloatPeriodicTime)ver1.02

 茂み上での浮遊効果の振幅の周期です。数式可。
 60が1秒に相当します。空白の場合は120になります。
 なお、浮遊効果の振幅に値がある場合のみ機能します。

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posted by 砂川赳 at 10:11 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする