戦闘メッセージのレイアウトを変更【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2020年10月23日

 戦闘メッセージのレイアウトを変更するプラグインです。
 ウィンドウの配置や大きさなどを変更可能です。


 行動順序の画面表示プラグインとの併用を想定して作ったものですが、それ以外の用途にも使えます。

 主な特徴は以下の通りです。

  • 公式プラグインのSimpleMsgSideViewに対応。
    MZ版のSimpleMsgSideViewMZも大丈夫です。
  • グラデーションに対応。
  • 通常ウィンドウ(枠付き)に切替可能。
  • 背景色や透明度を変更可能。
  • メッセージが長い場合、ウィンドウ幅に合わせて縮小。
  • 反対に文字列長にウィンドウ幅を合わせることも可能。
  • スキルのメモ欄に<NoName>と記述すればスキル名を非表示に。

目次


導入方法

更新履歴

使用例

右空け&グラデーション

ドラクエスタイル

枠付き中央

味方と敵で位置を変更

バトラーの頭上


プラグインパラメータ(配置関連)

X座標(x)

Y座標(y)

前面表示する(showFront)


プラグインパラメータ(サイズ関連)

横幅(width)

横幅を文字数に合わせる(autoWidth)

一行の縦幅(lineHeight)


プラグインパラメータ(メッセージ関連)

フォントサイズ(fontSize)

メッセージの余白(padding)


プラグインパラメータ(背景関連)

通常ウィンドウにする(normalWindow)

背景色(backColor)

背景不透明度(backPaintOpacity)

グラデーション方式(gradientType)

開始グラデーション幅(startGradientSize)

終了グラデーション幅(endGradientSize)


導入方法


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_WindowBattleLogLayout.js ver1.03(2020/10/23)

更新履歴


2020/10/23(ver1.03)

  • スキルのメモ欄に<NoName>と記述すればスキル名を非表示に。

2020/08/27(ver1.02 -> 1.021)

  • ツクールMZに対応。
  • フロントビューでエラーになる不具合修正。(ver1.021)

2020/06/17(ver1.01)

  • 英語対応。

2020/05/01(ver1.00)

  • 公開!

使用例


右空け&グラデーション

 右側を空けることによって、行動順序にかぶらないようにしています。さらに横向きグラデーションをかけて切れ目を自然にしました。


  • 横幅:this.windowWidth() - 150
  • 背景不透明度:128
  • グラデーション方式:1(横)
  • 開始グラデーション幅:0
  • 終了グラデーション幅:200

 『this.windowWidth()』は画面全体の横幅です。-150して画面右側を150ピクセル空けてみました。
 背景不透明度は初期値の64だと、透明度が高すぎてグラデーションが分かりにくかったので濃くしました。お好みでどうぞ。
 終了グラデーション幅だけに値を入れることで、右側だけにグラデーションをかけています。

ドラクエスタイル

 画面下にメッセージを表示するドラクエスタイルです。


  • Y座標:446
  • 前面表示する:true
  • 通常ウィンドウにする:true

 前面表示にしないとステータスの下に隠れてしまいます。
 実用性は怪しいですが、その他のレイアウト変更系プラグインと組合わせれば使えるかもしれません。

枠付き中央

 SimpleMsgSideViewとの併用によって、枠付きウィンドウで中央にスキル名を表示します。


  • SimpleMsgSideViewプラグインをON
  • X座標:this.windowWidth() / 2 - this.width / 2
  • Y座標:20
  • 横幅:300
  • 通常ウィンドウにする:true

 X座標の式は中央寄せするためのものです。『this.windowWidth() / 2』で画面幅の半分、『this.width / 2』でウィンドウ幅の半分となります。

 Y座標や横幅、メッセージの余白などはお好みで調整してください。
 なお、枠内にスキル名が収まらない場合は縮小表示されます。

味方と敵で位置を変更

 使用者が味方なら右上、敵なら左上にスキル名を表示します。


  • SimpleMsgSideViewプラグインをON
  • X座標:a._enemy ? 20 : 380
  • Y座標:20
  • 横幅:300
  • 通常ウィンドウにする:true

 『a』で行動主体のスプライト情報を参照できます。
 『a.x』『a.y』でX・Y座標、『a.width』『a.height』で横幅・縦幅が参照できます。
 『a._enemy』は行動主体が敵の場合のみ値が入ります。

 『a._enemy ? 20 : 380』というのは『a._enemy』が有効(=敵)の場合は20、それ以外(=味方)は380がX座標になるという意味です。

バトラーの頭上

 ロマサガシリーズのようにキャラの頭上にスキル名を表示します。


  • SimpleMsgSideViewプラグインをON
  • X座標:a.x - this.width / 2
  • Y座標:a.y - a.height - 80
  • 前面表示する:true
  • 横幅:300
  • 通常ウィンドウにする:true

 ただし、演出中も消えないので邪魔です。もう一工夫しないと実用には耐えないかも……。
 それでも書いておけば、誰かの役に立ったりしませんかね。

プラグインパラメータ(配置関連)


X座標(x)

Y座標(y)

 ウィンドウのX座標とY座標です。(数式可)

前面表示する(showFront)

 ウィンドウを前面表示します。
 下位のプラグインで制御しているウィンドウに対しては、前面表示できない場合があります。(主にNRP_VisualTurn.jsを想定)
 その場合、プラグイン一覧で並び順を調整してください。

プラグインパラメータ(サイズ関連)


横幅(width)

 ウィンドウの横幅です。(数式可)
 初期値の『this.windowWidth()』は、画面横幅に一致します。

 例えば『this.windowWidth() - 200』に変更すると、画面幅より200ピクセル短くなります。もちろん、普通に数値を入れても構いません。

横幅を文字幅に合わせる(autoWidth)

 ウィンドウの横幅を文字数に合わせて自動調整します。
 初期状態ではオフになっています。
 オンにした場合も、↑の『横幅』が最大サイズとなります。

 基本的にSimpleMsgSideViewとの併用を想定しています。

一行の縦幅(lineHeight)

 一行の縦幅です。
 初期値は36です。

プラグインパラメータ(メッセージ関連)


フォントサイズ(fontSize)

 フォントの大きさを指定します。
 初期値は28です。

メッセージの余白(padding)

 ウィンドウとメッセージ間の余白を指定します。
 初期値は18です。

プラグインパラメータ(背景関連)


通常ウィンドウにする(normalWindow)

 通常メッセージと同様の枠付きウィンドウに変更します。
 なお、オンにした場合は以下「背景色〜グラデーション」の項目はいずれも無効となります。

背景色(backColor)

 背景色を指定します。
 16進数でRGB値(参考)を指定してください。初期値の『#000000』は黒となります

背景不透明度(backPaintOpacity)

 背景の不透明度を指定します。
 初期値は64です。

グラデーション方式(gradientType)

 ウィンドウのグラデーション方向を選択できます。
 横と縦が選択可能です。

開始グラデーション幅(startGradientSize)

終了グラデーション幅(endGradientSize)

 開始〜終了側のグラデーション幅です。(数式可)
 いずれも初期値は18です。

 グラデーション方式が『横』の場合、左から右。
 グラデーション方式が『縦』の場合、上から下となります。

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posted by 砂川赳 at 11:27 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DynamicMotionをマップ上で起動【RPGツクールMZ&MVプラグイン】

2020年10月20日

 DynamicMotionをマップ上から起動します。
 回転や拡大、自在な移動など通常では困難な動作をキャラクターにさせられます。


 このプラグインの動作には、以下のプラグインが必要です。
 ※このプラグイン自体はMVとMZの両方で有効です。

MZ版


MV版


 登録すれば、マップ上でのDynamicMotionが有効となります。
 起動はNRP_DynamicAnimationMapのプラグインコマンドから行います。

目次


導入方法(install)

更新履歴(history)

サンプル(sample)

DynamicMotion:追加テンプレ―ト(Map Template)

戦闘中(ifBattle)

マップ中(ifMap)

遠隔(ifDistant) ver1.04

隣接(ifAdjacent) ver1.04


DynamicMotion:マップ用の変更テンプレ―ト(Mod Map Template)

接近(near)

背後(back)

前進(stepForward)

後退(stepBack)

帰還(return)

ホーム(home)


DynamicMotion:マップ用の追加テンプレ―ト(Add Map Template)

対象を向く(turnToward)

反対を向く(turnAway)

モーションクリア(clear) ver1.04


DynamicMotion:マップ用の追加パラメータ(Map Parameter)

グリッド終点X座標(gridEx)

グリッド終点Y座標(gridEy)

向き(direction)

パターン(pattern)

画像(image)

画像インデックス(imageIndex)


プラグインパラメータ(Plugin Parameter)

重複実行禁止(NoMultipleMotion)

移動先座標の四捨五入(RoundCoordinate)

移動時の足踏み(StepOnMove)

プレイヤーのスクロール連動(PlayerOnScroll)


プラグインパラメータ(接近時)(Plugin Parameter Near)

対象の大きさを考慮(ConsiderSize)

接近時の座標の丸め方(RoundTypeNear)


戦闘時との挙動の差異

テンプレートの挙動

a, bの参照先(上級者向け)


導入方法(install)


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールのプラグイン管理から機能をONにしてください。
 ※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。

 NRP_DynamicMotionMap.js ver1.04(2020/11/08)

 さらに以下のプラグインを最新に更新してください。
 ※バージョンに食い違いがあると動作しない可能性があります。

MZ版

 NRP_DynamicAnimationMZ.js ver1.12(2020/11/08)
 NRP_DynamicMotionMZ.js ver1.091(2020/11/10)
 NRP_DynamicAnimationMapMZ.js ver1.082(2020/12/08)

MV版

 NRP_DynamicAnimation.js ver1.21(2020/11/08)
 NRP_DynamicMotion.js ver1.151(2020/11/10)
 NRP_DynamicAnimationMap.js ver1.081(2020/11/08)

 ※上記3つのプラグインよりも、必ず下に配置してください。

更新履歴(history)


2020/11/08 -> 11/10(ver1.04)

  • 『ifAdjacent』『ifDistant』テンプレートの追加に伴い機能改修。
  • 他、マップ版テンプレート用にソースを調整。
  • 『a』の参照先が常にスキルの使用者になっていた不具合を修正。(11/10)
    ※修正はNRP_DynamicMotion側なので、そちらを更新してください。

    ※テンプレートの変更はDynamicMotion.jsを再登録しないと反映されません。
    ただし、再登録すると全ての設定変更が初期化されてしまいます。
    それを避けたい場合、テンプレート定義一覧(MZMV)からのコピペをオススメします。


2020/11/05(ver1.03)

  • 外部プラグインとの連携用に調整。
  • ウェイトの数値指定がない場合、アニメーションの終了までウェイトされない不具合修正。
  • 衝突(crash)のテンプレートを追加。
    ※外部プラグインとの連携用の変更であるため、動作に大差はありません。

2020/10/18 -> 11/01(ver1.02 -> 1.023)

  • プレイヤーキャラを動作させた場合、スクロールを連動させるようにした。
  • それに伴い『プレイヤーのスクロール連動』のプラグインパラメータを追加。
  • DynamicAnimationMapで戦闘からプラグインコマンドを実行した場合、エラーになる不具合修正。(ver1.021)
    ※NRP_DynamicAnimationMap側も1.06に更新してください!
  • 設定に反してジャンプ時に足踏みしてしまう不具合修正。(10/20 ver1.022)
  • MVの移動処理でスクロールが考慮されていない不具合修正。(10/20)
    ※修正はDynamicMotion側(ver1.132)なので、そちらを更新してください。
  • モーション実行時の切れ目をなくすため微調整。(11/01 ver1.023)

2020/10/17(ver1.01)


2020/10/15(ver1.00)

  • 公開!

サンプル(sample)



 マップ用に特化したサンプルを用意しましたので、参考にどうぞ。



DynamicMotion:追加テンプレ―ト(Add Template)


 スキルに設定できるテンプレートです。既存のテンプレートについては、DynamicMotionのページをご覧ください。
 以下は共通のテンプレート一覧に登録されているのですが、マップ用を想定しているためここでも紹介します。

戦闘中(ifBattle)

マップ中(ifMap)

 戦闘画面およびマップ画面、それぞれでのみ動作する処理を作成できます。
<D-Motion:ifBattle&near/>
<D-Motion:ifMap&back/>

 上記の例ならば戦闘画面ではnear、マップ画面ではbackが実行されるスキルとなります。

遠隔(ifDistant)ver1.04


 マップ上にて、モーションの実行者と対象者が隣接していない場合のみ実行します。
<D-Motion:turnToward&soon/>
<D-Motion:near&ifDistant/>
<D-Animation:wait/>
<D-Motion:return&ifDistant/>


 例えば、上記では対象と離れたマスにいる場合のみ、接近&帰還処理を行います。対象と隣接している場合は、即座にアニメーションを表示します。このように無駄な移動演出をさせたくない場合に有効です。
 また、戦闘時には常に有効となります。

 それから、上記の場合はアニメーションにwaitの指定を行う必要があることに注意してください。<D-Motion:return&ifDistant/>の省略によって、前の動作を待つこともなくなってしまうためです。

隣接(ifAdjacent) ver1.04


 マップ上にて、モーションの実行者と対象者が隣接している場合のみ実行します。
 つまり『遠隔(ifDistant)』とは正反対に動作をします。
 また、戦闘時には常に無効となります。

DynamicMotion:マップ用の変更テンプレ―ト(Mod Map Template)


 マップ用テンプレート一覧に登録されたテンプレートです。戦闘用にも同名同IDのテンプレートがありますが、マップ用の設定が優先されます。テンプレートを変更する場合は、間違えないように注意してください。

接近(near)

 対象の隣へ移動します。正確には、対象の上下左右四座標の中で行動主体に最も近い座標へと移動します。

衝突(crash)

 対象と同じ座標へ移動します。

背後(back)

 対象の背後へ移動します。正確には、対象の上下左右四座標の中で行動主体に最も遠い座標へと移動します。

前進(stepForward)

 行動主体の向いている方向へ一歩前進します。

後退(stepBack)

 行動主体の向いている反対方向へ一歩後退します。

帰還(return)

 プラグインコマンドを実行した際、行動主体が元いた位置へとジャンプして戻ります。
 なお、位置に変化がない場合はジャンプを省略します。

ホーム(home)

 プラグインコマンドを実行した際、行動主体が元いた位置へと戻ります。
 帰還(return)との違いはジャンプの有無と所要時間の差ぐらいです。

DynamicMotion:マップ用の追加テンプレ―ト(Add Map Template)


 マップ用テンプレート一覧に登録された新規のテンプレートです。マップ上でのみ使用できます。

対象を向く(turnToward)

 行動主体が対象の方向を向きます。
 stepForwardと同時に組み合わせても、前進してから遅れて方向転換するので注意です。
<D-Motion:turnToward&soon/>
<D-Motion:stepForward/>

 例えば、上記のようにすれば対象を向いてから前進してくれます。

反対を向く(turnAway)

 行動主体が対象の反対方向を向きます。

モーションクリア(clear)ver1.04

 マップ上でのモーションをクリアします。
 特定のプラグインとの組み合わせでのみ効果を発揮します。(後日解説予定)

DynamicMotion:マップ用の追加パラメータ(Map Parameter)


 マップ上からDynamicMotionを起動した際、新たに以下のパラメータが有効となります。

グリッド終点X座標(gridEx)

グリッド終点Y座標(gridEy)

 終点(移動先)のX座標、Y座標です。ex, eyとは異なり、こちらはグリッド単位の座標になります。

 例えば、座標(x=10, y=5)に移動したい場合は以下のように記述します。
<D-Motion>
gridEx = 10
gridEy = 15
</D-Motion>

 また、gridSx, gridSyで始点を参照可能です。
<D-Motion>
gridEx = gridSx + 1
gridEy = gridSy + 1
</D-Motion>

 上記のように記述すると、現在座標から一つ右下へとキャラが移動します。

 さらに、省略形としてgx, gyが有効です。
<D-Motion>
gx = a.gx + 1
gy = a.gy + 1
</D-Motion>

 『a.gx』『b.gy』というように行動主体や対象の現在グリッド座標を参照することも可能です。こちらのほうが簡潔に書けるのでオススメかもしれません。

向き(direction)

 キャラクターの向きを指定します。
 『2:下』『4:左』『6:右』『8:上』となります。
 数値の他、"up", "down", "left", "right"の文字列でも指定可能です。

パターン(pattern)

 キャラクターのパターン(足踏み)を指定します。
 『0:左』『1:中央』『2:右』となります。

画像(image)

 キャラクターの画像を指定ファイル(拡張子不要)へ変更します。
 画面切替で元に戻ります。

 ちなみに、戦闘中に使用してもバトラー画像を変更できます。
 元々、戦闘用にbattlerImageという項目があったのですが、imageに統合しました。マップ上ではキャラクター、戦闘中はバトラーを自動で対象とします。

画像インデックス(imageIndex)

 キャラクター画像のインデックス(0-7)を変更します。
 画面切替で元に戻ります。
<D-Motion>
image = "Actor2"
imageIndex = 5
</D-Motion>

 というようにimageとimageIndexを組み合わせてキャラクター画像を変更できます。片方だけ指定することも可能です。

プラグインパラメータ(Plugin Parameter)


重複実行禁止(NoMultipleMotion)

 イベントに対するDynamicMotionの重複実行を禁止します。
 これにより想定外の挙動を防止します。

移動先座標の四捨五入(RoundCoordinate)

 イベントの移動先のグリッド座標が小数だった場合、四捨五入します。
 ※グリッド座標はピクセル単位では48の倍数(標準)に相当します。

 小数座標への静止はツクール側で想定していないらしく、操作を受け付けなくなるなどの不具合を生じます。それを回避するための措置です。
 複数回の移動を組み合わせた場合、最終的な移動先に対して調整を行います。途中の動作については、小数座標に留まることも可能です。

 半歩移動などのプラグインと組み合わせる場合を想定して、オフにできるようにしています。その場合も上記の問題にご注意ください。

移動時の足踏み(StepOnMove)

 移動時の足踏み方法を指定します。
 初期状態ではジャンプ以外の移動時は、足踏みをするようになっています。

 パターン(pattern)を指定した場合はそちらが優先されます。

プレイヤーのスクロール連動(PlayerOnScroll)

 プレイヤーを動作させた場合、スクロールを連動させます。
 オフの場合はデフォルトの処理をそのまま用います。

プラグインパラメータ(接近時)(Plugin Parameter Near)


 接近時の挙動を調整します。
 主にnear(back)テンプレートに関係します。

対象の大きさを考慮(ConsiderSize)

 接近時、対象の大きさを考慮します。
 オフの場合は対象の大きさを1グリッドと見なします。

接近時の座標の丸め方(RoundTypeNear)

 接近時のグリッド座標の丸め方です。
 10.5のような座標に移動した際、処理に統一感を出します。

 基本的には『移動先座標の四捨五入』と『対象の大きさを考慮』をオンにした場合の調整に使います。
 この項目がオフの場合、サイズ(ビッグモンスターなど)の大きな対象へ接近する際、方向によって不揃いなグリッドに移動してしまう場合があります。これは移動先の座標が四捨五入されてしまうためです。
 それらの違和感をなくすための措置がこの項目です。

戦闘時との挙動の差異


 仕様上、戦闘時とは挙動が色々と異なるため、その点をまとめました。

テンプレートの挙動

 マップ上では一部のテンプレートの挙動が異なるのは前述のとおりです。
 その他にも、当然ながら武器を振るなどのモーション系は軒並み効果がありません。キャラチップによるモーションを作りたい場合は、別途画像を用意して実装する必要があります。

a, bの参照先(上級者向け)

 戦闘中はa.hp, b.atkというように、a=行動主体, b=対象としてGame_Battlerの情報にアクセスできました。(少なくとも現在のバージョンの標準では)
 ……が、マップ版では挙動が異なり、参照先はGame_Characterではありません。a, bはSprite_Characterとなっています。
 ※理由:Game_Characterの座標情報(x, y)はグリッド座標基準であるため。戦闘中との仕様差異が大きくなるため。

 もし、Game_Characterにアクセスしたい場合は『a._character』『b._character』で参照できます。基本的にマップ上ではSprite_CharacterよりもGame_Characterを中心として制御しているらしく、こちらのほうが有用な情報&関数を多く保有している傾向があります。

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posted by 砂川赳 at 21:30 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バトルイベント拡張【RPGツクールMZプラグイン】

2020年10月19日

 バトルイベントを補助し、拡張するプラグインです。
 当サイトのCTB・CTTBおよびデフォルトのターン制、タイムプログレスいずれでも使用できます。
 ※このプラグインはMZ版です。MV版はこちら!

できること


  • 敵の戦闘行動をバトルイベントによって詳細に制御する。

 以下の動画はバトルイベントによって、敵の行動制御をした例です。
 行動回数を自在に変えたり、味方の戦闘不能状況で行動を変えたり、時を止めたりとやりたい放題です。
※画面が小さい場合は右下の全画面表示をクリックしてください。

目次(index)


導入方法(install)

更新履歴(history)

説明(introduction)

プラグインコマンド(command)

スキル使用者設定(forceSubject)

スキル対象設定(絞込) (forceTargetFilter)

スキル対象設定(最大最小)(forceTargetMost)

対象検索→スイッチに格納(setConditionSwitch)

行動判定の無効化(superForce)

プラグインパラメータ(parameter)

強制行動時のスキル使用判定(forceValid)

aで行動主体を参照(aIsSubject)

補足(repletion)


導入方法(install)


 以下のファイルを右クリックで保存し 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールMZのプラグイン管理から機能をONにしてください。

 NRP_BattleEventEXMZ.js ver1.011(2020/10/19)
 ※NRP_EnemyRoutineKaiと併用の際は、当プラグインを下に置いてください。

更新履歴


2020/09/26 -> 10/19(ver1.01 -> 1.011)

  • 敵全滅時は戦闘行動の強制を実行しないよう修正。
  • 『条件外なら行動しない』をfalseにした場合もオンになってしまう不具合修正。※空白なら正常に動作。
  • 『条件外なら行動しない』をオンにして、かつ対象が存在しない状態で全体攻撃を行うとエラーとなる不具合修正。
  • ターン終了時のバトルイベントで行動を不発させた場合、次のターンで最速行動してしまう不具合修正。(10/19 ver1.011)

2020/09/21(ver1.00)

  • 公開開始!

説明(introduction)


 ツクールMZのバトルイベント(コモンイベント)は極めて強力です。特に『戦闘行動の強制』は非常に便利で、様々な用途があります。
 これは対象にスキルを使わせるというもの。理論上はこれで敵の行動を制御したり、複合技のような複雑なスキルを作成することも可能です。

 しかしながら、かゆいところに手が届かないのも事実。その素晴らしさがあまり知られていませんでした。
 以下、『戦闘行動の強制』が持つ問題点。

  • 行動異常やMP枯渇を常に無視してスキルを発動してしまう。
  • バトルイベントを起動するタイミングが限られる。敵が行動したタイミングでの制御ができない。
  • スキルからコモンイベントを呼び出せるが、不要な演出が入る。
  • 行動主体やスキルの対象を、変数指定など柔軟に選択できない。

 このプラグインはこれらの問題点に対応し、バトルイベントの真価を引き出すことを目的とします。

 逆に言えば、プラグイン自体が大きな機能を果たすわけではありません。
 あくまでユーザの工夫を助けるものとなります。

 とはいっても、ピンと来ない方が大半でしょう。
 実際にどのようにバトルイベントを使えばよいかを以下で解説していきます。


プラグインコマンド(command)


スキル使用者設定(forceSubject)

 『戦闘行動の強制』を行う行動主体を上書きします。
 エディタ上の表示より優先されます。

スキル対象設定(絞込) (forceTargetFilter)

 『戦闘行動の強制』の対象を指定条件で絞り込んだ上で上書きします。
 エディタ上の表示より優先されます。

スキル対象設定(最大最小)(forceTargetMost)

 『戦闘行動の強制』の対象を上書きします。
 比較によって最大、最小値を持つ対象を求めます。
 エディタ上の表示より優先されます。

対象検索→スイッチに格納(setConditionSwitch)

 条件を満たす対象がいるか検索し、結果をスイッチに格納します。

行動判定の無効化(superForce)

 true : パラメータの設定に関わらず『戦闘行動の強制』で強制行動を実行します。
 false: パラメータの設定に関わらず『戦闘行動の強制』で行動判定を実行します。

プラグインパラメータ(parameter)


強制行動時のスキル使用判定(forceValid)

 戦闘行動の強制時もスキルの有効判定を行うようになります。
 つまり、行動異常やMP枯渇時は行動を行わなくなります。
 初期値はtrue。MZの元の挙動はfalseです。

 trueにしている場合でも、イベントなどでスキルを強制実行したいという場合は『行動判定の無効化』のプラグインコマンドで切替可能です。

aで行動主体を参照(aIsSubject)

 バトルイベント上で常に『a』で行動主体を参照できるようにします。この値はスクリプトから参照可能です。
 ちなみに、プラグインコマンドについてはこの設定がなくとも『a』での参照は有効です。

補足(repletion)


 動画で確認できる以下の機能はトリアコンタン様のプラグインによるものです。

  • 戦闘不能の相手サイドを蘇生:ScopeExtend.js
  • 時間停止中のモーション停止:BattlerGraphicExtend.js

 このプラグインでやっているのは「ターン毎に行動回数を変更する」「相手のステートを確認して行動を変える」「時間停止をイベントコマンドで演出する」といった部分です。ご注意ください。

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posted by 砂川赳 at 07:58 | RPGツクールMZ&MV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする