CTBや
CTTB用プラグインと組み合わせて戦闘行動順序の表示を行うプラグインです。
ターン制にも対応しています。(ver1.07)
この記事だけ見ても意味不明なので、上のリンクから先に見てください。
なお、下のファイルはリンク先の記事に置いてあるものと同一です。
※このプラグインはMV、MZの両方で有効です。 NRP_VisualTurn.js ver1.11(2020/08/25)
このプラグインは必ずターン制御を行うプラグインよりも下に配置してください。
更新履歴
ver1.11(2020/08/25)
ver1.10(2020/08/23)
- ツクールMZに対応。
- MZ用の余白調整。(ver1.101)
- MZにてステータス枠が消える不具合修正。(NRP_VisualTurn.js ver1.102)
ver1.09(2020/06/09)
ver1.08(2020/04/26)
- 敵の識別子表示機能を追加。(詳細)
- <CtbHide>使用時、CTB以外でも表示が戻るように修正。
- 外部プラグインでの敵名表示を考慮。(ver1.081)
ver1.07(2020/04/23)
- ターン制に対応。それに伴い表示人数のパラメータを追加。
ver1.06(2020/04/18)
ver1.05(2020/01/18)
- 味方のターンが来るまで行動順が表示されない不具合修正。
- 行動する度にコマンドを隠れないように変更(切替可能)。(詳細)
- 右寄せ下寄せをやりやすいように調整。(01/19 ver1.051 詳細)
- 不要な重複処理を削除。(01/30 ver1.052)
ver1.04(2020/01/09)
ver1.03(2020/01/04)
ver1.02(2020/01/02)
- 画像縮小拡大率(zoom)を設定可能に。
- レイアウトのずれを全体的に修正。
ver1.01(2019/12/30)
- 名前表示の場合、単体の敵でも末尾にアルファベットが表示されるのを修正。
- 利用規約を明記。
- プラグインのパラメータを型指定した。
ver1.00(2019/12/27)
パラメータ(ウィンドウ関連)
表示人数(dispNumber)ver1.07
順序表示を行う人数です。
指定がない場合、連携元プラグインの値を使用します。
CTBの場合は『計算人数』を参照できるため、この項目は不要です。
ウィンドウの表示方向(horizon)
行動順序の表示方向を切り替えます。
0:縦、1:横
横表示

なお、graphicMode=0の名前表示の場合、横表示はできません。
文字列を縦書きするのは難しかったので……。
ウィンドウを自動で隠す(autoHidden)
1ならば行動実行時、自動的に行動順序ウィンドウを隠します。メッセージとかぶって邪魔な場合などに。
横位置調整(adjustX)
行動順序ウィンドウの位置を右方向に移動します。
『Graphics.boxWidth - this.width』を設定すると、画面幅とウィンドウ幅を参照して、自動的に右寄せができます。(ver1.051)
縦位置調整(adjustY)
行動順序ウィンドウの位置を下方向に移動します。
『Graphics.boxHeight - this._statusWindow.height - this.height』を設定すると、画面幅とウィンドウ幅を参照して、自動的にステータスウィンドウの上に下寄せできます。(ver1.051)
画面右や下側に表示したい場合はこれらで調整してみてください。
FF10だと技名表示とかぶらないよう、やや下にずらしてるみたいですね。

ウィンドウの余白(windowPadding)ver1.03
ウィンドウの余白です。標準は18。
不透明度(windowOpacity)
ウィンドウの不透明度です。0で透明、255で不透明。
ウィンドウがいらなければ透明にしてしまうのも一つの手です。そのほうが省スペースですので。
暗くするか?(windowDark)ver1.03
1:ならば枠を暗くします。

画像は不透明度=0と組み合わせたものです。
背景画像(windowBackImage)ver1.04
ウィンドウの上に背景となるピクチャーを指定できます。
例えばウィンドウ透明化と組み合わせて独自の枠を作れます。

パラメータ(画像関連)
画像表示モード(graphicMode)
行動順序に表示するシンボル画像のタイプです。指定なしなら1:顔グラ表示です。
0:名前表示、1:顔グラ表示、2:キャラグラ表示、3:SV戦闘キャラ(ver1.03)
名前表示
顔グラ表示

キャラグラ表示

SV戦闘キャラ表示(ver1.03)

横幅(width)
シンボル画像の横幅です。指定なしなら100。
※ver1.03より常に画像の横幅となるように変更しました。 行動順序表示枠の幅です。縦表示時は横幅、横表示時は縦幅になるのでご注意ください。縦幅(height) interval
シンボル画像の縦幅です。指定なしなら32。
※ver1.03よりheightに変更。常に画像の縦幅となるようにしました。 行動順序表示枠の間隔です。 画像全体を表示できない場合、中央付近を切り抜きます。
表示倍率(zoom)ver1.02
シンボル画像の拡大縮小率です。
標準を100として設定してください。
例えば、顔グラの全体を表示したい場合などに縮小したりできます。

キャラグラの向き(characterDirection)ver1.04
キャラグラ表示の場合の向きです。
キャラグラ表示以外のモードでは意味を持ちません。
背景画像(actorBackImage)ver1.04
各味方の背景となるピクチャーを指定します。
下のenemyBackImageと合わせて、敵味方で色分けなどもできます。

パラメータ(敵の画像関連)
画像表示モード(enemyGraphicMode)ver1.03
敵の画像表示モードです。
0:名前表示、1:顔グラ表示、2:キャラグラ表示、3:SV戦闘キャラ、4:ピクチャー
指定なしなら味方と同じになります。
画像ファイル(enemyFileName)
敵シンボルのファイル名を指定。
顔グラ表示ならFacesフォルダ、キャラグラ表示ならcharactersフォルダ、SV戦闘キャラ表示ならsv_actorsフォルダ、ピクチャー表示ならpiccturesフォルダから画像を取得します。
指定なしなら"Monster"。
画像のインデックス(enemyFileIndex)
enemyFileNameで指定した画像のインデックスを指定する。
顔グラ表示・キャラグラ表示以外は不要です。
0始まりであることに注意。指定なしなら6。
つまり、Monsterファイルの7番目の画像を表示しているわけですね。デフォルトの幽霊っぽいヤツです。
背景画像(enemyBackImage)ver1.04
各敵の背景となるピクチャーを指定します。
パラメータ(敵の識別子関連) ver1.08

識別子を表示(useVisualId)
trueにすると、敵シンボルの右下に識別子(A,B,C..)を表示します
また、敵選択ウィンドウの表記を併せて変更します。
識別子のサイズ(visualIdSize)
識別子のフォントサイズです。
未指定の場合は28となります。
識別子の色(visualIdColor)
識別子に用いる文字色の番号です。
番号はシステム画像に対応します。
識別子の配列(visualIdArray)
使用する識別子の配列です。
初期状態は半角英字『ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ』です。
例えば全角英字や数値に変更できます。適当に置いておくので好きなものをコピペしてください。
- ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
- 123456789
- 123456789
- 一二三四五六七八九十
- TUVWXYZ[\]
ちなみに敵の数が一巡すると、Z→Aというように最初から繰り返します。
パラメータ(その他)
コマンドを隠さない(keepCommandWindow)ver1.05
trueにしておくと、入力完了後にコマンドウィンドウを隠さないよう変更します。
CTBにおいて、行動する度に画面下のウィンドウが動くとせわしない感じになります。そのための調整です。
初期値はtrueです。
他のプラグインで画面下のウィンドウレイアウトを調整する場合、競合の原因となりやすいです。その場合はfalseにしてください。
スキル選択時の表示制御(displayForSkillSelect)ver1.11

スキル(アイテム)選択時、行動順序ウィンドウの表示方法を制御します。
『0:標準』なら、対象選択時のみヘルプを消去してウィンドウを表示します。
『1:常に表示』なら、スキル選択中もウィンドウを常に表示します。
基本的にはツクールMZ向けの項目です。
※MZではスキルウィンドウが4行表示になるため考慮しました。
アクター、敵キャラのメモ欄に以下を記述すれば、画像の個別指定が可能です。
<CtbFace:[ファイル名],[インデックス],[スイッチ番号]>
<CtbCharacter:[ファイル名],[インデックス],[スイッチ番号]>
<CtbSvActor:[ファイル名],[スイッチ番号]>
<CtbPicture:[ファイル名],[スイッチ番号]>
指定したスイッチがONの場合、プラグインパラメータの指定よりも優先して表示されます。
例によって、インデックスは0始まりなので注意です。
なお、スイッチ番号は省略可能です。省略した場合は最初から表示されます。
例
- <CtbPicture:boss>
pictures/bossファイルの画像を表示します。
ボス敵だけ表示を変更したい場合など。
たぶんこれが一番オーソドックスな使い方です。
- <CtbFace:Monster,2>
faces/Monsterの3番目の画像を表示します。
- <CtbCharacter:Monster,5,10>
characters/Monsterの6番目の画像を、スイッチ10番がONの時に表示します。
物語の進行によって、アクターの表示を何度も変えたいような場合は複数指定も可能です。
<CtbPicture:aaa>
<CtbPicture1:bbb,11>
<CtbPicture2:ccc,12>
というように連番をつけます。
上の例だとスイッチ11番がONの時に、画像bbbに表示が変更、さらに12番がONの時に画像cccに変更されます。
上下の順番は問いませんが、番号が大きいほうが優先されます。
無印→1→2...という順番であることに注意してください。間違えると機能しません。
また、同一の対象に対して別々の指定はできません。
(例:CtbFaceとCtbPictureなど)
スキル、アイテムのメモ欄に以下を指定可能です。
<CtbHide>(ver1.06)
スキル(アイテム)発動時、行動順序ウィンドウを一時的に隠します。
画面全体にかかるような演出を行いたい場合など。
関連プラグイン
順序表示とかぶらないようにメッセージの配置を調整できます。
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