ターン制で行動順序を表示【RPGツクールMVプラグイン】

2020年04月23日

 ターン制で行動順序の表示を行うためのプラグインです。
 CTB、CTTBプラグインで使用している画面表示処理を、そのままターン制でも使えるようにします。


 このプラグインを適用すると、アクターの行動入力前に順序を決定するようになります。それによって、行動順序を可視化できるようにしています。

導入方法


 以下2つのファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールMVのプラグイン管理から機能をONにしてください。

 NRP_VisualTurnBattle.js ver1.02(2020/06/18)
 NRP_VisualTurn.js

 上から順番に取り込む必要があるので注意です。
 『NRP_VisualTurn.js』はCTBやCTTBと共通です。

更新履歴


2020/06/18(ver1.02)

  • 英語対応。

2020/04/23(ver1.00 -> 1.01)

  • 公開開始!
  • 戦闘不能者は非表示とするよう修正。(ver1.01)

仕様・注意点


 アクターが速度補正技を選択した際、行動順序にもきちんと反映されます。
 ただし、キャンセルした際は新しい行動を選び直すまで表示順序はそのままです。

 敵の速度補正技については、入力時の表示に反映されません。
 全員の入力完了後、初めて速度補正が反映される仕様です。

制御系パラメータ


速度分散値(randomSpeed)

 速度の分散度合を決める数式です。
 毎ターンこの計算結果によって行動順が変動します。

 初期値は『5 + a.agi / 4』です。
 敏捷性が100のキャラの場合、分散値は『5 + 100 / 4 = 30』です。
 100〜130未満の値がランダムでキャラの速度となります。

 値を0にしてしまえば、行動順にランダム性はなくなります。

表示系パラメータ


 画面表示については、こちらをご参照ください。
 NRP_VisualTurn.jsのパラメータ

 なお、表示の最大人数は『NRP_VisualTurn.js』側で設定できます。敵味方の数が多い場合、レイアウトが崩れないよう表示数に制限をかけられます。

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posted by 砂川赳 at 19:15 | RPGツクールMV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ため技を作成【RPGツクールMVプラグイン】

2020年04月05日

 ため技を作成するためのプラグインです。

 ため技は既存プラグインの複合でもある程度は実現可能ですが、少し手順が複雑になります。
 このプラグインはため技の作成に特化し、スキルの作成に必要な手順を簡略化しました。さらにCTBプラグインとの連携でチャージタイムを実現できます。

 主な特徴。

  • CTBプラグインとの連携で技毎にチャージタイム(ため時間)を設定可能。
    ※通常のターン制でも使用できます。
  • チャージタイムを短縮する装備、ステートなども設定可能。
  • MP・TPを消費するタイミングなど詳細な設定も可能。

 以下は紹介動画です。
※画面が小さい場合は右下の全画面表示をクリックしてください。

目次


導入方法

更新履歴

使用方法

本体スキル用のパラメータ

ChargeState(ためステート)

ChargeSkill(ため演出用スキル)

ChargeName(ため演出用名称)

ChargeActionSkill(実行スキル)

ChargeCost(ため演出時に消費)

ChargeTurnException(チャージターンの経過無効)

IfNoCharge(即時発動条件)


ため演出スキル用のパラメータ

NoResult(結果表示なし)

NoStartAction(開始アクションなし)


スキル・装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)

ChargeSpeed(チャージ速度)


装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)

ChargeSkillType(速度補正用スキルタイプ)


ステート用のパラメータ

StateMotion(ステート中のモーション)

RemoveState(ステート消去)


プラグインパラメータ

chargeTurnException(チャージターンの経過無効)


導入方法


 以下のファイルをダウンロードし 、[プロジェクト]\js\plugins に放り込みます。ツクールMVのプラグイン管理から機能をONにしてください。

 NRP_ChargeSkill.js ver1.01(2020/06/19)

更新履歴


2020/06/19(ver1.01)

  • 英語対応。

2020/04/05(ver1.00)

  • 公開!

使用方法


最低限の設定

 まず、ため状態用のステートが必要です。(以下は設定例)

  • 行動制約:『〜を攻撃』のいずれか
  • 解除条件:戦闘終了後に解除
  • 自動解除:行動終了時
  • 継続ターン:1


 後はスキルのメモ欄に『ため状態用ステート』のIDを指定します。
<ChargeState:[ステートID]>

 以上で、次ターンに実行されるスキルの完成です。

 この際、ステートの内容次第で様々な設定が可能です。例えば、魔法詠唱中は防御力が下がるといった設定ができます。また『継続ターン』を伸ばすと、複数ターン勝手にスキルを実行する暴走技などが作れます。

ため開始演出

 ため開始時の演出が必要な場合は、『ため演出用スキル』を指定できます。


 演出だけなので効果は『なし』で構いません。ただし、アニメーションを表示したい場合は範囲を指定してください。

 なお、メッセージを表示する設定の場合、「効果はなかった」というメッセージが表示されてしまいます。『演出用スキル』のメモ欄に以下を記入すれば防げます。
<NoResult>

 次に『本体スキル』のメモ欄に『ため演出用スキル』を呼び出す設定を記述します。(以下例)
<ChargeSkill:99>
<ChargeName:ファイア>

  • 『ChargeSkill』により、99番の演出用スキルを実行します。
  • 『ChargeName』により、該当スキルの技名を「ファイア」に書き換えます。
    これによりためを開始する際、画面に表示する技名を自由に変更できます。

CTB用の設定

 CTB用プラグインと併用すれば、チャージタイムの設定が可能です。
<ChargeSpeed:+100>

 上記のように記述すれば、速度補正+50%となります。元の値が100%なので、通常の1.5倍速でためを実行します。

 上記の指定は『スキル』『装備』『ステート』のそれぞれに有効です。
 さらに『装備』『ステート』の場合はスキルタイプの指定も可能です。

<ChargeSkillType:1>

 初期状態では1:魔法、2:必殺技です。カンマ区切りで『1,2』というように複数指定も可能です。(指定がなければ全てが対象)
 これにより「魔法のチャージタイムを半減する装備やステート」などが実現できます。

 大まかな機能は以上ですが、当プラグインではより詳細な設定が可能です。
 メモ欄に記入できる機能を以下で解説します。

本体スキル用のパラメータ


 一部はJavaScript計算式を使えます。その際、行動主体は『a』で参照可能です。

<ChargeState:[ステートID]>(ためステート)

 スキル発動までの『ため状態』となるステートを指定します。
 これがなければ、当プラグインのため技は機能しません。

<ChargeSkill:[スキルID]>(ため演出用スキル)

 ため開始演出用スキルのIDを設定します。
 ため開始時のアニメーションを表示したり、メッセージを表示することができます。
 指定がない場合、何も表示せずため状態に入ります。

<ChargeName:[名称]>(ため演出用名称)

 『ChargeSkill』の指定がある場合、ため開始演出用スキルの表示名を設定します。
 [名称]をブランクにすれば、技名を表示しないことも可能です。

 オススメは以下のような書き方です。
<ChargeName:item.name>

 『item.name』には本体スキルの名称が入っています。つまり、ため開始演出用スキルに本体スキル名を引き継げます。

<ChargeActionSkill:[スキルID]>(実行スキル)

 ため終了後に発動するスキルのIDを指定します。

 通常はそのまま本体スキルを使用するので不要です。
 JavaScriptの式と組み合わせれば、ランダムで発動するスキルなども作れます。

<ChargeCost>(ため演出時に消費)

 MP・TPをため開始時に消費するよう変更します。
 ※初期状態だとMP・TPは本体スキル実行時に消費されます。

<ChargeTurnException:[true/false]>(チャージターンの経過無効)

 『true』を指定すると、ため開始時にステートなどのターン経過を無視します。具体的には『ステート&能力変化のターン経過』『毒のダメージ効果』を行いません。

 この設定はプラグインパラメータで初期値を指定可能です。

<IfNoCharge:[条件]>(即時発動条件)

 指定した式を満たす場合、ためを省略してスキルを即時発動します。

ため演出スキル用のパラメータ


<NoResult>(結果表示なし)

 スキル使用時の結果表示を行いません。
 メッセージを表示する設定の際、「効果がなかった」のメッセージを表示したくない場合など。

<NoStartAction>(開始アクションなし)

 スキル使用時の一歩前進や技名表示を行いません。
 アニメーションだけ表示したい場合など。

スキル・装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)


<ChargeSpeed:[数値]>(チャージ速度)

 元の値を100%(=1ターン)として、ため速度を変更します。
 『+-*/』いずれの符号も使用できます。例えば『*2』ならば2倍速です。
 符号を省略すると+として扱います。

 『スキル』『装備』『ステート』のそれぞれに設定可能です。
 なお、CTBでは値が2000を超えると即時発動となる仕様です。

 また、計算順序はスキル→装備→ステートの順番になっています。
 例えばスキルに『+100』、装備に『*2』を指定した場合、『(100 + 100) * 2 = 400』。つまり、4倍速でためを行います。

 その他にもJavaScript計算式と組み合わせれば、「魔力が上がるほど詠唱が速くなる」などの設定も可能です。

装備・ステート用のパラメータ(CTB向け)


<ChargeSkillType:[数値]>(速度補正用スキルタイプ)

 特定のスキルタイプのみ『ChargeSpeed』による速度補正をかけます。
 初期状態では1:魔法、2:必殺技です。カンマ区切りで『1,2』というように複数指定も可能です。(指定がなければ全てが対象)
 これにより「魔法のチャージタイムを半減する装備やステート」などが実現できます。

ステート用のパラメータ


<StateMotion:[モーション名]>(ステート中のモーション)

 ステート中の待機モーションを設定します。

■モーション一覧(※アルファベットで指定してください)
  • attack(攻撃)
  • walk(前進)
  • wait(通常待機)
  • chant(詠唱待機)
  • guard(防御)
  • damage(ダメージ)
  • evade(回避)
  • thrust(突き)
  • swing(振り)
  • missile(飛び道具)
  • skill(汎用スキル)
  • spell(魔法)
  • item(アイテム)
  • escape(逃げる)
  • victory(勝利)
  • dying(瀕死)
  • abnormal(状態異常)
  • sleep(睡眠)
  • dead(戦闘不能)

 具体的にどのようなモーションかを知りたければ、ツクールMVヘルプにある『サイドビューキャラ規格』を参照するとよいかもしれません。

<RemoveState:[ステートID]>(ステート消去)

 ステートにかかった際、指定したIDの別ステートを解除します。
 例えば、「沈黙にかかった際に魔法スキルのため状態を解除する」といった用途を想定しています。

プラグインパラメータ


chargeTurnException(チャージターンの経過無効)

 『true』を指定すると、初期状態でため開始時にステートなどのターン経過を無視するようになります。
 上記の『ChargeTurnException』の初期設定に相当します。

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posted by 砂川赳 at 21:00 | RPGツクールMV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする